ダメよ~ダメダメ 後篇

ジャンル:グルメ / テーマ:コーヒー / カテゴリ:珈琲の記:2014 [2014年09月09日 01時00分]
前篇よりつづく)
 
【ファーストウェイブの尻尾?】
 
 《「珈琲抽出法の原点であるネルドリップを、ご家庭で気軽に楽しんでもらい
  たい」。第1部ではd design travel 福岡でご紹介した「珈琲美美」の森
  光宗男さん、「大坊珈琲」の大坊勝次さんはじめ、5名の講師が目の前で
  淹れるネルドリップを楽しみながら、その魅力を語り合います。第2部では
  実際に講師の方とネルドリップで珈琲を淹れていただきます。森光宗男
  (珈琲美美)、大坊勝次(大坊珈琲)、桜井美佐子(Daphne)、今井利夫
  (待夢珈琲)、オオヤミノル(オオヤコーヒ焙煎所)》 (「d school わかりや
  すいネルドリップ珈琲」:2014年9月1日:渋谷ヒカリエ8階/
  『D&DEPARTMENT(ディアンドデパートメント)』/2014年8月21日)
 
 《もちろんその時々求めるものはちがいます。堅くて重いものを求める時も
  ある。とすれば、重いものができた時は軽いものを求め、軽いものがで
  きたときは重いものを求め、私の修正とは、そういうものだったのか。ま
  さに、ないものねだり。それでもね、あるんですよね。酸みと苦みがそれ
  ぞれ秘かに存在し、それらの回りを甘みがふうわりと抱くように包み込み、
  三者が溶け合うように一体となり、口当り柔らかく浮くように軽い。》 (大
  坊勝次 書簡‘帰山人贈珈琲「其之秋蜩」のティスティング’/2014年
  8月23日)
 
ボクらはね、年寄りだからね、サードウェイブに、サードウェイブには乗られないから、フ、フランネルの、フランネルの片面起毛のやつを縫っているんだぁ。…ダメよ~、ダメダメ。あ、そぉだ、深煎りは好き? ボクらの心の故郷の、きき気痴情事(きちじょうじ)というところにとってもステキな遺構があるんだけど、今度一緒に逝かない?…ダメよ~、ダメダメ。
 
 
【ノーウェイブの尻尾?】
 
 《「ワンダ ゴールドブラック -金の無糖-」は、「ワンダ 金の微糖」初のエクス
  テンション商品として本年1月に発売。厳選高級豆による深いコクと上質
  な味わいをご支持頂き、当初の計画を上回る形で好調に推移しています。
  今回は、高級豆へのこだわりを特長とするプレミアムブラック缶コーヒー
  の訴求強化を目的に味・パッケージをリニューアルします。 (略) 「ワンダ
  ゴールドブラック -金の無糖-」の発売に合わせ、厳選高級豆100%使
  用の上質な味わいを訴求する、WEB限定「ご満足いただけなければ全
  額返金!」キャンペーンを展開してまいります。》 (アサヒ飲料 ニュースリ
  リース/2014年7月29日)
 
 《「コーヒーに合わない」と感じたら返金します! トップバリスタ 横山千尋
  氏認定 コーヒー専用ショコラ 「ビッテ」 (略)「ビッテ」がコーヒーと相性の
  良い理由は、フードペアリング仮説にのっとった原材料の配合にありま
  す。ワインとチーズの香気成分が近くて食べ合わせが良いように、コー
  ヒーと共通の香気成分の一部をクリームに加えることにより、ビッテと
  コーヒーを一緒に召し上がっていただくと芳醇な香りのハーモニーを味
  わっていただけます。》 (江崎グリコ ニュースリリース/2014年8月
  28日)
 
ボクはね、美味しくないコーヒーに出会ったら返金してもらうために、生まれてきたんだよ。…スミマセン、モウシマセン。なに言ってるの、ボクは前田珈琲やTHE COFFEESHOPが返金の保証をしたから、だから、アサヒもグリコも、あんなことしたと思っているんだよ。…スミマセン、モウシマセン。だいじょうぶだよ、ボクが許すからね、みんな味で勝負していないんだからね。だからさぁ、ねぇ、返金させてもいいじゃないの。…ダメよ~、ダメダメ。
 
 
ダメよ~、ダメダメ。ダメよ~、ダメダメ。…もしもし、わたくし東大和市の太害(ふとがい)っ ちゅうもんですけども、えぇ。あの、先日おたくで購入した、味覚音痴ペアリングシリーズの「キセカエ自由・同じちゃん5号」っちゃヤツね、あのコレどぉやら壊れとるようなんで、えぇ。ですからね、あのぉ、25グラム50シーシー、25グラム50シーシーで4番の「ツーツーコロコロ・三味一体ちゃん」つーのと交換していただけないでしょうか?…ダメよ~、ダメダメ!
 
 ダメよ~ダメダメ (2)
もしかしてだけど、もしかしてだけど…コーヒーで世界を変えられると思っているんじゃない の?…ダメよ~、ダメダメ。…ねぇ、いいじゃないの、いいじゃないの。…ダメよ~、ダメダメ。
 
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コメント

かなしい珈琲の話。
じょにぃ。 URL [2014年09月11日 20時13分] [編集]

帰山人さん。

ブログと全く関係ない話をお許しください。
本日経験した悲しい珈琲のお話です。

とある道の駅での出来事です。

"挽きたて淹れたてホットコーヒー210円。"

