年末のオキテ

カテゴリ:ウスモードさんアーカイブ [2008年11月04日 19時09分]
今日 ハ ウスモードです。

実家の父と電話で話すときに、毎年この時季に話題となるのが、
我が一族の恒例行事「モチツキ」についてです。
いまだに杵と臼で搗(つ)きます(もはや無形文化財だな…)。

なぜか?それは「賃餅」では不味くて正月が迎えられないからです(自画自賛)。
では他家の杵搗き餅なら…ダメです!つき方が違う!

我が一族のオキテその1
「つく間に餅が冷めてはならない」
石臼は冷めやすいので木臼。
野外は冷めやすいのでつくのは玄関の土間。
餅の手返し用の水は冷めやすいので湯。
ただでさえ熱い餅に素手をつっこんで手返しするのに、
使う水分が冷水ではなくて熱湯…
これだけで一族外の方々はギブアップします。

我が一族のオキテその2
「小づちで餅にしろ」
モチツキというと大づち(杵を大きく振り上げてつく)動作が代表的ですが、
我が一族は小づち(杵を振り上げずに蒸し米を杵の先でこねてつぶす)で
ほとんど米粒をこねつぶしてしまいます。
杵を振り下ろすと米粒が臼の外に飛び出てしまう…
というよくある光景は許されません(やったら一族追放!)。
小づちはキツイ!腰がぁ!腕がぁ!背筋がぁ!
これだけで一族外の方々はギブアップします。

この恒例行事に参加希望の方は今までもいましたが、
オキテについてこれないわ、一族が殺気立ってるわ、で
二度と参加したいと言いませんし、最近はお断りしています。

「ヨソ者を入れてまで不味い餅は食いたくネェ!」が一族の総意。
ちなみに私が「つき手」の時に、カミさんは「手返し」はして欲しくありません。
「熱い!重い!わぁー!くっついちゃう!」とか叫ぶばかりで戦力にならん(怒)!
私の手返し最良パートナーは妹です。
全く会話もサインも無く、息が合います。ヨシヨシ…

でも残念ながら、私の親世代が高齢で、
一族「モチツキ」は今年末は無しか、
やっても今年が最後になるかもしれません。

えっ?もったいないから手伝ってあげるって?
では、前日夜までに氷水のような冷水でモチ米を25~30kgといでください。
水温が高いと餅が不味くなる!あっ!これもオキテその3ってことか…

それにしても「モチツキ」なくなったら、
私はどういう雑煮を食うのだろう?

ウスモード
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鳥目散 帰山人
(とりめちる きさんじん)

無類の珈琲狂にて
名もカフェインより号す。
沈黙を破り
漫々と世を語らん。
ご笑読あれ。

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