観て損はない動画

ジャンル:グルメ / テーマ:コーヒー / カテゴリ:珈琲の記:2016 [2016年07月13日 01時00分]
「「もしコーヒーのコマーシャルが正直な内容を伝えてしまったら?」を描く少し過激なCM風ムービー」という記事(『GIGAZINE』 2016年7月8日)で、‘If Coffee Commercials Were Honest’(If The Coffee Industry Told The Truth)というWeb videoを知った。
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このウェブ動画は、(1958年から2007年まで半世紀近く発刊されていたアメリカ合衆国のユーモア雑誌“Cracked”の流れを汲んで)2005年より始まったユーモアWebサイト“Cracked.com”が2016年7月4日に公開したものである。このコーヒー動画は、“Cracked”の‘Weird World’(奇妙な世界)の一つであり、その‘If’(もし)シリーズの一作品でもある。「もしもシリーズ」(TV番組『ドリフ大爆笑』の「もしものコーナー」)の現代版ともUSA版ともWeb版ともいえるであろうか? コーヒー=カフェイン飲料という前提が過剰に強調されているUSAらしい典型な描写は、Matthew Inman(マシュー・インマン)によるウェブ漫画‘15 Things Worth Knowing About Coffee.’などからも通ずるもので、それはそれで面白い。
 
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‘If Coffee Commercials Were Honest’の特徴は、コーヒーに付加される‘Organic’(オーガニック)や‘Cooperative’(協同)や‘Sustainable’(持続的)や‘Ethical’(倫理的)や‘Fairtrade’(フェアトレード)などを、《「私たちの幸せな瞬間が、誰かの不幸によって成り立っているわけではない」と、もっともらしく否定することができる》(前掲 『GIGAZINE』)言葉であると嘲っているところだ。場面の設定と描写には幾分と疑問も残りはするが、私はこの動画が伝えている《正直な内容》に拍手喝采を送る。コーヒーの業界人や愛好家の中で、この動画が示す揶揄と嘲笑に対して《もっともらしく否定》しつつ面白味も余裕もない反応をする者がいるのであれば、その者のコーヒーは必ず不味い…その時は(「もしもシリーズ」の定番として)「だめだこりゃ」と言ってやろう。この判別に使えるだけでも、好ましいコーヒー動画として観て損はない。『おいしいコーヒーの真実』や『A Film About Coffee ア・フィルム・アバウト・コーヒー』などの駄作は観ると害も多いコーヒー映画であるが、この‘If Coffee Commercials Were Honest’は好ましいコーヒー動画として観て損はない。
 
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鳥目散 帰山人
(とりめちる きさんじん)

無類の珈琲狂にて
名もカフェインより号す。
沈黙を破り
漫々と世を語らん。
ご笑読あれ。

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