JCS漂歩記 前篇

ジャンル:グルメ / テーマ:コーヒー / カテゴリ:珈琲の記:2015 [2015年12月14日 01時00分]
1964年12月11日、通称チェ・ゲバラ(Ernesto Rafael Guevara de la Serna)は、国際連合総会での演説を‘Patria o Muerte!’(祖国か死か)と叫んで締めた。その51年後の2015年12月11日、鳥目散帰山人は、東京を漂い歩く…‘Café o Muerte!’(コーヒーか死か)と叫びながら。
 
【JCS年次集会前日】 2015年12月11日
 
 JCS漂歩記 (1)
夜行バスで東京へ。甚雨の中、湯を沸かし、豆を挽き、ネル布で淹れる。人気の無いビルの裏手で、独りコーヒーを喫する。
 
 JCS漂歩記 (2) JCS漂歩記 (3) JCS漂歩記 (4)
「Cafe HAITI」(カフェ・ハイチ 新宿センタービル店)
西新宿からバスに乗って美術館へ行く前に、冬の雨で冷えた体を温めたい…そうだ!「カフェ・ハイチ」へ行こう。センタービル店で、《ハイチ大使館の協力等によりセンマーク地方の農園と直接買付の形で輸入して》いるカラコリコーヒー(?)に、ザラメをザラザラ、ラムを振り入れまくる。舌にザラつく酒入りハイチコーヒーが、相変わらず美味しくなくて美味しい。
 
 JCS漂歩記 (5) JCS漂歩記 (6) JCS漂歩記 (7)
目白台の永青文庫で特別展を観て、雨上がって青空の下、胸突坂を下る。水神社の大銀杏の葉が吹き荒れる風で舞い散り、目の前が真っ黄色。神田川沿いの冠木門から椿山荘の敷地へ入って丘を上がる。初訪の「そば処 無茶庵」で昼食を…ん?さっきの突風で61年前に移築した建物の客席が埃だらけで使えない、下の「木春堂」(石焼料理)に急遽席を用意する、と。十割で仕立てた「天せいろそば」は、ソバの香りが立っているし麺の弾力がプリプリと素晴らしい。次回は肉を焼いた煙臭に巻かずに食べたいナ(笑)。何?サービス料を無しにして、ホテルのどら焼きをお詫びの品に、と…冬の嵐の置き土産だナ(笑)。江戸川公園を抜けて関口台地を散策。
 
 JCS漂歩記 (8)
「Tram」(トラム)
4度目の訪店。「濃いのでおまかせ」に、イエメン(イスマイル)が出てきた。燻り臭がさらに減った。ブレンドがデミタスで出てきた。調和した苦甘さがさらに増えた。「大坊珈琲店」とは異なる香味の力強さに意図を感じて、古屋達也氏とコーヒー談議。もう、いや、そろそろ、大坊を継ぎながら大坊から離れる予感…それで好い。
 
 JCS漂歩記 (9)
恵比寿から外苑前へ渋谷で電車を乗り換える途、(「そば処 二葉」から改名してからは)初訪の「本家 しぶそば」で腹ふさぎを。「冷やしかき揚げそば」を注文して席に着くと同時に品が出てきた…早い!良い味と良い捌きの良い駅蕎麦の店。
 
 JCS漂歩記 (10)
「Gentle Belief」(ジェントル・ビリーフ)
ん?旭屋出版「カフェ&レストラン」の取材を受けている!来歴を語っている浅野嘉之氏が私をチラチラ見ながら「話しにくいなぁ」(笑)。私に会いたいと偶然にも訪店していたH氏と歓談しながら待つ。浅野さんが淹れたイタリアンブレンドを飲んで、私が(前回に続いて)松屋式で淹れたホンジュラスを飲んで、延々とコーヒー談議。
 
山谷の定宿「ほていや」にチェックイン。部屋でビールを飲みながらスタミナ豚焼肉丼を夜食に摂る。今日の東京は、ひと月分の雨が半日で降り、その後に摂氏24度まで気温が上がった…それでも、雨が降ろうが風が吹こうが私は漂い歩く。明日もコーヒーを求めて漂い歩こう…‘Café o Muerte!’(コーヒーか死か)。
 
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Author:kisanjin
鳥目散 帰山人
(とりめちる きさんじん)

無類の珈琲狂にて
名もカフェインより号す。
沈黙を破り
漫々と世を語らん。
ご笑読あれ。

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