斑尾を感走する

ジャンル:スポーツ / テーマ:ジョギング・ランニング / カテゴリ:走の記:大会編 [2012年10月15日 22時30分]
斑尾高原TRRの魅力は、クリック戦争への嫌悪に勝る?大会前日、朝に自宅から独り車を
走らせ、昼食後、斑尾高原の会場に到着。今般は大会常連の親しい走友少なく、まぁ初心
に帰って独りのんびり…ん?Y氏が夫妻で、他からも「どうも…」の声、仲間いるじゃん!(笑)
前夜祭では関父子とも昨年大会ぶりに歓談、(ショート部門を前大会まで4位→3位→2位と
きている)若き「山神」颯人クンに「今年は優勝する?」と訊けば「ハイッ!」の返答サスガだ、
父・貴氏には「今年は表彰式までに帰ってきてくださいヨ」とハッパをかけ返される私(苦笑)。
実は痔の裂肛で来る前からトイレに行く度に血だらけフラフラ、宿のペンションでも眠れない
朝を迎え…「やはりDNSは無し!走る!」…5年連続参加の斑尾大会に…私は帰ってきた!
斑尾2012感走 (1) 斑尾2012感走 (2) 斑尾2012感走 (3) 斑尾2012感走 (4)
 
2012年10月14日
『Madarao Forest Trails 50km 斑尾高原トレイルランニングレース2012』
 
斑尾2012感走 (5) 斑尾2012感走 (6) 斑尾2012感走 (7) 斑尾2012感走 (8)
晴天保証の空の下、最後尾からのんびりスタート。足りない血力(?)をコース熟知の知力
で補いながら、大会プロデューサー石川弘樹氏の激励看板を総撮りカメランで完走狙い。
ゲレンデ上の応援列に関父子の姿、颯人クンの健闘を願いながら「じゃ、行ってきま~す」。
 
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ゲレンデ急登、「ハイ、まだハァハァ言わない!」叱咤する石川Pとハァハァしてタッチ(笑)。
ララムリ(タラウマラ)な走者を見かけて談走、え?トレイル大会に初参加、こりゃスゴイな。
あ、ハイドレーションの水が出ない、1Aで折れたホースを直して、気もとり直して再始動だ。
 
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今回は靄も無く近景クッキリの美しい森道、緩い下りは適度に加速、だが飛ばし過ぎ自重。
林道の緩く長い上り、周囲で歩く走者が多いのは後尾だからだナ、私は歩いたり走ったり。
「もうスグ上りが終わるゾォ」と叫べば、一斉に皆走り出すのは毎度、道案内はまかせろ!
 
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今年も菅川林道から見える北信の山山と野尻湖が美しい。加速して2Aに駆け込み、トイレ
の列に並びながら早めの塩とビタミンとロキソニンを摂る。幸いにも出血は無い、行くぞォ!
釜石山への坂をユックリ登りながら、初参加の走者に斑尾山頂までのペース配分を指南。
 
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尾根筋を抑えて進み、ヒイヒイ急登にかかる。ココでクランプが出れば私のレースは終了、
それを避けながら毎度の案内は「ハイ、大明神岳からのゴチソウ眺望までガンバロウ!」。
「ココで撮っていかないと、この景色は2度と見れないゾ」と言い残して、斑尾山頂へ進む。
 
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オッ、「ゲレンデ下り足元注意」の看板撮りで急停止、脹脛ピキピキッ…当に足元注意(笑)。
スパスムが止まらないまま半攣りでゲレンデ下り走、途中で今回宿「休憩時間」オーナーに
挨拶。第1関門(3A)に3時間23分で到着、腰を下ろして喫煙休憩、ウムまずまずの展開。
 
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秋の木漏れ陽が美しいブナ林のシングルトラックを気持ちよく走る、短く現れる急坂上りは
イヤだが(笑)。「いざ!袴岳!」看板に「違うよ、まだ湿原抜けてからじゃん」と独りツッコミ。
静かな山をウンウン登る、今年は地に落ちたドングリが多いナ、丸い白キノコも観察しよう。
 
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袴岳山頂で、妙高や黒姫、看板通り「信越の雄大な景色」を眺めながら短時小憩、再始動。
攣り気味だが足は生きている、ゆっくり山を駆け下り、再びフカフカ落ち葉のトレラン最高!
赤池への緩い上りジープ路はトボトボ走り…歩いた方が早い?周囲とも、抜きつ抜かれつ。
 
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「ブドウ食べに来たぞォ~」と叫びながら駆け込めば4Aスタッフ笑顔で「どうぞ~」、ウマイ!
「さぁ後半戦も盛り上がっていきましょう!」看板、ヨシそれでは階段状下りはバンバン降り。
暑いハズの生命の森も今年は涼やかな風で気持ちイイ、撮影ポイントだ、ヨシ跳んで写れ。
 
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希望湖畔の第2関門に5時間57分で到着。ココまで足も尻も息も騙し騙しでよく持ったナァ、
どうする?ソリャ、看板通り「ここまで来たら、何が何でもゴールします!」、毛無山に挑む。
丸い赤キノコを観察しながら、ヒイヒイと登る。山頂で志賀の山山を眺めながら喫煙休憩だ。
 
