薫風つれづれ

ジャンル:グルメ / テーマ:コーヒー / カテゴリ:珈琲の記:2013 [2013年05月18日 23時00分]
立夏も近づく2013年5月3日、「大坊珈琲店」大坊勝次氏よりコーヒー豆が届いた。同封の葉書に題して「薫風」。煎りの深度は昨2012年6月の「紫陽花」と同程度? 焦げ味が減じた味わいは、昨夏の「かなかな」や昨冬の「迎春」からも通じて、今春3月末に訪店した際に飲んだブレンドに続く傾向。今般の「薫風」は、軽やかといえど‘味’はシッカリ出ているが、やや‘香り’が弱い? 緑眩しい茶葉が風にそよぎ、その風が遠く運んでくれた、大坊珈琲店より届いたコーヒーの‘新茶’…、とでも言おうか。「ココを狙ったのであれば、おそるべし大坊勝次」と思いつつ喫する、風薫るコーヒー。
  薫風徒然 (1)
 
小満も近づく2013年5月18日、他用に乗じて車を走らせて、「コーヒーの苑」を訪。まずは「ハイブレンド」、2ヵ月余前に喫した時と同様の傾向、味のまとまりは相変わらず抜群に好いが、酸の香り立ちが抑えられ気味? 時季に合わせて旨みを効かせた、コーヒーの‘深蒸し茶’…、とでも言おうか。続いて「水出し」、ココの‘冷たいの’が独特の香気と味わいであるは昔と変わらない、コレコレ美味い。さらに「ブレンド」が勝手に出てくる(笑)、こちらは深蒸さずに香り立ちを活かしたか、「ココを狙ったのであれば、おそるべし中山孝」と思いつつ喫する。途切れない客の出入りに合わせるようにそよ風が吹き抜けて心地好い、中山夫妻との談議も楽しい、風薫るコーヒー。
 
  薫風徒然 (2)
同2013年5月18日、さらに車を走らせて他用の合間に、「川島珈琲店」を訪ねる。懐かしい北街道の街並み、暫く店の前に佇んで周囲を見渡す…この豆売り店が同じ場所で「コーヒー乃川島」本店であった頃、最後に寄ってから約四半世紀ぶりの訪。「タンザニア・ピーベリー」の試飲コーヒーをいただき、昔話(?)を混じえた談話を店員と交わしながら豆を選ぶ。帰宅後に早速淹れてみた「ハワイ・カウアイ」、コクのある酸味は予想以上で好いが、産地の味わいというよりも‘川島’の味わい、久しぶり。ふと、先代社長の川島康雄氏(コーヒーハンター・ホセ川島氏と現社長・啓晃氏の父/2009年7月22日没)に、「コーヒーの苑」のハイブレンドと同じ産地種別の配合で私だけのブレンドを作ってもらった昔を思い出し、独り笑う。時代の風薫るコーヒー。
 
変わらぬ店、変わった店、変わらぬ味わい、変わりゆく香り、つれづれと薫風を想う。
 
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鳥目散 帰山人
(とりめちる きさんじん)

無類の珈琲狂にて
名もカフェインより号す。
沈黙を破り
漫々と世を語らん。
ご笑読あれ。

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