サブフォーへの道程~(8)歩かないマラソン

ジャンル:スポーツ / テーマ:マラソン / カテゴリ:走の記:サブフォーへの道程 [2009年01月08日 00時00分]
「海外マラソンは初心者に好適」という常套句とは裏腹に、
私の海外初レースは初リタイアという惨めなもので終わった。
しかも、「マラソンは走るもので歩いてはならない」という
「ムラカミルール」(私が勝手に名付けたのだが)を知り、
「こりゃあサブフォーどころじゃあないな」という
戒め、諦め、自重、奮起が全部混じったような気持ちのまま、
次のフルマラソンレースが近づいてくる。
もはや何を目的に走っていいのかわからなくなるような・・・

で、出した結論が、「ムラカミルールでフルマラソンを完走する」
という再出発の覚悟だった。

2008年4月20日
『第3回 掛川・新茶マラソン』 フル

再出発に相応しい初フルと同じ大会への出場。
「途中で立ち止まることはあっても良いが、決して歩いてはならない。
走るペースを歩くよりも遅くまで緩めても歩いてはならない。」
これを自分に課したルールとしてスタート。
ある意味予想通り、25キロ過ぎあたりから脚に違和感を感じ、
違和感が断続的な痛みになり、ハッキリとしたクランプが始まり・・・
35キロ過ぎからは、100メートル走っては立ち止まり、
痙攣する脚をマッサージして、を繰り返す。その繰り返しが、
20メートル間隔くらいになると、立ち止まっている私を歩いている
ランナーが奇妙な目で眺めていく。再び走りだして、そのランナーを
追い抜いた途端にまた立ち止まり、苦痛のうめきをあげる私。
ラスト数キロは、圧倒的に歩いた方が早い状態で、数メートル間隔で
走って立ち止まりを繰り返しながらフィニッシュ。
タイム 4h45分15秒
最終制限5時間にすら迫るワースト記録である。
しかし、それよりもこのレースで理解できたことは、
「私にとってムラカミルールに固執する限り、
サブフォーを獲る日は遥かに遠ざかり、しかも面白くない」
ということだった。

「それを正規のマラソンと言われなくてもよい。歩いてもサブフォー!」
それが私の本心だった。
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鳥目散 帰山人
(とりめちる きさんじん)

無類の珈琲狂にて
名もカフェインより号す。
沈黙を破り
漫々と世を語らん。
ご笑読あれ。

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