今週、妻が植木します

ジャンル:グルメ / テーマ:コーヒー / カテゴリ:珈琲の記:2014 [2014年04月22日 01時00分]
コーヒー本の新刊が絡んだ、“OCWave”(おしえて=おいしいCoffeeウェイブ)を転載しよう。
 妻植木 (1) 妻植木 (2)
 
[質問] コーヒーの本を読んでもわかりません。コーヒーについて教えて下さい。
 
妻が「カフェでもやろうかな」と言い出して、「どうせならコーヒーも自家焙煎どころか自家栽培でやりたい」と意気込んでいます。本気のようなので、私もコーヒーの勉強を始めようかと、早速2冊の本を読みました。1冊は宮宗俊太さん監修『おいしいコーヒーが好き!』(辰巳出版:刊/以下『好き』)、もう1冊は田口護さん監修『珈琲事典』(学研パブリッシング:刊/以下『事典』)です。ところが、この2冊を読んで余計にコーヒーがわからなくなりました。教えて。
  
1.コーヒーを抽出する湯温が、『好き』では摂氏90~95度、『事典』では
  摂氏82~83度、いったいどちらが本当ですか?
 
2.メリタ式やカリタ式やバッハ式(三洋?)のような器具に注湯する場合、
  『好き』では底辺部の形状に合わせて長方形、『事典』では中心から
  外側に向かって「の」の字、いったいどちらが本当ですか? 
 
3.『好き』では《言葉を大切にする》から「焙煎」ではなくて「焙炒」、『事典』
  では「焙煎」の心がけは《ムリ、ムラ、ムダをなくすこと》、いったいどち
  らが本当ですか?
 
4.『好き』では「自宅を名喫茶にする」と、『事典』では「コーヒーが10倍
  うまくなる」と書いてあります。いったいどちらの方がおいしくなるので
  すか?
 
5.『事典』ではコーヒー豆をA・B・C・Dの4分類していますが、ブルーマウ
  ンテンという豆は、Dタイプだったり(p.125)、Cタイプだったり(p.146と
  p.181)します。いったいどちらが本当ですか?
 
妻は私と一緒に「チャンピオンシップで優勝してコーヒーベルトを巻こうね」と言っています。『好き』や『事典』を読むと「コーヒーベルト」は優勝ベルトじゃなさそうだし、腰に巻けるほど小さくなさそうですが、怖くて妻に言えません。妻は「コーヒーはまず栽培からね。知り合いの家からコーヒーの木を譲ってもらえるから今週にも庭に木を植えなくちゃ」と言ってます。私は2冊も本を読んだのにわからないことだらけ…焦っています。アドバイスお願いします。
 
 
[回答No.3] (質問者が選んだベストアンサー)
 
質問者さまはコーヒーをよく勉強していると思いますが、コーヒー業界についても勉強した方がよいと思います。『おいしいコーヒーが好き!』は「珈琲サイフォン」寄りの本、『珈琲事典』は「カフェ・バッハ」寄りの本です。だから、『好き』ではコーノ式が筆頭に取り上げられてバッハ式(三洋産業)は解説されませんし、逆に、『事典』ではバッハ式が基本に取り上げられて類似のカリタ式は解説されません。「コーヒーは奥が深い」とか「コーヒーの世界にコレが正解ということはない」などと言う人がいますが、これらはどんなプロの世界にもある「系譜」や「派閥」によって見解が揃わないことに起因しているのです。したがって、ご質問の1と2と3に関しては、系譜や派閥を前提に見解の差異を汲み取って、お好みの答えを選んで下さい。
 
奥さまは自家栽培(?)のカフェを開業希望のようですが、私にはコーヒーの植木よりも大事なことがあるように思えます。業界の先輩方に教えてもらって下さい。例として、「コーノ式珈琲塾」で学べばお店も「名喫茶にする」ことができるかもしれませんし、コーヒーが「10倍うまくなる」には「バッハグループ」に入ってみるべきかもしれません。これが、質問4の答えです。
 
