偽装の派遣切りっ!

カテゴリ:ウスモードさんアーカイブ [2008年12月15日 17時51分]
こんにち ハ ウスモードです。

昨晩ボンヤリとTVを観ていたら、「派遣切り」問題を取り上げていました。
2004年改正労働者派遣法の製造業派遣解禁が
現在の「派遣切り」事態を悪化させるキカッケだったという論調で、
当時の厚生労働大臣である公明党S氏に「責任感じてんのかっ!」って
詰め寄っていました。

確かに現在の「派遣切り」は現在の社会問題です。
確かに当時の「製造業解禁」は「派遣切り」の土壌をつくりました。
でもなぁ、ツッコミ方が違うんだよなぁ…

2004年当時、規制緩和策を次々に推し進めた小泉内閣&政府は、
それまでの「製造業の派遣はダメ」方針を大転換させ、解禁させました。
でもナゼ?
私は、俗にいう「偽装請負」の問題が大きく作用している、と考えています。

巷では、2004年製造業派遣解禁 → 意に反して製造業で偽造請負が蔓延
→2006年偽装請負が社会問題化、と説明されますが、

実際は、2004年以前から政府は「偽装請負」のさらなる拡大を予測し、
しかし、(この偽装を是正する)正規雇用に転換する強要策を産業界に反対され、
将来「偽装請負を叩く」前に、「正規雇用では無く、しかも合法な実態追認の手段」として、
「製造業派遣解禁」のカードを使った、と私は推測しています。

つまり、「製造業派遣解禁」は「偽装請負の合法化による政府責任回避の先手」
だった、という解釈です。
ところが政府の意に反して、その後も産業界は、規制の多い派遣を嫌い、
請負に偽装した仕組に頼り続ける…
業を煮やした政府が、マスコミを使って牽制球を投げたのが2006年。

つまり現在の「派遣切り」の土壌は、
政府の責任回避策と産業界大手企業の人件費抑制策の間で醸成された
意図的な歪んだ欲望によるものだったわけです。

ここをツッコマないでどうするの!報道番組さんよっ!

うすもーど
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鳥目散 帰山人
(とりめちる きさんじん)

無類の珈琲狂にて
名もカフェインより号す。
沈黙を破り
漫々と世を語らん。
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