向夏浮香かJCS(1)

ジャンル:グルメ / テーマ:コーヒー / カテゴリ:珈琲の記:2013 [2013年06月14日 05時00分]
幸か不幸か、「日本コーヒー文化学会」(JCS)が1993年の創立より20周年を迎える、と。
 ♪ ラッキー、アンラッキー 沈む愛の銃 死のない夕陽 珈琲の波間に
 ♪ ラッキー、アンラッキー 浮かぶ愛の涙 消えない赤い美 あなたの心に
 ♪ 幸か不幸か夢の中か 幸か不幸か闇の中か 私は知らない あなたも知らないでしょう
  (REDSUN 「ラッキー、アンラッキー」 茂木麻衣子:詞/由田直也:曲)
向夏のみぎり、JCS総会参加に事寄せて東京へ向う、珈琲の波間に浮かぶ香りを探そう…
 
【JCS総会前日:篇】 2013年6月8日
 
  向夏浮香か (1) 向夏浮香か (2) 向夏浮香か (3)
「スターバックスコーヒー」(目黒店)
スタバ日本法人本社が移転入居したビル1階で今2013年5月11日にオープンした‘日本
ならではのおもてなしの心を表現した’(?)旗艦店を訪ねる。リザーブの「イスラ フローレス
インドネシア」(560円)を注文。クローバーによる抽出を見ていると、「クローバーは初めて
ですか?」、「スタバが接収してからはネ」、「すると随分以前からご存知なんですね」(苦笑)。
炭彩マグでも口径が小さい方で「香りをお楽しみください」と…飲むと香りが弱くてわからん!
‘Clover’抽出はプレスとサイフォンの中間な味わいで面白いが、リザーブが‘Common’で
‘Sloppy’じゃダメだろう。旗艦店の机間で香味が効かん喫飲に危機感増して利かん訪店。
 
  向夏浮香か (4) 向夏浮香か (5)
ひるめし:「シャポードパイユ」
中野“むぎわらぼうし”が中目黒“Chapeau de paille”へと移転リニューアルして早2年弱、
「やっと来れた」と店を訪ねれば神岡シェフ・坪内マネージャの歓待受く。全てのサンドイッチ
がウマイのはわかっているので迷いに迷い、「エビ・アボカド・卵」と「エーデルピルツケーゼ・
蜂蜜・くるみ」を選び、軒先テラスでムシャムシャ。やはりココのサンドイッチはひたすら旨い。
 
  向夏浮香か (6)
「ミ カフェート」(元麻布本店)
六本木ヒルズから麻布十番商店街を冷やかし、歴史ある坂の数数を大回りで散歩した後、
「ホセは生憎不在で…」、「あ~知ってる知ってる」と訪ねる。グランクリュカフェ・リミッテッド
(限定最高級品)の「ドン・カ・ゲイシャ・バーガンディ・ナチュラル」(1800円)を注文。ウェイ
ブフィルターによる抽出を見ながら、「シャポードパイユ」のサンドイッチを押しつけ土産(笑)。
ロイヤルクラウンダービーのポットからデミタスカップへ‘Don K. Geisha’を注ぎ…飲むと
ゲイシャ特有のキリッと爽やかな酸の香味と一緒に、予想もしていなかった強烈な‘Body’
(コク)を驚き味わう。ホセ川島とリカルド(コトワ農園)のゲームは恐懼すべき品を生んだナ。
 
「大坊珈琲店」
六本木から青山霊園を突っ切って、大回りで骨董通りを冷やかし散歩した後、大坊マスター
不在を承知で店を訪ねる。毎度の「ブレンド 1」(30g100cc/700円)を注文。初訪と思し
き女性客の「私は薄いのチョーダイ、アメリカンね~」に、昼下がりの大坊珈琲店全体が一
瞬凍りつく(笑)。大倉陶園‘ブルーローズ’カップに入ったブレンドを口中に…やはり先般届
けられた「薫風」までの傾向に連なる、軽やかな味わい、スッキリ感はさらに増したか?ほろ
苦くも甘いコーヒーの波間から浮かぶ香りを楽しむ。去り際に私のブレンド豆を預けて退出。
 
