向夏浮香かJCS(2)

ジャンル:グルメ / テーマ:コーヒー / カテゴリ:珈琲の記:2013 [2013年06月15日 05時00分]
幸か不幸か、「日本コーヒー文化学会」(JCS)が1993年の創立より20周年を迎える、と。
山谷の宿「ほていや」で珈琲を淹れて独り喫し、宿を起点に朝走り。川の景色を眺めながら
隅田川テラスを走って東京スカイツリー直下まで往復。シャワー後、チェックアウトして隣へ。
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【JCS総会当日:篇】 2013年6月9日
 
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「カフェ・バッハ」
新聞を読みながら、香ばしい焼きたてパンにバターを付けてハフハフ、コーヒーをゴクゴク。
薦められた「黒糖ブレッド」と「ケンヒェン」(バッハブレンド2杯分ポットサービス)の組合せ、
柔らかい朝陽射す中の‘あさめし’は好いねぇウマイねぇ。トレセンに寄って中川さんと談議。
 
「日本コーヒー文化学会 第20回総会および記念行事」 (学士会館)
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日本コーヒー文化学会(JCS)の創立20周年が宣されるも会長は欠席。総会議事の後に、
来賓の日本スペシャルティコーヒー協会(SCAJ)会長による祝辞。その田口護氏を廊下に
出追って挨拶、「昨日は店に寄ってくれたって?」、「今朝も寄ったよ!」。シンポジウム(?)
「日本コーヒー文化学会20周年 回顧と展望」はパネラー理事3人の思いつき昔話ばかり。
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 [余考]  日本コーヒー文化学会は星田宏司と伊藤博と諸岡博熊の3氏によって生み出
  され初代会長には泉谷希光氏が就いたが、このうち現時存命であるは星田氏のみ。
  他の理事や顧問の面面も歳食った古株、新たに加わる者も年寄りばかり。発足当時
  の熱気は薄れて、今では「コーヒー業界の老人クラブ」とでも言うべき様相。何故か?
  2000年代以降の新興のカフェ世代・スペシャルティコーヒー世代から見れば、JCS
  は「古い、ダサい、遅い」からである。(ワ-クショップやオフ会などの形態に移らない)
  ‘ナンタラ先生のご講演’形式の繰り返し、(連載コラムや連動する各種のSNSも無く)
  動かないWebページ、(「論集」はおろか「ニュース」さえ紙刷りしかない)電子化されな
  い情報発信…「そうは言ってもワシらネットが苦手で」とか「一同に顔を合わせ揃える
  コトにも意味がある」などとナンダカンダと屁理屈を並べ、JCS自らの「古い、ダサい、
  遅い」を認めたがらない。そういうジジイとババアが居座っている限り、日本コーヒー
  文化学会に先の展望など無いのである。いや、私は変革を望んでいるのではない。
  「コーヒー業界の老人クラブ」と自覚して、このままユックリと朽ち果てていけば好い。
  但し、日本のコーヒー文化は、JCSの外縁の外、無縁の所で多く語られ始めている。
 
コロンビアコーヒー生産者連合会(FNC)東京事務局長サンティアゴ・パルド氏による講演
「コロンビアコーヒーの現状と未来」は、予想通りに‘56万世帯’と‘手摘み’と‘1927年以
来’と‘Cenicafé’と‘ファン・バルデス’と‘エメラルド・マウンテン’…居眠り半分で聞き流す。
私の質疑「コロンビアではコーヒーの国内消費が他国からの輸入に占められている。コー
ヒーに関連する運送や港湾のストも頻発している。これらの課題にFNCの対応は?」には
頓珍漢で及び腰な応答…ますますラバのコンチータが泣くゾ。埋め草講演、ウンザリ立腹。
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分科会は毎度の焙煎・抽出委員会の「焙煎・抽出による甘味」に参加。不在の山内委員長
に代わり、バッハ中川文彦氏が進行。話の大部は先般3月末の分科会の内容説明と再認、 
新味は無いが、続きは次回?解散して会館を去る。集会で遇った、大坊勝次・成田専蔵・
坂柳猛興・樋口精一・木野照代・高木誠・中野雅史ら各氏とも随時少談、これら雑話の方が
シンポジウムや講演よりも余程好い面白味。20周年を迎えるJCSには倦怠が増した参加。
 
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私のJCS会員歴も20年に近づいたが、当初と異なり刺激も昂奮も薄い近時、幸か不幸か。
 ♪ ラッキー、アンラッキー 沈む愛の銃 死のない夕陽 珈琲の波間に
 ♪ ラッキー、アンラッキー 浮かぶ愛の涙 消えない赤い美 あなたの心に
 ♪ 幸か不幸か夢の中か 幸か不幸か闇の中か 私は知らない あなたも知らないでしょう
  (REDSUN 「ラッキー、アンラッキー」 茂木麻衣子:詞/由田直也:曲) 
珈琲の波間に浮かぶ香りは談論も含め幸か不幸か、帰途の駅地下街で「てんや」に寄って
「祝25周年 大江戸天丼」を食べながら、珈琲の香りに想いを巡らせていた。向夏浮香か?
 
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鳥目散 帰山人
(とりめちる きさんじん)

無類の珈琲狂にて
名もカフェインより号す。
沈黙を破り
漫々と世を語らん。
ご笑読あれ。

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