アホロートル

ジャンル:映画 / テーマ:映画感想 / カテゴリ:観の記:映面 [2013年01月21日 01時15分]
ナショナル・ボード・オブ・レビュー(米国映画批評会議:NBR)並びにワシントンD.C.(WAFCA)とラスベガス(LVFCS)とオースティン(AFCA)とフロリダ(FFCC)とユタ(UFCA)の各映画批評家協会の脚本賞を獲り、全米脚本家組合(WGA)の脚本賞にもノミネートされた『LOOPER ルーパー』…常常‘ホン’が弱いSF(?)系でホンと?
 阿呆老頭児 (1) 阿呆老頭児 (2)
 
『LOOPER ルーパー』(Looper) 観賞後記
 
 阿呆老頭児 (3)
フィリップ・K・ディック全作品を読破したと嘯くライアン・ジョンソン監督(及び脚本)曰く、《タイムトラベルの表現は常に難しい。あまり映画的な表現に固執しすぎると、抜け出せなくなる。構築された世界が崩壊して、パラドックスに陥る。だから、複雑な部分はそのまま描き、作品中の時空の作用をよく考えて表現し、つじつまが合うようにするんだ。(略) 〔どこかに論理の破たんが…〕ないとは断言できない。だけど、タイムトラベルの規則には従っているよ。よく考えて作ったし、話の展開に矛盾はないはずだ。時系列を見れば、首尾一貫してると思う…》(『LOOPER ルーパー』インタビュー動画より)
 
 阿呆老頭児 (4)
「『LOOPER ルーパー』は、あまりに映画であることに甘えたか、構築された世界が崩壊してパラドックスに陥りっぱなし。作品中の時空の作用をよく考えたと思えないし、まるで辻褄が合っていない。論理の破綻だらけだし、タイムトラベルの規則に従ってもいない。話の展開は矛盾ばかりで、時系列を見ても、もうてんでお話にならないよ…」と断言できる酷い内容じゃないか! もっとも、作ったライアン・ジョンソンの大嘘よりも、こともあろうに「脚本」を好評しているUSA及び日本での批評多数に到底納得できない。独創性はあるが、理が全く合わず低劣極まる。コレを好評するとは、世は低能ばかり?
 
 阿呆老頭児 (5)
時間のループだか憎悪の連鎖だか、知ったこっちゃないが、出来損ないのSF映画はそれ自体を作った監督と一緒に30年前の過去に送って、ループを閉じりゃあイイぜ。エミリー・ブラントとパイパー・ペラーボによるB級ポルノ(?)な肢体は歓迎ではあるが、本作でマトモなのはシド役のPierce Gagnon(ピアース・ガノン)だけ、好いクソガキ! 主役? 主役はえーっと、辻一弘の特殊メイクで‘なだぎ武のディラン’みたいな奴とぉ、あとはジョン・マクレーンだったかなぁ、コレ‘ラスト・デイ’の先行上映じゃなかったの? 男2人が‘ウーパールーパー’みたいだもんナァ、阿呆老頭児(アホロートル)映画だ。
 
コメント (2) /  トラックバック (0)

コメント

No title
しらちゃん URL [2013年02月05日 23時15分] [編集]

すげー辛口だね。もちろん同意します(笑)。「殺人ができない未来から送られてきた人を殺す」という設定があほらしくて見る気は全然なかったのですが、評判がえらく良かったので見に行きました。過去の人物を殺すのは『ターミネーター』の設定だし、そこに超能力がからむのはどうもね。最初からくだらない映画だと割り切っていればそれなりに楽しめたと思うけれど、期待しすぎてショックを受けた(泣)。

タイムトラベル物だと映画では『バタフライ・エフェクト』、小説なら『リプレイ』あたりがおすすめかな。

to:しらちゃん
帰山人 URL [2013年02月06日 00時04分]

や、レインメーカーという存在のためだけにアノ超能力世界…アメコミも真っ青の酷い設定だったけれど、ヤッパリ納得できないのは「脚本賞」の嵐…受けた本作よりも授けた側がどうかしているとしか…自分の評価が浮いてしまったことにショックを受けたよ(泣笑)。

この記事にコメントする

トラックバック

この記事へのトラックバックURL
http://kisanjin.blog73.fc2.com/tb.php/533-02e64ab1
編集

kisanjin

Author:kisanjin
鳥目散 帰山人
(とりめちる きさんじん)

無類の珈琲狂にて
名もカフェインより号す。
沈黙を破り
漫々と世を語らん。
ご笑読あれ。

01 ≪│2018/02│≫ 03
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 - - -
Powered by / © Copyright 帰山人の珈琲漫考 all rights reserved. / Template by IkemenHaizin