みわにわを走る

ジャンル:スポーツ / テーマ:ジョギング・ランニング / カテゴリ:走の記:日常編 [2015年09月23日 23時30分]
「みわにわ」とは何か?…2015年9月20日に美濃加茂市三和町(みわちょう)で催されているアートプロジェクトを覘いた。その2日後の2015年9月22日、再び催事を覘く前に、さらに「みわにわ」の深部、御殿山(ごてんざん)へと続く奥山自然遊歩道を訪ねてみよう。奥山自然遊歩道については、‘すばらしい風景’とも‘廃道も同然’とも噂があって、さて…
 
 みわにわを走る (1) みわにわを走る (2) みわにわを走る (3)
車で川浦川沿いに岐阜県道97号を上り、遊歩道の入口に向かう脇道へ曲がる…ん?遊歩道の看板が草の中に埋もれている。こりゃ先行きが思いやられる?(笑)駐車して、スタート!治田洞駐車場の遊歩道入口からゆっくりと走り始める。森の空気は爽やかだし、小さな滝の流れは美しいが、丸太の橋はヌルヌルなのでヘッピリ腰で進む。
 
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行く手を無数の蜘蛛の巣が阻むので小枝を両手に持って前方回し、行く足を無数の繁った草が絡みつくので膝下で藪漕ぎ状態、それでも木漏れ陽がさす山道は美しい…噂は両方ともアタリだな、と笑い歩く。約20分経過で分岐点、御殿山へ向かう。《御殿山の頂上からお姫様が夏の熱い夜、扇を片手に涼しい風を求めて下りて来られたところだといわれている》‘すずみだん’の手前で、遠望しながら小休憩。再始動して、約40分経過で山頂の休憩小屋に到着。《遠い昔加賀の白山からお姫様が白雲にのり二匹の大蛇をお供に飛来され、このやかたを造り住んでおられたところと伝えられています》って、このボロ小屋が《このやかた》じゃないだろうな?(笑)小屋のすぐ上、山頂(標高559m)に祀られた白山神社の祠は小さいが存在感はあるナ。
 
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山頂の奥にある展望岩、繁った木に遮られて三和町の全貌が見渡せないのは残念だが、2方向に開けた景色はイイ!小休憩して、さて下山。上りは歩き通しだったので、下りは(蜘蛛の巣も自分ではらったし)トレランだ!
 
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一旦、三和町の廿屋(つづや)側にある白山神社の参道を舗装路の林道まで下る、約1時間経過。鳥居の隣の看板に《人恋ふる 神代の物語(はなし) 御殿山》…パッとしない句だな。では戻ろう。ん?《この付近は昔、すばらしい松並木がつづき、山法師達がこの地に護摩壇を作り護摩をたき修行をしたところといわれ…》という十一面の看板が元から折れて転がっている。護摩壇じゃなくてゴミ箱状態じゃん!
 
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戻る途中に、《ここにはたくさんの猿の群が付近の岩場を中心にたむろして御殿山のお姫様をお護りしていたところといわれています》という猿の岩や、《平木山に源を発する谷近くの絶壁の岩山に穴八幡といわれる深さ約4mくらいの大きな岩穴に祠が祀ってあります》という穴八幡を見る。森の道を「ヒャッホー」と声をあげて走り下ると…ん?「ヒャーイ」と応える声がする。「ホホーイ」と声をかけると「ヒャヒャー」と応える…ガサガサ…猿だ!巨体の猿が行く手に出てきて、数十秒ほど一緒に走る。私は‘お姫様’じゃないんだけどなぁ(笑)。約1時間30分経過で、治田洞駐車場に着いてフィニッシュ!道脇の湧き水に頭を突っ込む、あ~気持ちイイ。
 
「みわにわ」とは何か?…地元の三和まちづくり協議会によれば、《美濃加茂市の奥庭(おくにわ)/こどもたちの校庭(まなにわ)/みんなで1つの家庭(いえにわ)》の3つの庭で「みわにわ」と。ここに勝手な虚言を加えよう。三和町の元は美濃加茂市に合併する前の加茂郡三和村、と言いたいところだが、事実は少し違う。明治の大合併に遅れて1897(明治30)年に、廿屋・川浦・鹿塩(かしお)の3つの村(と上川辺村の一部)が合併して、3村一体だから三和村と名付けられた。その後、昭和の大合併の1954(昭和29)年に、旧の鹿塩村の地区は川辺町へ編入され、旧の廿屋村と川浦村の地区は他の2町5村と合併して美濃加茂市となった。つまり、現在の三和町は旧の三和村から鹿塩地区を失った2村一体の‘二和’なのである。三和(みわ)だけど二和(にわ)なので「みわにわ」という…。今般、川浦と廿屋を跨いで奥山自然遊歩道と御殿山を走り歩いて、地勢を体感しながら思いついた事実に基づく虚言だ。それにしても、奥山自然遊歩道と御殿山は、一番客が蜘蛛の巣でワタアメ状態を作ることになるのは仕方がないとして、判読できない看板や朽ち果てた標識で‘廃道も同然’だったのは惜しい。走り歩くにスバラシイ、好い山の道なのだから。また、「みわにわ」を走りに来よう…そう想いながら、アートプロジェクトへ向かった。
 
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コメント

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ちんきー URL [2015年09月26日 12時21分]

なかなか面白そうなトレイルですね。
膝の調子が良くなったら行ってみようかな。

to:ちんきーさん
帰山人 URL [2015年09月26日 17時38分]

この遊歩道はオススメです。三和町域内に拘らなければ、このトレイルに繋がる山道・森道がさらにいくつかあるので、少しずつ遊びながら挑んでいきたいと思っています。

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鳥目散 帰山人
(とりめちる きさんじん)

無類の珈琲狂にて
名もカフェインより号す。
沈黙を破り
漫々と世を語らん。
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