蕎麦に居るね 21

ジャンル:グルメ / テーマ:うどん・そば / カテゴリ:食の記 [2015年07月23日 23時30分]
長野県木曽方面のトレラン大会へ出向いて、その前後に蕎麦を食すること、今夏は四演。
 
2015年7月18日
 
「時香忘」で蕎麦を食す。
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「極粗挽き寒ざらし熟成 もり蕎麦」(おお盛り)(1620円)
真夏にばかり訪店すること、今般で7年連続。フム《本日の粗挽き蕎麦の熟成度は3》か、雨に濡れる回廊を歩いて店内へ。数分後にカウンター席へ案内されて、もり蕎麦を注文、もはや定点観測だな(笑)。山葵をすりおろして蕎麦を待つ…山葵の香りが弱いな、残念。《ふるいは9メッシュと20メッシュ以外は使いません。国内でも一番粗いと言われるほどの蕎麦粉に仕上げます》という噛み応えのある麵は相変わらずだが、今般は、熟成によるものか表面のヌメリ感が強く、渋みや酸味が減って一段と甘い。異端孤高の衝撃が薄れて、躊躇なく蕎麦を頬張って食べられる、ウマイウマイ。それは、毎年に食べ慣れたからばかりではあるまい。「時香忘」自体が、調和の円熟を増してきているのかもしれない…ソバの味は濃いまま臭みが減じている糊状の蕎麦湯を飲みながら想う。フ~ッ、ウマイ!
 
2015年7月19日
 
「さくら」で蕎麦を食す。
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「たぬきおろしそば」(大盛)(1100円)
真夏にばかり訪店すること、今般で3年連続。迷ったあげくに、たぬきおろし蕎麦を選んでしまうことも、今般で3年連続、ココでも定点観測だな(笑)。お、来た来た…ん? 何故だろう、ココでも山葵の香りが弱いが、大根おろしの辛味は前回よりも強いので、混ぜ食べれば結果として‘調和のぶっかけ’健在。食べている間にも客は増えていくものの、大会をリタイアして早々に蕎麦を昼飯にしている走者は「そば処 さくら」で私一人のよう。フム、蕎麦湯割りの焼酎を蕎麦前にしてからでもヨカッタかなぁ、などと思いながら完食。
 
2015年7月20日
 
「おぎのや」で蕎麦を食す。
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「トマトそば」(1000円)
「こだまの森」と「奥木曽湖」で遊んだ後、藪原宿の本陣跡の至近にある「おぎのや」初訪。ちょうど暖簾を出したところ、先待ちの3人客と一緒に店内へ。《生家の築130年以上の古民家をできるだけ手をいれずに、店舗とし、趣のある店内としてあります》…まぁ、確かに。《季節限定夏季のみ》のトマトそばを注文。お、来た来た…ん? トマトが味濃く美味いが強すぎないか? いや、麵と揚げ玉と大葉と汁を混ぜてズルズルと啜り食べると…正解! 最少の素材で複雑な味わいを狙った仕立てだろう。細目に打たれた麵の喉ごしが好い、さすが翁達磨グループの店、といったところか? 《神の手を持つ蕎麦打ち名人高橋邦弘氏(高橋親父様)に教えをいただきました》と謳う店主の神村治男氏のウデを《神の手》と呼ぶべきかどうかは判じないが…。そういう、どっちの誰に向いて敬意を払っているのかわからない商売のグループは好きではないが、まぁ、蕎麦自体がウマけりゃ良しとしよう。
 
「巴」(「道の駅 日義木曽駒高原 ささりんどう館」)で蕎麦を食す。
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「権兵衛大力そば」(1000円)
「おぎのや」から約10km南下し、続いて「道の駅 日義木曽駒高原 ささりんどう館」内の「お食事処 巴」で昼食の第2弾。《権兵衛街道の開祖、古畑権兵衛は、力自慢で天下に知られ、(略)そのエネルギーの源は、日義近郊で収穫されたそばで、権兵衛はそばの大食いが大変自慢であったと伝えられております》と謳っているので、権兵衛大力そばの券売機ボタンを押す。お、呼んだ呼んだ…ん? この五平餅たれが乗った焼き餅付きセットだから‘大力’なのか?つまり、力持ちだから力餅で「力うどん」と呼ぶのと同じ類? ならば《地元で収穫された玄そばを石臼で挽いた地粉を使用》という蕎麦としての価値は、どこへ行っちゃうの?…麵も汁もフツーにズルズルと食べられる、食事水準の蕎麦。
 
 蕎麦に居るね21 (11)
開田高原アイスクリームの蕎麦味のアイスに入った蕎麦の実をカリカリと味わいながら想う…トレラン大会と登山は果たしきれなくても、蕎麦を走り巡って食べた満足は大きい。
 
コメント (2) /  トラックバック (0)

コメント

No title
ちんきー URL [2015年07月25日 10時08分]

時香忘の変化気になるぅ~
来年は「こそ」いけるといいな~って思ってます(笑)
※「おぎのや」の「トマトそば」はベビメタのYUIMETAL(水野由結ちゃん)に食べてもらいたいと・・・

to:ちんきーさん
帰山人 URL [2015年07月25日 17時07分]

まず聴く、まず観る、まず走る…まず食すことも同様、すべてはそこから。

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Author:kisanjin
鳥目散 帰山人
(とりめちる きさんじん)

無類の珈琲狂にて
名もカフェインより号す。
沈黙を破り
漫々と世を語らん。
ご笑読あれ。

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