アンタらは大バカだ!

ジャンル:グルメ / テーマ:コーヒー / カテゴリ:珈琲の記:2014 [2014年07月30日 01時00分]
大暑の候、暑くるしく、見ぐるしく、むさくるしい問題が生じている。アンタら全て「大バカ」だ!
 アンタらは大バカ
 
 「ネスカフェ レギュラーソリュブルコーヒーの名称について」
 《本来、公正競争規約の規定は、不当な顧客の誘因を防止して、一般消費者による自
  主的かつ合理的な選択及び事業者間の公正な競争を確保することを目的とするもの
  と考えます。しかしながら、今回、弊社の「レギュラーソリュブルコーヒー」という名称の
  使用を認めず、さらに、広告表現としての使用をも不当表示とする公正競争規約改訂
  案が採択されました。これは、特定企業の経済活動を恣意的に阻害するものであり、
  ひいては、現在及び将来のコーヒー業界全体の革新性を奪うものと受け止めており、
  大変残念です。 このようなことから、ネスレ日本は、全日本コーヒー公正取引協議会
  を退会し、これまで通り、食品関連法規を順守した表示を行い、「名称:レギュラーソ
  リュブルコーヒー」と表記いたします。また、あわせて、ネスレ日本が所属するコーヒー
  関連業界団体の一般社団法人全日本コーヒー協会、日本インスタントコーヒー協会、
  日本珈琲輸入協会も退会することといたしました。》
  (ネスレ日本 プレスリリースより抜粋/2014年7月23日)
 
ネスレ日本は、《特定企業の経済活動を恣意的に阻害するもの》として、腹立ちまぎれと
拗ねた厭味で、コーヒー関連4団体の脱退を表明した。グローバル企業ネスレは、「お客
さまが第一」というが、実際には「ネスレはブランドを大切にします」を優先するのであろう。
 
 「コーヒー業界の痛手 AGFなどが退会表明のネスレ日本に復帰求める」
 《コーヒー大手の味の素ゼネラルフーヅ(AGF、東京都新宿区)の横山敬一社長は、
  24日の事業方針説明会で「世界のコーヒーのリーダーであるネスレが脱退すること
  は、日本のコーヒー業界の痛手」と述べ、復帰を求めた。 (略)AGF幹部は「ネスレ
  の表記はインスタントなのか、レギュラーなのか、消費者を混乱させる」と指摘する。
  また、全日本コーヒー協会の関係者は「ネスレは公正取引協議会の会合でも反論し
  ておらず、(退会表明は)いきなりの行動だ」と批判する。》
  (MSN産経ニュースより抜粋/2014年7月24日)
 
駄駄を捏ねるネスレ日本に対して他のコーヒー企業は、《日本のコーヒー業界の痛手》な
どと、及び腰、逃げ腰、引け腰な情けない反応。こういう時にこそ「是是非非」を示すべき
業界団体が、実際には無能を曝け出した。使命も機能も果たせない4団体は、必要無い。
 
 「ネスレ日本、コーヒー業界団体脱退の真相」
 《ネスレは今後、法的拘束力のない業界自主ルールではなく、JAS法(農林物資の規格
  化及び品質表示の適正化に関する法律)を順守した表示を行うとしている。JAS法は
  加工食品の表示方法について、「その内容を表す一般的な名称を記載すること」と規
  定している。「レギュラーソリュブル」が「一般的な名称」に該当するかについて、「消費
  者庁に問い合わせたが答えがない」(全日本コーヒー協会の西野専務)ため、議論の
  決着は得られていない。》
  (東洋経済オンラインより抜粋/2014年7月27日)
 
天下り(?)の専務理事(元農林水産省幹部職員)が、《消費者庁に問い合わせたが答え
がない》と、平然と語る不思議。「行政機関、関係諸団体との連絡・連携、その他協会の
活動の目的を達成するために必要な諸活動」を事業とする団体が、怠惰と無力を晒した。
 
自らが生み出した‘文化’を棄てる傲慢で大バカなコーヒー企業、その幼稚な駄駄を許す
とも許さないとも言い切れない貧相で大バカなコーヒー企業ら、これらを調整も統制もでき
ない低能で大バカな業界団体ら…その全てが無用であり、有害であり、滅されるべきもの。
レギュラーソリュブル」という‘記号’は、「インスタント」という‘記号’と同様に、その呼称
自体に罪は無い。但し、生み出されたそれらの‘記号’に対して、思惑や恣意が増長する
度合いを制することができないのであれば、それは‘記号’の自滅を招いて、罪を生ずる。
これらは、「スペシャルティ」や「サードウェイブ」などといった‘記号’の罪深さと同じであり、
今般の「ネスレ脱退問題」は、コーヒー業界全ての‘記号’の病理を示しているのであろう。
 
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コメント

No title
じょにぃ URL [2014年07月31日 10時02分] [編集]

帰山人さん。
この件について
どう捉えたらいいのかなぁと考えていました。

・単純に利益追求の成れの果て?
・業界団体からしたらネスレが抜けることは
寄らば大樹の陰がなくなりオロオロしている?
・協会に入る資金も減る?
・内輪もめ?
・ネスレのブーメラン?上げたコブシを下ろせない?
・ネスレにはなんとなくズバッとした大義がないような
既得権益(既成概念)を打破して全く新しい世(物)を!!
みたいなのだったら何となくわかるんですけどね。
・『なに?俺の言う事が聞けないの?じゃあ辞めるわ。』
”マンネリにならずに常に変化を”
と言うのもわかるんですが。

消費者からしたらどうでもいい事ですね。

考えるほど訳が分からなくなる性分なので(^^;)
思った事を書いてみました。

to:じょにぃさん
帰山人 URL [2014年07月31日 23時00分]

《どう捉えたらいいのか》…私は‘記号’の病理と捉えました。《消費者からしたらどうでもいい事》…その通りです。でも、コーヒー業界にとっては、どうでもよくはありません。「スペシャルティ」や「サードウェイブ」を喧伝することも、或いは「モカ(orブルマンorハワイ・コナ)が無くなったら困る」などと吐くことも、今般の問題と同様に‘記号’の病理ですから…。コーヒーの市場は人為の‘記号’で作られるのです。

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Author:kisanjin
鳥目散 帰山人
(とりめちる きさんじん)

無類の珈琲狂にて
名もカフェインより号す。
沈黙を破り
漫々と世を語らん。
ご笑読あれ。

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