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下山中にまたまたキノコで急停止、続く走者も撮影会だ(笑)。「5回目?詳しいわけだ」と笑
われながら、ツヅラ坂はお互い先の譲り合い。山裾の美しいトレイルは「歩くな、進め!」の
看板に一部逆らって、上り段差は歩きマス!今年も美しいススキ野、「また観に来たゾォ」。
 
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毎度お馴染み「コーラくれ~!」の駆け込み5A到着。う、クランプの予兆…この先で大発作
は完走も危い、行けるところまで行こう、早早に再始動。「心が折れてても進まなきゃ…」の
看板、いや心は折れてないけれど尻は爆ぜていて足も攣っています、石川P!ヤバイなぁ。
 
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希望湖から離れる上り坂で…クランプ来たァ、唸りながら激痛に耐える。5分待って発作が
拡がらないのを確かめて歩く。もう攣ったまま進むしかない…キツイなぁ。痙攣治まる隙に
歩いてペンション街へ。沿道応援に「帰って来たぞ~」と叫んで「口しか残ってないッス」(笑)。
 
斑尾2012感走 (57) 斑尾2012感走 (58)
大失速のまま足を騙して最終盤へ。ゲレンデ越しに聞こえるは表彰式のアナウンス…昨年
大会に続いて、また間に合わなかったかぁ。「16キロ第1位は…関颯人さん」に「ヤッタ~」
と独り叫びながらゲレンデへノロノロ。最後の看板は「最高の走りと笑顔でゴールを駆け抜
けて!」…よっしゃあ、とゲレンデを駆け下り、ゲート手前で決めポーズの後、フィニッシュ!
 
タイム 8h05分15秒
 
斑尾2012感走 (59) 斑尾2012感走 (60) 斑尾2012感走 (61)
まずは、優勝賞品を抱える関颯人クンに「オメデトウ、本当にヤッタな、スゴイ」の声を贈る。
次に、毎度の無料「きのこ汁」をいただき食べながら、タバコを喫してクールダウン、爽快!
着替えてから最終走者たちの応援に戻り、帰り急ぐ走友たちに別れを告げて会場を去る。
 
青い空と秋の雲、信越の山山と湖、色彩豊かな草木、緑豊かな森の道…斑尾の秋は言い
表しきれないほど美しい。走力と体調を騙して完走、記録は過去最悪の8時間オーバーで
あったが、過去最長に斑尾の自然と人人を感じて走ったナァ。その感走が心に沁みていた。
 
 
【2012年10月19日 追記】
感走写真コレクション
2012秋感走 2012秋感走 (1) 2012秋感走 (2) 2012秋感走 (3)
 
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コメント

No title
山神親父 URL [2012年10月16日 12時19分]

こんにちは!
斑尾ではお世話になりました。
1年ぶりに再会できて、とても楽しい充実した2日間を過ごすことができました。
ありがとうございました。

颯人も目標どおり優勝できました。
しかも、去年の自分の記録を約8分、去年の優勝タイムと比べても6分以上速い独走でした。
優勝できたことは嬉しいのですが、あまりに順当すぎて我が息子ながら何か釈然としません(笑)。
斑尾の森には魔物は棲んでいなかったようです(笑)。

まだ来年のことははっきり分かりませんが、颯人は陸上に専念すればしばらくはトレランの大会に出ることは難しいと思います。
来年は颯人抜きの家族で斑尾を訪れ、跡継ぎの次男はかみさんに任せて、私は50kmにチャレンジしてみようかな?などと考えております。

これから颯人は、ジュニアオリンピック、都道府県駅伝と、全国を舞台にライバルと戦うことと思います。
近況はまたご報告させていただきたいと思います。

またお会いできる日を楽しみにしております。
長文失礼いたしました。

to:山神親父さん
帰山人 URL [2012年10月16日 13時25分]

こちらこそ、ありがとうございました。
7・6・5・4位ときた上村愛子選手はバンクーバー五輪で「なんでこんな一段一段なんだろう」と泣いたワケですが、我が山神・颯人クンは4・3・2・1位ときて「一段一段上がったら…あ、もう上が無い!」の快挙、スバラシイ記録更新でありました。加えて石川さんも笑うしかない毎度の余裕ある颯人クンの走後コメント、私もゲレンデ越しに聞きながら嬉しくて笑ってしまいました。
>しばらくはトレランの大会に出ることは難しい…
イイんです。このままじゃあ、仮に「出ます」と言われても、上位を狙うオトナたちの顔が潰れるだけですから(笑)。颯人クンには足や心を潰してほしくありませんから…私ゃ箱根5区を駈け上る姿を勝手に浮かべておきます。
親父様も走力からみて50Kは「チャレンジ」じゃないでしょう、じゃあ颯人クンの替わりに入賞狙ってください^^/
颯人クンにヨロシク!またお会いしましょう!

