ひだたかやま走

ジャンル:スポーツ / テーマ:ジョギング・ランニング / カテゴリ:走の記:大会編 [2012年06月11日 23時00分]
「日本コーヒー文化学会 第19回総会」(&講演会&分科会)の日程を事前にヨミ間違え、
12年振り2回目となる欠席に心迷ったが…否!先に申し込んであった催事は初開催だ、
行かねば!梅雨入り翌日、走友ちんきーさんの車へ便乗、優先するは飛騨高山への旅。
 
襞多過山 襞多過山 (1) 襞多過山 (2)
途次に下呂で昼食後、高山市民文化会館で大会前日受付。迎えた飛騨牛キャラクター、
「うしっち」や「ひだまる」の仲間か敵かわからない「うしぼぼ」。説明会では、取って付けた
ような冠「ぎふ清流国体開催記念」に「ミナモ」下手踊り、厳しいコース紹介に心躍る(笑)。
 
襞多過山 (3) 襞多過山 (4) 襞多過山 (5)
ホテルにチェックイン後、ちんきーさんとオヤジ二人で高山市街を散策。再び食事を挟み、
加えて買い食い、「日本一美味しいミンチカツの店 助春」のミンチカツはそこそこ美味い、
「ニ四三屋」のみたらし団子は相変わらずの味…さらにホテルの部屋でビール談議続け…
日が替わって眠り浅く寝不足のまま、体調もよろしくないが、フィニッシュ会場前の国府
小学校6年生K・I さんの応援手紙を励みにしながらコーヒー淹れ飲んで身支度して出陣!
 
2012年6月10日
『第1回 飛騨高山ウルトラマラソン』 72K
 
襞多過山 (6) 飛騨高山UM (12) 襞多過山 (7)
飛騨高山UM 襞多過山 (8) 襞多過山 (9)
スタート会場の高山市役所に続々集まるランナー…ん?隣のホテルに偶然泊まっていた
ごぼう☆さんが登場(早朝から見送り応援ありがとう、ごぼう☆さん!)。朝5時、「起伏の
激しい日本一過酷なコース」がウリ(?)の100km部門と同時にスタート、ちんきーさんと
私の72km最終制限11時間の旅が始まる。序盤は高山市街、上三之町の古い町並み
を観光気分で走り抜け…いや私は今日もカメラン応援返しランでず~っと観光気分(笑)。
 
襞多過山 (10) 襞多過山 (11) 襞多過山 (12)
飛騨高山UM (1) 襞多過山 (13)
3週前「STY」でも喰らった大クランプ(持病だな)と調子良くない尻調子(痔病だな)、2つ
の「じびょう」を怖れつつも、里山の田園風景から丘の林道へと草木の緑が間近で爽快。
数もメニューも豊富なエイドステーションでは全て完全停止の作戦、先は長いゾ焦り禁物。
5km地点を約35分で、10km地点を約71分でちんきーさんと共に通過、予測通りイイゾ。
第1の難所は美女峠へ長い上り坂、見かけた五指靴(VFF)走者の背後について足捌き
を勝手に見習いながらポコポコと走り続ける。峠の直前で100K参加のK川さんを発見、
「東山(36MM)以来ですネ」「おぉ半年振りだネ」と暫らく並んで楽しい談話を続け走る。
 
襞多過山 (14) 襞多過山 (15) 襞多過山 (16) 襞多過山 (17)
美女高原エイド(14.1km)の美女(?)スタッフからもらった濃厚トマトジュース、旨いゾ!
小用でトイレ列に並び済ませば、ちんきーさんも列後ろ、ではややお先にと下りの再始動。
15km地点を約1時間51分で通過し、再び緩い上り基調、霧雨が降って自然のクーラー。
第1関門「道の駅ひだ朝日村」(19.1km)、関門時刻8時に対して約43分前に到着かぁ、
思ったほどに余裕が無い、それでもおにぎり2つモグモグ「よもぎうどん」もズルズル(笑)。
 
襞多過山 (18) 襞多過山 (19) 襞多過山 (20) 襞多過山 (21)
20km地点を2時間28分31秒で通過、さらに延々続く上り坂…沿道おばちゃん「皆さんを
虹が応援してますヨ~」に背後を振り返ればホント虹だ、フィニッシュアーチの前触れか?
ううっ、でも足はイケるが腹がダメ、尻だけじゃなくて珍しくも下腹部の違和感ガマン限界、
エイドのトイレ大用に駆け込み、冷や汗下痢気味15分停止。気力もトイレに落としたか?
 
