黒も白も無い

ジャンル:映画 / テーマ:映画感想 / カテゴリ:観の記:映面 [2012年05月05日 06時30分]
やりたい放題の邦題は‘黒と白’という意…おかしいなぁ、薹(とう)が立ち始めたとはいえ
主演はリース・ウィザースプーン、脇役2人を文字通り刳(しゃく)って顎で使う映画のハズ…
  黒と白  黒と白 (1)
 
『Black & White/ブラック&ホワイト』(This Means War) 観賞後記
 
《2人はCIAのトップエージェント》で《向かうところ敵なし》の謳いとはいえ脇が甘いなぁ…
ブラッドレイ・クーパーとコリン・ファレルとジェームズ・フランコとセス・ローゲンとジャスティン・
ティンバーレイクとサム・ワーシントンとが演者から降りて、クリス・パインとトム・ハーディー
がタマタマ使われたらしい、ハッキリ黒白をつける役は誰でもかまわずハッキリしなかった。
 
凄腕のエージェントが職権を濫用して恋愛の全面戦争?…とくればアノ作品を思い出す。
製作・原案・脚本のサイモン・キンバーグは、以前に脚本を務めたアクション&ロマンス&
コメディ作品のテイストを本作に求めたと思われるが、誤算は監督がマックGであったこと。
『Black & White/ブラック&ホワイト』は、『Mr.&Mrs.スミス』のケアレスミス版である。
 
  黒と白 (2)
駄作の中で唯一輝いていたのはチェルシー・ハンドラー、さすがスタンダップコメディアン、
現実世界でのアンジー口撃の破壊力そのままに好い味を出し、友人でもある主役リース・
ウィザースプーンを完全に食った。いや待て、‘黒と白’とは‘チェルシーとリース’の意か?
そう誤認した方がまだしもマトモに感じられる本作。ますますクリスとトムは不要だなぁ…
 
女性2人の汚いコメディに焦点を合わせるべきを、男性2人の冴えないアクションに誘導し
て失敗している本作、信用できぬ映画レビューRotten Tomatoesであるが今般の26%
=腐敗作品評には賛同する。「ブラン・エ・ノワール」には“琥珀の女王”の別名あるように、
『Black & White/ブラック&ホワイト』にも“娯楽の女王”を探し観ていたが、‘黒と白’の
必然性が無い映画作品では、「ブラン・エ・ノワール」どころか「シロノワール」にも達しない。
 
コメント (4) /  トラックバック (0)

コメント

No title
しらちゃん URL [2012年05月05日 21時10分] [編集]

この映画、予告編見ただけでパスしました。そのうちに女房がレンタルで借りてきたら一緒に見るかってところです。アメリカ映画の発想が貧困なのかな。

私は昨晩DVDでクリス・パイン主演の『ボトル・ドリーム カリフォルニアワインの奇跡』を鑑賞しました。未公開作品ですが、なかなかよかったです。クリス・パインのお口直しは同じ俳優で是非どうぞ。

ところで、同僚同士が闘うのでしたら、こういう動画があります。こちらは気が向いたらどうぞ。

to:しらちゃん
帰山人 URL [2012年05月05日 23時59分]

発想が貧困というよりも、「具のバランスが極端に悪い鍋」みたいな映画でした。どうもMcGの作品は話が散漫になって面白味が空中分解しちゃうんだよなぁ…
口直しの推薦ありがとう^^/「パリスの審判」話ですね。DVD探して観てみます。

No title
しらちゃん URL [2012年05月06日 21時26分] [編集]

その話は有名なんですね。未公開作品なので、DVDレンタルの数は少ないかと思います。
どうでもいいほうの動画の紹介ですが、リンクを張り忘れたようです。これです。『ブラック&ホワイト』と違って無料です(笑)。
http://videotopics.yahoo.co.jp/videolist/official/others/padd124ff7d74bba8745a0ad1409803a8/

to2:しらちゃん
帰山人 URL [2012年05月06日 23時07分]

重ねて紹介ありがとう。こりゃケッサクですナ^^/

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鳥目散 帰山人
(とりめちる きさんじん)

無類の珈琲狂にて
名もカフェインより号す。
沈黙を破り
漫々と世を語らん。
ご笑読あれ。

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