「カフェ・バッハ」
山谷「ほていや」にチェックイン後、徒歩3秒で隣の店を訪ねれば、おっと満席オーバー3番
待ち客に。「田口は生憎来客で…」、「あ~呼ばなくてイイ」と通された席に着く。寛げる場所
だからこそ飲み歩き疲れが出たか、「ミルクの入った甘い奴」と注文。「アイス・カフェ・オレ」
(甘味入り:550円)、何でもない(?)バリエーションメニューでもバランスは絶妙、外さんナ。
トレセンに寄って中川さんの仕事を邪魔して談議(翌日のJCS総会に山内さん欠席を知る)。
 
  向夏浮香か (7)
よるめし:「よってがんしょ 」(銀座店)
妹夫婦との会食は、震災原発事故で故郷を喪失している‘Fukushima’人の義弟の所望で、
‘会津情報発信業ふるさと居酒屋’を名乗る店にて。遅れて我が娘も合流。会津地方の地酒
や焼酎を飲み比べ、郷土料理を食べ比べながら、久しぶりにワイワイ近況報告と土産交換。
にしんの山椒漬とこづゆがウマイ。世界を笑い日本を憂う、身内だけの居酒の一しきり好し。
 
珈琲の波間に浮かぶ香りは談論も含め幸か、向夏に巡った店の人人を想いつつ宿に戻る。
 (2)に続く
 
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コメント

No title
ナカガワ URL [2013年06月16日 18時51分]

うーん「ペログリ日記」みたいになってきましたね。
次の集まりは、「帰山人マイスターと戯れる」をテーマに、偶然性の味を追求をするというのは、いかがでしょう。リハからお供します。

to:ナカガワさん
帰山人 URL [2013年06月16日 20時10分]

ありゃま「ペログリ」ですか…‘ウワシン’ならば「業界恐怖新聞」でいきたいかなぁ。
最近ローリングスマートの挙動を暴いてます。マイスターと戯れる際に役にたちそうです。

No title
ナカガワ URL [2013年06月17日 07時50分]

業界の人は、1回読む毎に100日寿命が縮まるのですね。もう10年くらい縮んじゃったなあ。もしかしたらもう死んでいて、配達人になっているのかもしれないなあ。

No title
じょにぃ URL [2013年06月17日 10時34分] [編集]

帰山人さん。
大坊さんでのアメリカン事件。
お店の方はどのような対応をとられたのですか?
怖いもの知らずとはまさにこの事ですね。

帰山人さんの人脈の広さにはいつも驚かされます。
珈琲界の重鎮の方でまだ会われた事のない方はいらっしゃいますか?

to2:ナカガワさん
帰山人 URL [2013年06月17日 22時43分]

まぁ珈琲1杯飲む毎に100日寿命が延びるので相殺のハズです。…ん?ポルターガイストのような業界人も多いって?最近じゃ恐怖新聞もケータイ着信なんでしょ、窓ガラス破るような古い配達人はいりませんよ!

to:じょにぃさん
帰山人 URL [2013年06月17日 22時56分]

たしか「もっとも薄めなのは(ブレンドの)5番でしょうか」みたいな丁寧な説明をされていましたよ…もっとも客の圧倒的な凍結能力によって店の対応を記憶できる余裕をあの場に居た皆が失っていましたけど^^;
会ったことのない重鎮ねぇ…う~ん…じょにぃさん、とか?^^/

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Author:kisanjin
鳥目散 帰山人
(とりめちる きさんじん)

無類の珈琲狂にて
名もカフェインより号す。
沈黙を破り
漫々と世を語らん。
ご笑読あれ。

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