煙草の宴

ジャンル:ライフ / テーマ:ひとりごと / カテゴリ:あ・論廻 [2015年07月11日 05時30分]
刊行されたばかりの『タバコはなぜやめられないか』(宮里勝政:著/岩波新書 1993年)を読みながら喫していた煙草は、「ピース」が主だった。その後に、「アメスピ」(ナチュラル アメリカン スピリット)が日本でも販売され始めて、2000年以降には私が喫する煙草も全て「アメスピ」へと変わった。そろそろ私の「アメスピ」歴も「ピース」歴を(期間も累積本数も)上回りそうだ。「コーヒーはフルーツだ」などというコーヒーの業界関係者も増えたが、《タバコは、農業だ。》と言っている「アメスピ」が私は好きだ。…その催事を覘きに行こう!
 煙草の宴 (1)
 
アメスピ会員限定の催事へ向かう前に、大須の「CAFÉ LE PIN」(松屋コーヒー本店)でペルー・ティアラの甘い香りを楽しみながら読書と喫煙…ん? 会長(松下和義氏)だ、コンチハ。会長が淹れたコロンビアとドミニカをいただきながらコーヒー話やら世間話やら。その後、栄の平面駐車場内に期間限定で設置された「アメスピ ファーム」名古屋会場へ。
 
 《このたび大地の恵みをより体現したオーガニック(有機栽培)タバコ葉を使った
  新商品「ターコイズ」と「ゴールド」の発売に合わせて、大地の恵みを実感しな
  がら至福の一服を楽しんでいただけ るような喫煙スペースを設置することに
  なりました。高さ約4.5メートル、幅7メートルもある巨大なドーム内では、リラッ
  クスしながら「ナチュラル アメリカン スピリット」を試喫いただけるのはもちろん
  のこと、周囲を取り囲むように設置された巨大スクリーンにタバコ畑の特製ムー
  ビーが映しだされ、まるで実際にタバコ畑の中にいるかのような特別な喫煙体
  験ができます。》
  (サンタフェ ナチュラルタバコ ジャパン:プレスリリース 2015年6月11日)
 
 煙草の宴 (2) 煙草の宴 (3) 煙草の宴 (4)
名古屋会場では1日だけ(2015年7月10日)開催の「アメスピ ファーム貸切ツアー」に入場して、試供された新商品「ゴールド」を初めて味わう…予想通りに味は「ライト」よりも少しだけ辛いが、喉の当たりは旧「オーガニック」よりもかなり柔らかい、旨いゾ。ドームスクリーンで映像を観て、おネエさんのキャンペーントークを聞いてから、350m南へ歩いて第2会場(ABBOT KiNNEY 2階)へ。観回る前に主催スタッフへ問う…「ゴールドが出てライトを打ち切る予定はあるの? え? ない」…よかった、今は併存してほしいからナ。フレーム抱えて記念写真を撮ってもらい、タバコーケースのワークショップに参加し、店内に散在するサンダーバードを探して灰皿を得て、ビールと軽食と煙草を同時に楽しむ。試供コーナーで「ペリック」をもらって「たまに味わいたくなるんだよネ」、「ターコイズ」も試喫、スタッフや他の来場者とも「アメスピ」話で歓談して、「煙草の宴」だナ…ごちそうさま。
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既製の紙巻き煙草は、「アメスピ」に限る!…そんな驕傲なる気位を持った珍奇な人の集まりは、楽しくも面白い。但し、有機農業やオーガニック栽培を‘付加価値’にまで膨らませる向きの喧伝については、私は距離をおきたい。タバコ葉の品質や無添加・無着香による味わいと、有機農業を追う理念とを混ぜて考えるわけにはいかない。「アメスピ」が‘旨い’から喫している、私にはただそれだけだ。他方で、風潮に流されただけの‘嫌煙’を主張する愚鈍な者には、「アメスピ」仲間と共に《タバコは、農業だ。》という当然の見識を叩きつけて滅ぼそう。もっとも、「アメスピ」という煙草は、コーヒーの世界で喩えるならば、原材料を吟味して無添加・無着香で仕上げた「缶コーヒー」や「インスタントコーヒー」の類であって、葉巻やパイプ煙草の格には届かない。そうした気恥ずかしさを感じながら、それでも「アメスピ」に火を着けて‘煙の嗜好’を味わおう…そこでは、‘文化’が燃えている。
 
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鳥目散 帰山人
(とりめちる きさんじん)

無類の珈琲狂にて
名もカフェインより号す。
沈黙を破り
漫々と世を語らん。
ご笑読あれ。

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