蕎麦に居るね 10

ジャンル:グルメ / テーマ:うどん・そば / カテゴリ:食の記 [2012年04月18日 01時00分]
信濃は北信・長野方面へ出かけてマラソン大会に参加、その前後で蕎麦を食す四演。
 
2012年4月14日
 
「たなぼた庵」
  蕎麦に居るね10
正午前、川中島の農林漁業用揮発油税財源身替農道(農免)沿いの店に到着、初訪。外待ちの出ている満席だったが5分と待たずカウンター席に通され、目的の品を注文。
  蕎麦に居るね10 (1)
「中もりそば」 (600円)
噂に聞こえた凄い量である、近来の日本でも蔓延しているスタバとかいう外来の珈琲牛乳屋のドリンクサイズ(Short/Tall/Grande/Venti/Trenta)に喩えるならば、たなぼた庵の中もりはベンティであろうか(大もりのトレンタは出すのを止めたらしい)。麺は二八か外二か、やや平気味の細打ちだが切り幅バラバラ、一塊に積まれた山だ。山頂(?)からそのままツルツル食べれば、硬くはないが煮えすぎてもいない、辛汁も江戸蕎麦の濃い辛さはないが甘味も程好く、量で食べさせる蕎麦としては充分に納得。薬味も加えながら徐徐に大きくズルズルと食べ進み、意外と濃い目の蕎麦湯で満腹。これで並盛りに20円加算の600円というコストパフォーマンスに恐れ入って店を出た。
 
「道の駅しなの ふるさと天望館」
朝から降り続いて上がらない雨、体が冷えて薄寒い。宿に決めた黒姫のペンションへ向かう前、信濃町IC横の「道の駅」は馴染みだが、蕎麦を食べるは約2年8ヵ月振り
  蕎麦に居るね10 (2) 
「おにかけそば」 (800円)
信州・水内(みのち)地方の郷土食「おにかけそば」は、大根・人参・白菜など季節の野菜にキノコや肉などを加えた具汁を、茹で上げた霧下そばの上からかけたものだ。
  《おにかけ【お煮掛け】=にかけ ⇒ にかけ【煮掛け】:②ゆでためん類を一人前
  ずつ小さな竹籠(とうじ籠)に入れ、煮たった汁に通して盛りつける。これに汁と
  実とをかけて客人へ供する。オニカケとも。元禄(一六八八~一七〇四)ごろ
  からあった郷土めんで、文化(一八〇四~一八)ごろから信州では、うどんより
  そばが用いられ、トウジソバともいう》 (新島繁 『蕎麦の事典』 柴田書店)
但し、私は「オニカケソバ=トウジソバ」とは未だ断定できないし、トウジソバが「湯じ」「投じ」「冬至」などの何れに由来するかに関しても具体的な証左はつかんでいない…そんなことを考えながら、体を温める夕食として温かい煮掛け蕎麦と具を食べていた。
 
2012年4月15日
  
「たなぼた庵」
  蕎麦に居るね10 (3)
マラソンを走り終えて休息後、陽も傾き始めて空腹、では帰途に再び「たなぼた庵」へ。連日訪ねた店はまだ中休み、店頭で20分読書しながら待ち、夕の部の一番客となる。
  蕎麦に居るね10 (4)
「中もりそば」 (600円)
相変わらず凄い量である、香り味も前日通りだが今日の蕎麦は若干足がない感じか? 麺のみで、汁をつけて、薬味の葱で、おろし大根で、山葵で、七味唐辛子で、味を変え食べ進むが、まだ蕎麦の山は三分の一残る…取り放題の揚げ玉(正確には天かす)を加えて平らげる、旨い! 汁に蕎麦湯をたっぷり加えて仕上がる経過、連日全く同じ。これはハマったかな? 機会を窺うよりも機会を作ってまた来よう、そう思って店を出た。
 
「長野自動車道 梓川サービスエリア 上り線 フードコート」 
さっきの蕎麦は店が夕の部でも自分には遅い昼食、ならば自分の夕食を食べ直す?
  蕎麦に居るね10 (5)
「わさびとろろそば」 (550円)
梓川SAで名物「わさびそば」が旨かったのは旧・第一観光が営業していた下り線側、但し数年前に吸収合併されてアルプスシャツ・フード事業部になってから味が落ちた。それでも旧・松本電鉄(現・アルピコ交通)グループが営業する上り線側よりマシだ…ゲッ今は帰途、マシじゃない方の蕎麦しか食べられぬトホホ。過度の期待をしないで食券を差し出し待てば、わさび自体はナカナカだが、とろろと麺はマズマズ、案の定汁はダメダメの「わさびとろろそば」だった。予想を裏切らない味に喜ぶことは難しい。
 
それでも長野界隈の2日間で食べたい蕎麦を4食した満足感、満腹と共に味わった。
 
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鳥目散 帰山人
(とりめちる きさんじん)

無類の珈琲狂にて
名もカフェインより号す。
沈黙を破り
漫々と世を語らん。
ご笑読あれ。

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