襞多過山 (22) 襞多過山 (23) 襞多過山 (24) 襞多過山 (25)
25km地点を約3時間13分で通過、徐々に上り勾配がキツくなりトボトボ、第2の難所に
向けて上り上り上り!不思議とクランプ発作に襲われないけど急に眠気が襲いフラフラ、
体幹冷えてブルブル、睡眠不足で低体温化か、こりゃマズイなぁ。カクレハキャンプ場の
エイドから更に急坂…眠って歩いているゾ!対策は…喋りだ!STYのTシャツ走者K村
さんに声をかけ談話を強要(?)しながら駄吉林道の30km地点を約4時間4分通過だ。
 
襞多過山 (26) 襞多過山 (27) 襞多過山 (28)
飛騨高山UM (2) 襞多過山 (29)
待ってました未舗装区間の約2.5km、雨に濡れた岩と水たまりの土、ロード走者の悲鳴
を置いて気分も復活のヒャッホー歓声でガンガン走り下る、そう私はトレイルランナーだ!
舗装路に戻って標高1200m超でアップダウン、曇り霞んだ遠景に緑鮮やかな山を眺め、
速力は低下しているが景色最高で気分も最高!35km地点を約4時間44分で通過する。
 
襞多過山 (30) 襞多過山 (31) 襞多過山 (32) 襞多過山 (33)
最高点(1345m)間近の第2関門「飛騨高山スキー場」(36.7km)、関門時刻10時45分
に対して約51分前に到着かぁ、余裕は稼いだがココは大休憩。預け荷のタバコ取り出し
まず一服しながら喫煙スタッフと談笑、次に自作氷出し珈琲を取り出し味わう、う~旨い!
Tシャツだけ着替えて、エイド食のアンパン・おにぎり・菓子…え?チョコを溶かしてショコラ
ショー(作ってくれたスタッフはココアと言っていたが:笑)、この機転と努力に感涙味わえ!
 
襞多過山 (34) 襞多過山 (35) 襞多過山 (36) 襞多過山 (37)
後続走者を見下ろしながら最高点を通過、高度差600m以上の約10km長い下りに突入。
40km地点を5時間38分11秒で通過。延々続く下り坂に周囲の走者も自重気味、「こりゃ
足にくるなぁ」クランプ必至でも呆れ笑いながら走るゾ、面白いモン!42.195km看板に
「この大会ロード走だった」(笑)、約5時間52分通過…どんだけ遅いフルマラソン!?(笑)
 
襞多過山 (38) 飛騨高山UM (3) 飛騨高山UM (4)
襞多過山 (39) 襞多過山 (40) 襞多過山 (41)
高度が下がるとともに雨が上がり頭上の雲間から陽が照りつけ気温も皮膚温も急上昇。
45km地点を約6時間8分で通過し、「さぁ口から先に着いたぞぉ」と叫んで岩滝公民館の
スタッフを爆笑させる。短い岩滝トンネルを潜り、短い上り坂でも「もうイヤだ!」と叫べば
「まだまだキツイのを残してあるヨ~」の逆襲、皆で苦笑。50km地点約6時間48分通過。
 
襞多過山 (42) 飛騨高山UM (5) 飛騨高山UM (6)
襞多過山 (43) 襞多過山 (44) 襞多過山 (45)
603m長の丹生川トンネルを抜け走れば浄願寺前で国道158線に出る。板蔵ラーメン
の看板に「アレ?山ばかり走ってたから街道に違和感…コレ本当にマラソンか?」(笑)。
 
襞多過山 (46) 襞多過山 (47) 襞多過山 (48) 襞多過山 (49)
第3関門「丹生川支所」(54.4km)、関門時刻13時15分に対して約57分前に到着かぁ、
さらに余裕は稼いだがココも大休憩。早速にみたらし団子と焼きそばの昼飯、「やっぱり
飛騨牛になっちゃう?」と寝そべりながら笑う。並び待った氷トマトシャーベット、ウンマイ!
そこへちんきーさん到着、聞けば腹具合不調でトイレ漬けの道中と…それでも水分とカロ
リーは補給せよの鬼の忠告。再びトイレから出てこないちんきーさんを置いて鬼の先行?
55km手前の案内スタッフ「あの山を越えた向こうがゴール」に「聞きたくない(笑)」を返す。
 