最後に、ご質問の5については、田口護氏やバッハグループの方に直接訊いてみた方が良いでしょう。プロに訊きにくければ、田口氏と親しいコーヒー愛好家に訊ねてみるのも手です。但し、「まあ、簡単に言うと…」と言ってちっとも簡単じゃない話を長広舌する旦部ナントカ氏やナントカ帰山人氏のような愛好家は危険です。焦らないでコーヒーの勉強に励んで下さい。
 
 
[回答No.2]
 
「カフェでもやろうかな」なんて、ハッキリ言ってあなたのパートナーは商売をなめていると思います。「でもしか」で始められたカフェなんて、私は行きたいと思いませんね。考え直して!
 
 
[回答No.1]
 
わあ、コーヒーの自家栽培からとは夢がありますネ。私もカフェをやってみたいと思っています。木に豆ができたら私も欲しいナ。ガンバッテ、コーヒーベルトを巻いちゃいましょうよ(笑)。
 
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コメント

No title
y_tambe URL [2014年04月22日 07時23分] [編集]

[回答4]

1. まあ簡単にいうと、抽出温度は抽出されてくる成分のバランスに大きく作用するため、どれが「正解」ということはありません。あくまで「推奨」の温度ということです。また温度をどの時点で計るか、実際にドリッパー内のどの部分が何℃になるかによって変わりますので、一概には言えないです。
2. まあ簡単に言うと、長方形とのの字、どちらにも大した根拠はありませんが、長方形と言うからにはきちんと直角にポットを動かす必要があるでしょうから、のの字の方が楽でしょうか。また実際には豆の膨らみ方によって、ドリッパー内部の粉の層の状態は変わり、それに合わせて注湯するのが最適ということになりますから、一概には言えないです。ところで「一刀淹て」という方法はご存知でしょうか…と、説明するとキリがありませんので今回は割愛します。
3.まあ簡単に言うと、「焙煎か、焙炒か」などという言葉尻にこだわるのも結構ですが、どちらが正式かなんて一概には言えません。少なくとも中林先生の専門書にも用例が見られるので「焙煎と呼ぶのは物知らずだ」とかまで言うと、どちらが物知らずかわからなくなるのでほどほどにしておいた方がいいでしょう。あまりやりすぎるとナントカ帰山人氏のように業界から煙たがられかねませんので、ほどほどにしておいた方がいいでしょう。
4. まあ簡単に言うと、一概には言えません。名喫茶のコーヒーはおいしいとは限りませんし、ゼロは何倍してもゼロです。
5. まあ簡単に言うと、一概には言えません。

No title
シマナカロウ URL [2014年04月22日 08時36分]

帰山人様
笑えた。
たしかに「系譜」や「派閥」によって見解は違うよね。
不偏不党を掲げる新聞各社と似たようなもので、コーヒー本の著者も、それぞれ思いっきり我が田に水を引いているんです。旦部ナントカとナントカ帰山人とかいう怪しげな男たちはいけませんね。酒毒ならぬ可否毒で頭がこんがらかってますから。ここはやはり、ナントカ労とかいう酒毒にも可否毒にも強い隠君子にご出座を仰ぐしかないでしょうね。

to:y_tambeさん
帰山人 URL [2014年04月22日 22時32分]

♥お礼 回答ありがとうございます。まあ簡単に言うと、この回答を支持します。またよろしくお願いします。

to:シマナカロウさん
帰山人 URL [2014年04月22日 23時01分]

ロウ師、ご出座の申し出はありがたく存じますが、既に「把酒直須判酩酊 逢花莫惜暫淹留 假如三萬六千日 半是悲哀半是愁」の境涯でありましょう。皆で偽君子らしく毒を吐いてまいりましょう。

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Author:kisanjin
鳥目散 帰山人
(とりめちる きさんじん)

無類の珈琲狂にて
名もカフェインより号す。
沈黙を破り
漫々と世を語らん。
ご笑読あれ。

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