航星日誌0445.0817

ジャンル:映画 / テーマ:映画感想 / カテゴリ:観の記:映面 [2013年08月17日 21時30分]
スタトレ…それは旧世代に残された最後の開拓地である。そこには新世代の想像を絶する古臭い設定、 古臭い展開が待ち受けているに違いない。 これは、12作目の試みとして4年ぶりの公開で飛び立った宇宙船U.S.S.エンタープライズ号の懐古に満ちた映画である。
 航星日誌 (1)
 
『スター・トレック イントゥ・ダークネス』(Star Trek Into Darkness) 観賞後記
 
「航星日誌0444.1207」 イントゥ・ダークネスの予告編が公開されたが、悪役と見られる男は「私は還ってきた。復讐のために…」と言い、ガラス越しに合わせられた掌が映される。何だか嫌な予感がする。30年以上も昔に使われたネタの遭難信号をキャッチしたのか? 予感というよりも、予‘カーン’と言うべきか。これは、後で観る者に対する何らかの警告か。
 航星日誌 (2)
 
「航星日誌0445.0516」 イントゥ・ダークネスがUSAで公開された。やはり予‘カーン’は当たっていたようだ。シリーズから独立した前作のドラマ性が焼け切れたためか? こうなると、日本で謳う「人類最大の弱点は、愛だ。」という惹句が嘘臭い。一方私は、40年来のシリーズの行く末を見届けなければならない。我々は騙されているか? どう解釈するべきか?
 航星日誌 (3)
 
「航星日誌0445.0817」 イントゥ・ダークネスが日本で公開されたので、接触をしてみた。エンタープライズの物語は、予‘カーン’通りに彼の手中に落ちた。‘カーン’の血は刻一刻と平行世界にも注がれて、巨大な力を蓄えているようだ。今更、監督らを再教育センターへ送り込んでも無駄だろう。好んでああなったんじゃない…こう公式記録に残すべきなのか?
 航星日誌 (4)
 
カーン・ノニエン・シンが直接に絡むところ以外でも、キャロル・マ-カスの登場とか、モンゴメリー・スコットを外してカーンと遇わせないとか、カークが放射能浴びてエンジン修理とか、パラレルワールドものの割には、少なくともTV版の『宇宙大作戦』(TOS)の「宇宙の帝王」(Space Seed)と『スタートレックⅡ カーンの逆襲』(Star Trek Ⅱ: The Wrath of Khan)とを知らないと、面白さが桁違いに減じてしまう展開ばかり。この凝り様は、「スター・ウォーズ」偏愛のJ・J・エイブラムス(監督)では生み出せないから、トレッキーな脚本家の影響だろう。デイモン・リンデロフは『プロメテウス』に続き、またヤリ過ぎ、セティ・アルファVへ追放だナ。
 航星日誌 (5)
 
先行公開で観た劇場は小さいながらもほぼ満席、その半数以上は(私も含め)独り客で、その大半は頭の禿げた年配オヤジばかりだった。それで好いのであるが…これで好い? 再度の続編で「償いをさせてやる」と言いたいが、「仲間さえ守れないお前が?」ではナァ。
 
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鳥目散 帰山人
(とりめちる きさんじん)

無類の珈琲狂にて
名もカフェインより号す。
沈黙を破り
漫々と世を語らん。
ご笑読あれ。

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