No title
t.matsuura URL [2012年10月16日 16時21分]

今年もすばらしい天候&写真数!
おつかれさまでした。
今回はブログの写真でしか見れないですが、
ススキ野の美しさ、等想いだしていました。
走るたびに表情を変えていくコースって
中毒的な快感があるのかもしれないですね。
(今ロードばかり走っているので、余計...)

to:t.matsuuraさん
帰山人 URL [2012年10月16日 17時49分]

あぁ、距離や高低差など難度がどうとか言う以前に、斑尾高原TRRは美しく爽快であります、やはり最も好みのトレラン大会でした(私の場合は山遊びだけどネ。あと、クリック戦争はもうイヤだけど…)。
まぁ、貴君は目前の記録を獲ってから、またユックリ遊びに行けば好いじゃあないですか…山は逃げませんから^^/

No title
ちんきー URL [2012年10月17日 23時08分]

斑尾高原トレイルランニングレースお疲れ様でした。
族長が言われる通りトレランらしいトレランコース、トレイルランナーにはご馳走ですね。
自分も走りたくなります。
実際去年のコメントでは「出たい」なんて書いてるし・・・
ただ「クリック戦争」や「お金」の事を考えると迷うところです。
(こんな事言ってる時点でトレイルランナー失格ですが)
最近脚(足)の調子が良くなくモチベーション下がり気味だったですが元気貰いました。
次の「しまだ」ではよろしくですm(_ _)m

No title
しんろく URL [2012年10月18日 14時44分] [編集]

斑尾おつかれさまでした。
「5年・連続・参加」でリンクが変えてある細かさに驚き、ワラッチランナーがいたことにも驚かされました。
やっぱり、看板が楽しい大会ですね

to:ちんきーさん
帰山人 URL [2012年10月18日 18時32分]

斑尾高原TRRのコースは、本当にご馳走です。でも、レースコースも周辺のトレイルも何時でも誰でも走れるコースばかり…だから、クリック戦争なんか無視して、大会以外で走りに行ってもイイんですヨ…自主大会を考えちゃおうか?(笑)
ただ、「キビしさもそこそこで美しさは比類無いトレラン大会」としては、やはりオススメNo.1です。運営もこなれているしネ。是非とも参加の機会を狙ってください^^/

to:しんろくさん
帰山人 URL [2012年10月18日 18時56分]

相変わらず細かいところまで見ていただいていますねぇ、感謝です。VFFやMTなどではもう驚きませんが、私もワラッチには吃驚しましたヨ。
キロポスト&看板については、(後続走者とのかねあいもあって)顔入りセルフにはこだわりませんでしたが、「キロポストや看板を…コンプリート次なる目標にいかがでしょうか?」というしんろくさんのオススメを決行しましたヨ^^/
でも、美しい風景ポイントは、看板写真の数をはるかに上回ります。コレばっかりは、自分の眼で見て欲しい…

No title
山神親父 URL [2012年10月30日 12時43分]

こんにちは!
先日のコメントに書きました通り、近況をご報告させていただきます。

よければまずはこちらをご覧ください。
http://www.youtube.com/watch?v=R0tAvMmmY6c

期待以上の結果を残してくれました。
本人の頑張りもあったと思いますが、運にも恵まれていました。それと1週間前に、2年前の同じ種目のチャンピオンの父上(結構な有名人)から直々にアドバイスをいただくことができたのも良かったのではないかと思っています。

それと、これは斑尾で表彰式の後のことですが、石川さんを通じてこんなお話をいただきました。
https://www.patagonia.com/jp/patagonia.go?assetid=6752#qualification

先方に連絡先を伝えてあったのに、2週間経っても音沙汰が無かったので、これは社内稟議で否決されたかな?と思ってたら昨日稟議通ったとの連絡がありました。
「来年から陸上に専念するとあまりお役に立てませんよ。」とお伝えしたのですが、今から囲っておきたいらしく(笑)、それでも構いませんとのことでした。

私が言うと只の親バカなのですが、高校の名門陸上部からオファーが来る中学生は全国にもそれなりの人数いると思いますが、同時にメーカーからもオファーが来るのは恐らく日本中でも颯人だけではないかと思ってます(笑)。
そんな颯人に3年も前に目を付けて、ブログで宣伝してくださった帰山人さんは凄いっ!(笑)

また書かせていただきます。

to2:山神親父さん
帰山人 URL [2012年10月31日 15時34分]

どうも!JO3000決勝、イイっすね~。位置取りにもギアにも無駄や焦りの無い、安定感のある走り、お見事です。
それにしても、山学の上田監督やら石川さんやら、交流している顔ぶれもハンパ無いっ(笑)
いやね正直、ただ速いとかの身体能力だけじゃあ捉えきれない、飄飄とした芯の強い「自我」を感じるんですよ、関颯人ってオトコには…私が感じるのだから、その道の関係者はもっと感じているんじゃないのかなぁ…だから、ヒトは囲いたがるけれど囲いきれないのダ、何てたって「山神」ですから(笑)
また近況をお知らせくださいネ^^/

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Author:kisanjin
鳥目散 帰山人
(とりめちる きさんじん)

無類の珈琲狂にて
名もカフェインより号す。
沈黙を破り
漫々と世を語らん。
ご笑読あれ。

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