襞多過山 (50) 襞多過山 (51) 襞多過山 (52) 襞多過山 (53)
100K部との分岐点を過ぎて、第3の難所は千光寺への坂が始まる。自転車スタッフの
「ココが大会屈指の急坂、頑張れ」に「そっちもネ、ベンガベンガベンガベンガァ!」の私、
どっちが選手だっけ?(笑)周回終えて28kmも長く走っている100K部参加の猛者たち、
この激坂をまだ駆け上る「勇者に拍手!」の私の叫びに周囲の72K走者全員パチパチ。
続いて「え~皆様、1万円以上も払ってようこそ割高ハイキングに来られました」に爆笑。
ヒイヒイ坂を上りき…ゲゲッ、寺の石段!どこまで苛める?こうなりゃヤケだ、駆け上り。
千光寺本堂前で「(この難コースの)責任者出てこいっ」って叫ぼうとしたら、「頑張ってね」
とホントに出てきた坂本雄次師匠!ヒエーッ、叫ばなくてヨカッタ、んじゃ記念撮影ネ(笑)。
 
襞多過山 (54) 襞多過山 (55) 襞多過山 (56) 襞多過山 (57)
首と頭にかぶり水をかけていただき「ヒヒィ、生き返るぅ」。60km地点を8時間29分17秒
で通過、緩く進めばクランプ大発作は回避できるだろう、時間内完走の見通し確かに想う。
林道をゆっくり駆け下り、エイドの麦茶はおかわりネ。65km地点を約9時間3分で通過。
 
襞多過山 (58) 襞多過山 (59) 襞多過山 (60) 襞多過山 (61)
続々と私を抜き走る100K部の猛者たち全てに「ナイスラン!」の声援走。宮地公民館
エイドで再びかぶり水に歓声、スタッフ「まだ元気だな、よし来年は乗鞍上るコースにした
ろか?」に私は「ふぇ~フィニッシュに逃げろ、行ってきま~す」(笑)。後続走者たちには
「さぁサブ10(テン)いけるゾ」と叫んで、残り5km地点を約9時間18分で通過。おぉっと、
おサルさんだ、タッチ!次第に増える地元の沿道応援にも手を振り続け「ありがとぉ~」。
 
襞多過山 (62)
70km残り2km地点を約9時間40分で通過、一旦走速を緩めて心拍を落とし…残り1km
を切って「お帰りなさい」「あと少し」の沿道声援が連なり続くところから徐々に加速して…
「ホホォ~イ、ハイハイハイ、アリガトアリガト、フォ~」の絶叫ハンドタッチ強要突っ込み
走開始!ラスト300mは私の勢いに気圧されて観客爆笑だ、最高の気分でフィニッシュ!
飛騨高山UM (7) 飛騨高山UM (8) 飛騨高山UM (9) 飛騨高山UM (10)
 
タイム 9時間52分07秒
 
飛騨高山UM (11) 襞多過山 (63) 襞多過山 (64)
直後に完走メダルを首からかけてもらって、んじゃ迎えた「うしぼぼ」と記念撮影ネ(笑)。
 
襞多過山 (65) 襞多過山 (66) 襞多過山 (67) 襞多過山 (68)
フィニッシュ会場(国府B&G海洋センター体育館)隣の国府小学校体育館で着替えつつ、
ちんきーさんを待てば…来た!やったぜ初ウルトラの完走快挙達成は見事オメデトウ!
無料振舞いの豚汁を啜り食べ、持参の氷出し冷珈琲で祝杯を挙げて、団子も買い食う。
続々と完走するランナーを眺めつつ会場をシャトルバスで去り、ちんきーさんの車に乗り
替えて高山市を離れる。興奮冷めやらず、モチロン毎度のオヤバナ炸裂の帰路となる。
(※大会参加の足を全て負い、宿から食事まで付き合わせた走友ちんきーさんに感謝)
 
初開催の「飛騨高山ウルトラマラソン」、大会関係者の運営も地元住民の声援も嘘臭く
ない温かさに心の「襞(ひだ)」を感じる、多過ぎる山コースで「多過山(たかやま)」(?)、
こんな「ひだたかやま」走で好かったし面白かった…丹生川中学校生徒が描いてくれた
完走祝の絵団扇(うちわ)を眺めながら、難コースを楽しみきった日を想い返していた。
 
「マラソンで 心のひだを 得(う)る捉(とら)へ 多過ぎる山 たかやまといふ」 帰山人 狂歌
 
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コメント

No title
ちんきー URL [2012年06月13日 20時01分]

相変わらずの凄まじい写真の数。
走るだけで精一杯の自分には到底真似出来ません。
それにしても写真を見ると大会当日の事が思い出されます。
そんな中印象深いのは「よもぎうどん」と「千光寺の激坂をワシワシ登る100kのランナー達」、そして・・・「いろいろなトイレ」(笑)
何だかんだありましたが2日間とても楽しかったです。
ありがとうございました。

