マダムリジャロ

ジャンル:スポーツ / テーマ:ジョギング・ランニング / カテゴリ:走の記:大会編 [2013年02月10日 23時00分]
2008年2月10日、坂本敏美が死んだ。坂本敏美は1985年7月19日、悲劇ともいえる事故により首から下が不随となり18年間の騎手生命を絶たれたが、この間に名古屋競馬で歴代最多のリーディングジョッキー13回、最後の年も連対率6割9分を残した。
 《…「乗る格好なんかは、どっちかというと変なんだ。ペース判断なんかもよくわ
  からないところがあった。それでも勝たせてしまうんだから、天才だったね。だ
  からオレはすごいなと思っても、真似してみようなんて思わなかった。…」》
  (「駆け上がった男 安藤勝己 鞍上、リアリスト」阿部珠樹:文/
   『Sports Graphic Number』602号 ダービー 夢の行方/2004年5月)
アンカツをして《天才》と言わしめた坂本敏美は、日本競馬史に輝く最強の騎手である。時移り、“東海のエース”アンカツもムチを置いた引退式(2月3日)から丁度1週間後、2013年2月10日は“名古屋の天才”坂本敏美の死後5年を経た祥月命日である……
 
2013年2月10日
『名古屋競馬場マラソン大会 第1回ダート王決定戦』 リレーフル(計20.69km担当)
 
走友ちんきーさんに誘われて、‘普段は絶対に走ることの出来ない場所’で、人生初のリレーマラソンに2人で挑む…“君たちも馬になれ!”…冬晴れの空の下、会場となる名古屋競馬場に馬になる(?)者が続々と到着。馬場はやや重、いや人には不良か? 選んだ靴はちんきーさん共々にVFF(ビブラムファイブフィンガーズ)。そして、馬名は…
マダムリジャロ (1)  マダムリジャロ (2) マダムリジャロ (3) マダムリジャロ (4)
キリマンジャロは坂本敏美の死から3週後の2008年3月13日、北海道安平町のノーザンファームに生まれた。2010年11月に中央でデビューしたが7戦して未勝利、約1年後に名古屋に移籍してから30戦して5勝(3着以内は19回)している鹿毛色の牡馬である。キリマンジャロは優良血統の故か人気が先行するも大成しないまま古馬となっているが、人気も不良のままに古馬(?)となったマダムリ族の帰山人とちんきー(敬称略)は未だ走って大成(←何をだ?:笑)を諦めていない…ララムリ(タラウマラ)に倣ったマダムリがキリマンジャロに肖(あやか)り名乗る馬名は…まだ無理じゃろぉ~の‘マダムリジャロ’!
 
マダムリジャロ (5) マダムリジャロ (6) マダムリジャロ (7) マダムリジャロ (8)
ファンファーレが鳴り響き、第1走者ちんきーさんスタート! 1周1100mのダートコース、1人3周回ずつ交替を先に取り決めていたが、スタートから2ハロン余分に走ってきたちんきーさんにコース脇から訊ねれば、予想以上に‘道悪’のよう…どうりで皆が‘スローペース’、快晴なのに‘ノメる’声も多い? 一時は膝故障で‘競争除外’の大会‘回避’まで覚悟した私、まぁ‘脚質’は考えず‘ポン駆け’でも走って楽しめば好し…タスキを受けて走り始めれば、水を吸った重い砂で早くも‘ヨレる’な、こりゃあ‘屈腱炎’になるのか?
 
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周回毎にちんきーさんと互いにコース脇から励ましたり撮ったりで‘ハミをかける’(笑)。交替2回目の計10km過ぎあたりから、走者に砂が踏みしめられて走り易くはなった…交替3回目の計17km過ぎあたりから、今度は心肺が追いつかずに‘脚があがる’ゾ…計ハーフを過ぎて走るちんきーさんも口では‘いっぱい’と言うが、走速は落ちてない。当に‘馬なり’のちんきーさんに対して、私は周囲と談走したり独り‘ソラを使う’ばかり。交替5回目に出て、「大丈夫?」と気遣うちんきーさんに「30kmの壁です」と応える(笑)。
 
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周回中の給水所は見るだけ、ちんきーさんが走っている間に持参のスポドリとクッキーを‘カイバ’にして、ついでに喫煙一服も。グルグル走りで景色は変わらない? いいや、個人5Kの部が後発2回、その爆走馬群に包まれたのを理由に‘脚が余る’と勘違い、あるいは何故かファミリーの部に出てヨタヨタ歩く「トトまる」(蒲郡競艇場マスコット)や「スワッキー」(浜名湖競艇場マスコット)をからかう…次第に強く吹く風も周回走の味付けか?
 
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6回目の交替からは1人2周回ずつに…ますます足は重いが、もう終盤と惜しい気も…周回数をちんきーさんに確かめてもらい、ついに残り1周、ゼイゼイ走ってフィニッシュ!
 
タイム 3h51分58秒 (担当分は約2h)
 
‘追い切り’も無しで‘太目残り’の古馬2頭「マダムリジャロ」、サブフォー達成で好しか。競馬場のダートコース走、事前の想像以上に疲れるものだったが、期待通りに面白い。名古屋競馬の馬であるキリマンジャロを存分に想いながら、名古屋競馬の騎手であった坂本敏美を存分に偲びながら…そう勝手に位置づけた私の『名古屋競馬場マラソン大会』、走友ちんきーさんとの古馬「マダムリジャロ」が思う存分に遊び走って満喫した。
 
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コメント

No title
ちんきー URL [2013年02月12日 01時13分]

「名古屋競馬場マラソン大会 第1回ダート王決定戦」ではお世話になりました。
いつものラン大会以上に楽しく充実した休日を過ごせました。
またよろしくお願いします。
※ゴール写真送るの忘れてました(´Д`ι)
早急に送付しますm(_ _)m

to:ちんきーさん
帰山人 URL [2013年02月12日 23時01分]

古馬リレー走、楽しい経験でした。
おつかれさま&ありがとうございました。
ダート馬場ってのは走り難いなぁ(笑)

No title
しんろく URL [2013年02月13日 22時29分] [編集]

ゴールの瞬間は競馬実況が頭の中で流れそうです
「マダムリジャロが前に出る、前に出る、後ろはない、強い、強いマダムリジャロ、今1着でゴールイン」
写真20番はそんな感じですね

to:しんろくさん
帰山人 URL [2013年02月14日 02時19分]

実況ありがとうございます(笑)
この名古屋競馬、累積赤字が40億円超で廃止も検討されている不良馬場であります。生き残りを模索しているようですが、だからこその「マラソン大会」でもあるのでしょう。走っておかないと、本物の実況も消えるかも^^;;

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鳥目散 帰山人
(とりめちる きさんじん)

無類の珈琲狂にて
名もカフェインより号す。
沈黙を破り
漫々と世を語らん。
ご笑読あれ。

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