春画を観てきまんこ!

ジャンル:学問・文化・芸術 / テーマ:art・芸術・美術 / カテゴリ:観の記:美面 [2015年12月17日 23時30分]
「春画」は、エロティックアートでありポルノグラフィであり猥褻(わいせつ)物である。エロでポルノでワイセツだから「春画」なのであり、それは規制や取締りとは何ら関係のない実相である。
 
 「春画、今が旬!? 国内初の本格展 2ヵ月で14万人来場」
 《こんなに人気の春画展だが、その開催は難航を極めた。もともと二〇一三
  ~一四年にロンドンの大英博物館で開かれた春画展の日本巡回展として
  企画されたが、露骨な性表現から受け入れに尻込みする美術館が続出、
  二十館以上に断られた。最後は永青文庫理事長の細川護熙元首相が
  「義侠心で引き受けた」。 (略)…今回の春画展の実現後も、警視庁が春
  画とヌード写真を一緒に掲載した四つの週刊誌を口頭指導したり、週刊
  文春を発行する文芸春秋が春画を掲載した同誌の編集長を「編集上の
  配慮を欠いた」として3ヵ月間の休養処分とするなど、曲折がある。(森本
  智之)》 (「東京新聞」 2015年11月29日)
 春画を観てきまんこ (1) 春画を観てきまんこ (2)
違うね。「Shunga :sex and pleasure in Japanese art」(春画 日本美術における性とたのしみ)という特別展が大英博物館で催されるまでにも難航や曲折はあったし、その会期である約3ヵ月間の来場者数8万7893人は他の美術展に比して大きな数字ではない。だから、《国内初の本格展》に付された「世界が、先に驚いた。」という惹句はどうでもよいし、バカな警視庁やアホな文藝春秋もどうでもよい。どいつもこいつも、おたんちんこ! だが、『週刊金曜日』1063号(2015年11月13日)で、ろくでなし子が「春画展にイッてきまんこ!!」と言っているので、東京で漂い歩いていた私も…春画展にイってきまんこ!!
 
 春画を観てきまんこ (3)
「春画展」 (永青文庫)
 春画を観てきまんこ (4) 春画を観てきまんこ (5) 春画を観てきまんこ (6)
2015年12月11日、雨の中を目白台の春画展へヤッてきちんこ! 展示会場である永青文庫の本館は、チューダー様を模した洋風の外観だが、内部は和洋折衷だ(1936年築)。4階でエロ味薄いあぶな絵から変態モロ出しの肉筆画、3階で技巧を凝らした性器の版画、2階で豆判のエロ本から細川家伝来のエロ画…と体は下ってらくちんこ、気は上っていきまんこ。会期の終盤に悪天候だからなのか酷い混雑はなかったので、チン列されたちんことマン載されたまんこを楽しめた。
 春画を観てきまんこ (7) 春画を観てきまんこ (8) 春画を観てきまんこ (9)
別館がグッズショップ、つまらん。もっと気の利いた、例えば春画展特製のディルドやアナルビーズでもあれば良かったのになぁ。雨止んで陽が射す庭を漂い歩きながら、猥雑なエロ気分を冷ました。
 
 春画を観てきまんこ (10)
「銀座「春画」展」 (永井画廊)
 春画を観てきまんこ (11) 春画を観てきまんこ (12) 春画を観てきまんこ (13)
2015年12月13日、雨の中をもう一つの春画展へヤッてきちんこ! 展示会場である永井画廊に一番客で入室。4階の「春画を見る、艶本を読む」で春画の流通や検閲に及ぶ考究、5階の「『萬福和合神』の世界」でエロい牡丹と薔薇みたいな物語、8階で物販…と体は上っていきまんこ、気は下ってなえちんこ。会期の終盤に悪天候だからなのか酷い混雑はなかったし、監修した石上阿希の解説は押し付けがましいところもあるが、チン列されたちんことマン載されたまんこを楽しめた。
 
 《コーヒーを存分に嗜んだら、お次は春画、なんていかがですか?》(p.169)、
 《春画は江戸時代をより人間的に理解できる、価値のある美術品》(p.171)、
 《和合を豊かに描いた春画群から、性を健やかに笑う日本の精神文化の
  軌跡を、愉快にたどってみよう》(p.173)
  (『Discover Japan』2015年11月号 Vol.49/枻〈えい〉出版社)
 春画を観てきまんこ (14)
うるせえ。美術品とか精神文化とか、高尚ぶって講釈をたれられても面白くも何ともないわい。エロでポルノでワイセツだから「春画」なのであり、それ以上でもそれ以下でもない。エロでもなくてポルノでもなくてワイセツでもない「春画」があるとするならば、そんなモノは見たくもない。「イッてきまんこ!」と叫んでチン列されたちんこへ出かけて、「ヤッてきちんこ!」と叫んでマン載されたまんこを観る、卑猥に浸って勃ったり濡れたりするべし…春画を観てきまんこ!
 
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コメント

No title
しらちゃん URL [2015年12月19日 01時05分] [編集]

週刊金曜日なんて読んでるの? 実は私は創刊号依頼の読者です(苦笑) ろくでなし子がわいせつだとか、春画がわいせつだとか言っているやつは、Googleの画像検索で「まんこ」って入力したらどうなるか知らんのだろうな。。。

to:しらちゃん
帰山人 URL [2015年12月19日 03時42分]

いや、私は週刊金曜日を定期購読しちゃいないヨ。たまに読む程度。「カフェ・バッハ」には毎号置いてある(だからアノ店はスバラシイ)。で、11月にバッハへ行った時に読んだのサ。
ろくでなし子も春画もワイセツだよな。「ワイセツなものはワイセツだ。ワイセツか否かを官憲ごときに判断され規制され取り締まられる謂れは微塵もない。ワイセツなものを権力や世間体から逃れる態でワイセツじゃないと誤魔化すな」というのが私の存意。
春画展を観ている時も「いやらしさはないわよねぇ」を連発しているオバちゃんがいたけれど、私はアノ手の輩は嫌いだナ。そもそもが、春画展で「18禁」という入場規制も、《性描写と笑いが同居したユーモアで芸術性の高い浮世絵》という解説も、私にとっては春画よりも卑俗な害悪でしかない。ヤッてられねえよ。

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鳥目散 帰山人
(とりめちる きさんじん)

無類の珈琲狂にて
名もカフェインより号す。
沈黙を破り
漫々と世を語らん。
ご笑読あれ。

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