No title
しんろく URL [2012年06月13日 20時51分] [編集]

完走おめでとうございます
過去トイレ中の写真は見ましたが、
トイレ中の写真までクルとは思いませんでしたが、とても辛そうですね。

高山の町は、大のや醸造さんの味噌がよくて、たまに取り寄せします。店頭で味噌汁の試飲ができる店です。

to:ちんきーさん
帰山人 URL [2012年06月13日 22時33分]

や、こちらこそお世話かけました。
そう、何だかんだと…楽しかった^^/

to:しんろくさん
帰山人 URL [2012年06月13日 22時56分]

どうも。好い旅になりました。
トイレ中写真…記事に載せた写真は一部でありますが、トイレ中は外せなかった…自撮りじゃなければ犯罪だよネェ^^;
「大のや醸造」…今般は寄りませんでした。ここや日本酒の蔵元も廻りたかったけれど、買い食いとオヤバナで日暮れてしまいました^^;次回の高山は観光に行きたい!

No title
しんろく URL [2012年06月15日 16時26分] [編集]

追加写真のゴールシーン
連射でばっちりおさえてあり、gifアニメにしたいですね

to2:しんろくさん
帰山人 URL [2012年06月15日 17時53分]

このフィニッシュポーズ、まぁ今般もコレをやりたいばっかりに長い道中を走っていたワケでありまして…連写ばかりは、自分の努力では何ともならないのでシメシメ、写ってヨカッタ^^/

No title
ごぼう☆ URL [2012年06月16日 15時19分]

すっげー!!完走おめでとうございます。
やっぱりゴールしちゃうのが素晴らしいっす。
どれもこれも笑顔で写っていますが、やっぱどれもこれもですか?
うっかりグッタリ激写されちゃったのもあるんですよねぇ~?

to:ごぼうさん
帰山人 URL [2012年06月16日 17時11分]

ごぼう☆さん、スタート時の声援ありがとうございました。
いや、グッタリを外しちゃいませんよ…ってか、よく見てください、笑顔じゃないのもありますって!(笑)しかもですね、口を開けた笑顔に見えるのも、実はシンドくて口開いているんですよ~。総じて、やってることを誤魔化しちゃあいませんが、そーとー無理はしています^^;;

No title
しらちゃん URL [2012年06月16日 20時22分] [編集]

おー、これは楽しそうだ。未舗装区間があるのもいいですね。UTMFの3週後に100kmレースは無理だと最初からあきらめていましたが、意地を張らずに72kmにすれば日帰りも可能だったかな。

しかしなんだ、トイレの写真って初めて見たよ。これから夕飯だっていうのに(苦笑)。

to:しらちゃん
帰山人 URL [2012年06月16日 21時33分]

ウン、楽しめたヨ~。受付は前日だけなので日帰りはムリだけど、なかなか好いコースを作ったと思います。しらちゃんならば、「UTMF」の疲労抜き、或いは「おんたけウルトラ」の足慣らし、いずれもアサメシマエでしょ!?^^/
え?夕飯前?そりゃ失礼しました…ワリイワリイ^^;

No title
ごぼう☆ URL [2012年06月19日 18時32分]

完走できなかったランナーって何人ぐらいいるんですか?

to2:ごぼう☆さん
帰山人 URL [2012年06月19日 21時26分]

100Kの部は749人出走して170人DNF(完走率77.3%)、
72Kの部は268人出走して38人DNF(完走率85.8%)
でした。事前の予想以上には完走率が高かった…さすがに「日本一過酷」という触れ込みで、それなりに水準が高いランナーが集まったということでしょう^^/

ウルトラ三昧ですね^^
えりあ URL [2012年06月21日 00時32分]

飛騨高山、お疲れ様でした^^
野辺山よりキツイかもしれないというレースに出てしまうところがまず恐れ入ります。
先日のSTY、今回の飛騨高山、来月のおんたけウルトラ…その他も併せるとレースだけで年間1000kmも可能ですね。
これから一気に気温も上がってきますが、
お互い体調を崩す事無く来月と10月、元気でお会いしましょう^^

to:えりあさん
帰山人 URL [2012年06月21日 02時12分]

ウルトラ三昧?…イヤイヤ、大江戸小江戸202Kと富士五湖112Kを完走しておんたけウルトラに行くアナタに言われたくありません!(笑)そのおんたけですが、ちんきーさんも初参戦、こりゃ今から楽しみですゾ^^/

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Author:kisanjin
鳥目散 帰山人
(とりめちる きさんじん)

無類の珈琲狂にて
名もカフェインより号す。
沈黙を破り
漫々と世を語らん。
ご笑読あれ。

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