再発見の覚醒 前篇

ジャンル:グルメ / テーマ:コーヒー / カテゴリ:珈琲の記:2016 [2016年03月07日 01時00分]
コーヒーの世界を再び発見する者は、‘フラヌール’(flaneur:風来人)なのか? 啓蟄の暖かな日に、日本コーヒー文化学会(JCS)の焙煎抽出委員会による分科会催事、その集会に参加するべく東京へ。虫も目覚めて這い出る節気に、私もコーヒー世界の‘再発見’(rediscovery)に目覚めて這い出よう、つまり「再発見の覚醒」…
 
【集会当日の覚醒】 2016年3月5日
 
「café Bach」(カフェ・バッハ)
  再発見の覚醒 (1)
隣の宿「ほていや」に荷を預けて、「カフェ・バッハ」へ。おまかせのコーヒーと菓子は、メキシコ・オーロラ・SHGとアナナス。おぉ、アナナスのアーモンドがメキシコの軽やかなコクをリッチにする…わははは、コレは美味い! ママ(田口文子氏)からそのメキシコの焼き豆を土産にいただいて、「じゃ行ってきま~す」。トレセンで中川文彦氏と談話しながらコーヒーと中国茶との土産交換して、「じゃ行ってきま~す」。
 
「越後そば 北千住店」
 再発見の覚醒 (2) 再発見の覚醒 (3)
北千住マルイのフードコートにある「越後そば」で塩胡麻そばと舞茸天の昼食。麺に胡麻を練り込んだ札幌界隈のごまそばじゃあるまいし、立ち食い系でラーメンスープみたいな塩胡麻そばもないもんだがフノリを練りこんだ麺には合ってマズマズ。北千住の商店街を散策後、バスに乗り日光街道(国道4号線)で荒川を渡って会場へ。
 
「日本コーヒー文化学会 焙煎・抽出委員会」(富士珈機 東京支店 セミナールーム)
 再発見の覚醒 (4) 再発見の覚醒 (5)
今般の分科会テーマは「焙煎とコーヒーの香り」。まずは、山崎将司氏(小川香料)の講義、香りの科学一般からコーヒーの香気成分の話まで、程よくまとまっていてお見事。コーヒーの香りを構成する成分のうち8種類ほどをムエット(におい紙)で嗅ぐ体験も。分科会メンバーに‘香りのプロ’である山崎さんがいることは心強い限りだ。私の半ばフザケタ質疑にも真剣に応える山崎さんも心強い限りだ。
 再発見の覚醒 (6) 再発見の覚醒 (7)
続いて、ディスカバリー焙煎機を使った実技。豆はエチオピア・イルガチェフェの乾式(ナチュラル)と湿式(ウオッシュト)を使用。参加した皆が各自の工程で好き勝手に焙煎して片っ端から抽出して試飲しあう分科会は、2015年2月15日同年11月14日に続き3回目。またも大坊勝次氏と組んだが、今回の私は焼かないで大坊さんの焙煎記録係に専念する。さぁ3度目のディスカバリー焙煎に挑む大坊さん、1回目は焼き進みを攻めたカタチ(だって私が「ダンパー動かしていませんよ」って言ったら最閉から最開にするもんなぁ…)、2回目は焼き進みを抑えたカタチ(二ハゼが10分以上続いて計30分超だもんなぁ…)。豆と焙煎機を揃えても焙煎過程と焙煎度が異なれば二十人二十色、二十液二十香だな、当然でも有意義な再発見。山内秀文委員長の中座を受けて、何故か私が締めの進行をして終了。(福島達男社長はじめ富士珈機の皆様の厚意を謝す)
 再発見の覚醒 (8)
 
「Gentle Belief」(ジェントル・ビリーフ)
 再発見の覚醒 (9)
皆で地下鉄車内でも談議しつつ移動して「ジェントル・ビリーフ」で懇親会。長屋幸代氏と店外で喫煙談話したり、出戻った山内秀文氏の音頭で「コーヒーに」乾杯をやり直したり、立食形式で飲み食いしながら気ままにコーヒー談議を延々。浅野嘉之店長へ「コーヒー飲みたい」と皆で強請って、ビールとワインで酔ったままケニアを味わう。散会後、宿「ほていや」へ。(浅野嘉之氏をはじめジェントル・ビリーフの皆様の厚意を謝す)
 
CBB(コーヒーベリーボーラー)はエチルとメチルの混合アルコールの香りに誘われて退治されるが、コーヒー愛好者はコーヒーの香りに誘われて催事に集まる。啓蟄らしく目覚めて這い出てコーヒーの香りを‘再発見’したが、その覚醒はまだ終わらない…
 
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鳥目散 帰山人
(とりめちる きさんじん)

無類の珈琲狂にて
名もカフェインより号す。
沈黙を破り
漫々と世を語らん。
ご笑読あれ。

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