事故再発は嫌だ

カテゴリ:ウスモードさんアーカイブ [2008年09月18日 15時29分]
こんにち ハ ウスもーどです。

事故米の話題を社内でしていて、
ふと寿司のことが頭に浮かびました。

私の実家では、寿司に使う酢飯(シャリ)を作るとき、
一般的なレシピと比べると砂糖が極端に少ないか、
場合によっては使わない、のが伝統です。
それが、当たり前だと思って育った私は、
外で寿司を食べる都度に、甘ったるいシャリに閉口していました。
ま、どっちが異常かと言えば、実家の酢飯レシピが異常だったワケですが・・・

でも、戦前まで、江戸前の握り寿司のシャリには、
砂糖はほとんど使われていませんでした。
その理由は、今とは「酢」が違ったんです。
当時は「赤酢」を使っていました。
「赤酢」は昨今の健康ブームで大ハヤリの「黒酢」と同様に、
薄黄色の普通の「白酢(米酢)」より、アミノ酸が多く、旨みと甘みがあります。
だから砂糖甘さなんて必要なかったわけです。

戦後の食糧難の時代、
「黄変米事件」で人々はご飯に色が付いてることを、極端に恐れました。
フツーのご飯も玄米から白米へ圧倒的に主流が変わったキッカケでもあります。
そして寿司も、「赤酢のシャリ」が「黄変米の酢飯」と誤解されるのを嫌い、
色の付かない「白酢」を使い、コクと甘みの不足を補うために砂糖を入れたのです。

「黄変米」は事故米の「カビ米」のことです。
「黄変米事件」でも、その米は「食用不可」ですが、
行方知れずで、消えてしまいました。
行き先は結局日本人の胃袋だった、とも言われてます。

懲りてねぇなあ、この国は・・・
ま、そんなことより、前回は「本当の江戸前寿司」を抹殺したカビ米、
これ以上、今回は食いしん坊の私を怒らせないように祈るだけです。

え?今、酢飯はどうするって?
私の自作の酢飯は、貴重な「赤酢100%」で砂糖なんぞ入れませんよ!
シャリは「銀シャリ」じゃなくて「赤シャリ」が旨いんです!

うすモード
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鳥目散 帰山人
(とりめちる きさんじん)

無類の珈琲狂にて
名もカフェインより号す。
沈黙を破り
漫々と世を語らん。
ご笑読あれ。

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