銘柄はわかりませんが興味をそそられたじょにぃは購入を決意しました。
今日は気温が高く日差しも強いのでアイスが飲みたいじょにぃ。
メニューを指差し
『(挽きたて淹れたての珈琲の意味で)アイスもありますか?』
『ありますよ160円です。』
『?、なぜ安くなる?』
店内を見ると家庭用エスプレッソマシンと
カリタの業務用ドリッパー
『これで淹れるのかぁ』
と思っていると
店員さんがジュースのカップを指差し
『MとLどっちになさいますか?』
『(??、まぁサイズくらいはあってもいいか)じゃあMで。』
カップに氷を入れる店員さん。
次の瞬間。
機械にカップを置きジョージアのボタンを押す店員さん。
ドボドボ~と注がれるジョージア(涙)
そ〜ゆ〜意味じゃないんですけど…。

店員さんを止める機会は何回かありましたが
まさかなと思い静観していたじょにぃも悪いのですが。。。

・・・と言う悲しいお話です。
失礼いたしました。

to:じょにぃ。さん
帰山人 URL [2014年09月11日 22時56分]

お気の毒さま…というべきなのかナ?私の場合、道の駅やサービスエリアで‘コーヒー’の類を買う際、ソノ手の店で買わずに自販機ばかりなので、涙は出ません。160円のドボドボ~なアイスコーヒーよりも、そもそも210円の挽きたて淹れたてホットコーヒーの方が‘怪しい’よ~な(笑)

No title
ナカガワ URL [2014年09月12日 16時06分]

だめよだめだめつらいのよ----という歌ありましたよね。

No title
浅野嘉之 URL [2014年09月12日 20時35分]

こんばんは

先日、山内さんと旦部さんにおこしいただきました
2時間ばかりコーヒー談義を3人で楽しみました
こんなに密度のある話は久しぶりで
やっぱりこの人たちはすげ~なと思いました

さて先日のヒカリエの「d school わかりやすいネルドリップ珈琲」なんですが
光栄にも桜井さんのサポートにつかせていただきました
森光さん、大坊さん、桜井さん、今井さんと
ほぼネルドリップをモーラした布陣をまじかにしかも
内から見せていただいていろいろ思うことがありましたよ

先日の山内さんと旦部さんとの話と
あまり日にちが離れていなかったせいで
その対比がこのいたらない頭にも鮮烈で
非常に印象的な一ヶ月になりました

このあたり帰山人とゆっくり話したいなと
そう思います
またお会いできる日楽しみにしています

to:ナカガワさん
帰山人 URL [2014年09月12日 23時29分]

ん?シモーヌ・シニョレ?…ありゃあ「年上の女」っていうよりも、だめよだめだめつらいのと恋敵を消す「悪魔のような女」でっせ。

to:浅野嘉之さん
帰山人 URL [2014年09月12日 23時44分]

そのトガった人ばかりの鼎談は、すげ~な(笑)
「わかりやすいネルドリップ珈琲」…覗けなかったやっかみ半分で言うと、題がダサイ。「フィールド・オブ・ドリームス」とか「枯れ木も山の賑わい」とか「今際の際」とか、捻って欲しかったなぁ…

No title
浅野嘉之 URL [2014年09月13日 11時08分]

渋谷・ヒカリエにおいて今度
「枯れ木も花の賑わい的ネルドリップ講座」
開催しますって
だれかくるのかなぁ(笑)

たしかに
「わかりやすいネルドリップ」って何?って感じはあるかな
ことさら神格化するのもどうかとは思うけれど
そんなにわかりやすいものでもないし簡単とも思わない

しかしぼくはやってみたい
「今際の際のペーパードリップ講座」
なんてね

to2:浅野嘉之さん
帰山人 URL [2014年09月13日 14時19分]

誰が今際の際で、誰が枯れ木で、誰誰がドリームスなのか、ってコトは問題じゃあ無い。ドリップの技法を、容易で手近と説くのか、難儀で神格と解するのか、ってコトも問題じゃあ無い。ドリップ‘講座’なんて、まるで新興の三流似非コーヒー屋がやりたがる当節流行りのワークショップのような臭いを放ちそうな方向へ、行っちゃあダメです。「誰も来ないだろうなぁ」くらいでも来るべき人は来る、そうでなくては真の‘香味’が無い。群れない人が集まるから面白いのであって、群れたがる人は追い払ってください。

No title
浅野嘉之 URL [2014年09月13日 19時39分]

今日
帰山人の紹介で高橋さんが浜松からわざわざお越しいただきました
ほんとお帰りの瞬間に名乗られたので
ゆっくりお話できませんでした
でもまた来ていただけるといっていただいたので
その時にはゆっくりお話いたいと思います
ありがとうございました

“当節流行りのワークショップ”
まさしくそのような感じでした
森光さん主体でされたのですが
皆さんそれなりにがんばってらっしゃるのが
少々いがいなかんじを受けましたよ

そんなところ帰山人と話してみたいんです
よろしくお願いします

No title
ナカガワ URL [2014年09月13日 20時04分]

ネルネルネール----とかいうのがありましたねえ----およびでない。こりゃまた失礼しました。

to3:浅野嘉之さん
帰山人 URL [2014年09月13日 22時43分]

私は意外だと思わない…皆さん店では長年始終ピリピリした緊張感を感じさせる態で過ごしているでしょ、で、化けの皮が脱げた感じで燥いじゃうんですヨ、きっと…オッと、こっから先はお会いした時に(笑)

to2:ナカガワさん
帰山人 URL [2014年09月13日 22時55分]

あ~、水分をいれると粉がふわふわ膨らむヤツね…今でもあるけど絶滅危惧種、あーだこーだといろいろ蘊蓄まで付いてくると眠くなる…だから「ネル錬る寝~るね」

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Author:kisanjin
鳥目散 帰山人
(とりめちる きさんじん)

無類の珈琲狂にて
名もカフェインより号す。
沈黙を破り
漫々と世を語らん。
ご笑読あれ。

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