蕎麦に居るね 9

ジャンル:グルメ / テーマ:うどん・そば / カテゴリ:食の記 [2011年10月14日 23時30分]
「まみくとい」(信越五岳)の「ま」(斑尾山)方面へトレラン大会参加、その前後で蕎麦二演。
 
 
2011年10月9日
「そば処 うえだ」で蕎麦を食す。
    
 《きりしたそば【霧下蕎麦】:山裾をめぐる標高500~700mの高原地帯では、
  昼夜の温度差が大きく、朝方に霧が発生しやすい自然条件下にある。この
  現象は8月下旬から10月中旬によく見られるもので、ちょうど秋ソバの結実
  期にあたる。……ソバの糊粉層は緑黄色鮮やかで、風味を持ち、粘力のあ
  る香り高いソバが産出される》 (新島繁 『蕎麦の事典』 柴田書店)
 
 soba.jpg soba (1) soba (2)
「信濃の春」(ざるそば・天ぷら・温泉玉子)
「まみくとい」の「く」(黒姫山)の裾に広がる黒姫高原、そこで「霧下そば」をうたう蕎麦屋「うえだ」を約2ヵ月ぶりに訪ねる。午前11時前であるが既に店内席は半分ほど先客が占め、私は前回と全く同じテラス席を所望して、前回と全く同じセットメニューを注文した。
 
地粉の石臼引きで「二八」とか「更科」とか紹介している他記事もあったが、私には口当たりでいえば「外二」くらいに感じられ、「更科(御膳粉)」というよりも「一番粉(内層粉)」に見える。ソバ内層の香りと風味と甘味のいずれもがそこそこ出て、それらがバランス良く調和している喉越し爽やかな細打ちのざる蕎麦である。麺も汁も何かが突出して強さのある蕎麦ではないが、今般は時季良く「新そば」(秋新)が掲げられていて、確かに前回以上に香りと粘りがより強い。野菜の天ぷらも相変わらず旨い、特にシシトウが味良い。同行した友人Mの評価も高く、気取りすぎない上品な新そばとテラスからの風景を堪能。
 
 
2011年10月10日
「道の駅 ふるさと豊田」で蕎麦を食す。
 
 soba (4)
トレラン大会後の帰途、夕刻にダメもとで涌井地区の「きたざわ」を覘くがやはり営業外、それでも気軽な食事蕎麦をすすり食べたい欲望は残り、豊田飯山IC近くの「道の駅」へ。ぼたんこしょうなど農産物土産を買った後に、施設内の食堂に入り、食券を買って待つ。
 
「ざるそば」
見面も味も量も、セルフサービスの食堂で出てくる駄蕎麦としては充分な手打ちそばだ。麺の味はまずまず、汁は市販の「つゆの素」を薄めに割った様な安っぽく変哲無いもの。ふと薬味をみると葱と共に添えられている大根おろしにぼたんこしょうが刻み入れられ、これは地元の常識なのか即興なのか…おそるおそる蕎麦に合わせ食べればコレ好いゾ。
 
 
[余聞ごと]
 
 soba (5)
新蕎麦(夏播きの秋新)の時期である。「うえだ」で食した黒姫産の秋新の味が好かったので八ヶ岳産の秋新蕎麦も味わおう、2011年10月14日「かどふく新守山店」を訪ねる。今般は「ざるそば」を注文して暫し待つ、打ちたて(というより入店した時にちょうど目前で打ち始めたところ)のやや太めの蕎麦切りは「新そば」の謳い通り薄い緑がかった色だ。ポクッとした噛み応えに独特の弾力、キレの良い独特の甘味、新蕎麦のみの味わいだ。今2011年の秋新ソバはいずれも出来が良さそうだ、と旬の到来を鼻と舌で喜んでいた。
 
 
 (※関連記事は「走にして野だが」参照)
 
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鳥目散 帰山人
(とりめちる きさんじん)

無類の珈琲狂にて
名もカフェインより号す。
沈黙を破り
漫々と世を語らん。
ご笑読あれ。

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