コーヒー・スピード MEGA MAX

ジャンル:グルメ / テーマ:コーヒー / カテゴリ:珈琲の記:2011 [2011年10月06日 23時00分]
映画『ワイルド・スピード MEGA MAX』(Fast Five)は、今2011年4月の初公開以来、
世界63ヵ国で初登場1位のシリーズ史上最大のヒットを記録し、日本でも好調発進?
スピード感に溢れる世界の追求は自動車や映画に限らない、コーヒーの世界でもある。
 Coffee Speed MEGA MAX
 
“COFFEE SPEED”
2011年1月7日にオーストリアのCem Korkmaz(セム・コルクマズ)氏が樹立した記録
(ギネス認定)は、「1時間で最も多くカプチーノを淹れる」世界最多記録109杯である。
Cem Korkmaz氏は2011年4月‘Austrian National Barista Championship’優勝、
同年6月にボゴタ(コロンビア)で開催されたWBC(World Barista Championship)にも
出場(53人中43位で1次予選敗退)したオーストリアのバリスタ・チャンピオンである。
Cem Korkmaz氏が有するカプチーノ最多記録109杯に対して、今秋以降にイギリスを
主に複数の者が記録更新(150杯以上)を報じられているが、いずれもチームによる
記録であり、ギネス公式(?)の最多記録になるか否か現時点で私は承知していない。
 Coffee Speed MEGA MAX (1)
 
“COFFEE SPEED X2”
2011年4月8-10日に開催された「ロンドン・コーヒー・フェスティバル」において、9日
「1時間で最も多くエスプレッソを淹れる」エキシビションが行なわれ、世界記録(ギネス
認定)が更新された。Costa Coffee、Union Hand-Roasted、Lavazza、La Cimbali、
La Marzocco、Alpro Soya、United Coffee、Joe & The Juiceなどより参集した
計100人以上による‘London Belle Baristas’チームが31台のエスプレッソマシンを
使い、1時間に1万2003杯(1秒平均約3.33杯)のエスプレッソ最多記録を作った。
オーストリアの109杯カプチーノとロンドンの1万2003杯エスプレッソ、共にバリスタが
樹立した「MEGA MAX」記録であるが、香味も「MEGA MAX」か私は承知していない。
 Coffee Speed MEGA MAX (2) Coffee Speed MEGA MAX (3)
 
そして「ワイルド・スピード MEGA MAX」に相応しいコーヒー自動車のスピード記録も…
 
“COFFEE SPEED X3 ELVINGTON DRIFT”
2011年9月14日にイギリスのMartin Bacon(マーティン・ベーコン)氏ら‘Teesdale
Conservation Vounteers’のチームは、コーヒー滓(かす)を燃料にした‘Coffee Car
Mk2’による挑戦で、有機系廃棄物を利用した自動車の速度世界記録を更新した。
このコーヒー自動車は、同じMartin Bacon氏らが2010年3月に樹立した「コーヒー
燃料車で最も長く走行する」世界記録(ギネス認定)を有する‘Coffee Car Mk1’=
Car-puccino’の後継車である。コーヒー滓を高温で乾留して発生したガスを燃焼
させる原理は変わらないようであるが、Mk1がフォルクスワーゲン・シロッコ(1988年
モデル)を改造して337kmの距離を走ったのに対して、今般のMk2はさらに古い車
ローバー・SD1を改造して最高時速66.5マイル(時速約107km)のスピードに達し、
世界記録を更新した。但し、ベース車ローバーのモデル年代を1974年製としている
一部の報道もあるが、BLMC(ブリティッシュ・レイランド)下のローバー単独開発では
最後の車種となったSD1は1976年から1987年までの生産車であり、意味不明だ。
 Coffee Speed MEGA MAX (4) Coffee Speed MEGA MAX (5) Coffee Speed MEGA MAX (6)
 
“COFFEE SPEED MAX”
2011年9月26日にオーストラリアで「ソファーカー」による速度世界記録が挑戦され、
最高時速163.12kmが計測された。コーヒーテーブルにソファーを組み合わせて、
スズキGSX1400のバイク用エンジンを搭載した「ソファーカー」は、空港の滑走路を
走って、この部門の最高速度記録を更新した。このプロジェクトは、多国籍企業下の
食品メーカー「パルマラット・オーストラリア」が発売しているRTDコーヒー‘Ice Break’の
販促キャンペーンの一環である‘Ice Break Add A Motor To It’として企画された。
但し、フルーツが盛られた皿や本と共にコーヒーマグカップまで装飾された茶目っ気
あるソファーカーのテーブルに、ナゼか‘Ice Break’は置かれていない、意味不明だ。
時速107kmコーヒー燃料カーと時速163kmコーヒーテーブルカー、共にスピードで
樹立した「MEGA MAX」記録であるが、香味も「MEGA MAX」か私は承知していない。
 Coffee Speed MEGA MAX (7) Coffee Speed MEGA MAX (8) Coffee Speed MEGA MAX (9)
 
“COFFEE SPEED MEGA MAX”
スピード感に溢れるコーヒーの記録を求めることは、日本のコーヒー観には合わない。
日本には、どのようなコーヒー世界記録が相応しいのだろう?勝手に考案してみよう。
 Coffee Speed MEGA MAX (10) Coffee Speed MEGA MAX (11) Coffee Speed MEGA MAX (12)
今2011年より30年前の1981年に開催された神戸ポートアイランド博覧会に出展
された巨大コーヒーカップ型パビリオンの「UCCコーヒー館」、後に改築されて「UCC
コーヒー博物館」となっているが、巨大コーヒーカップにもう一度戻して「大きなコーヒー
カップ」世界記録を狙ってみるのはどうであろうか。昨2010年10月15日に2010
USガロン(7608.68リットル)のコーヒーで満たしたラスベガスでのカップ記録が、
ギネス認定の世界記録となっている。これを遥かに凌駕するパビリオン大のコーヒー
カップに、100万人規模を動員してネル布使用の一杯淹てで同時一斉にゆっくりと
ハンドドリップして、超濃厚なコーヒーのデミタスカップ数百万杯を集め注ぎ満たして、
「1時間で最も多く、だがゆっくりとコーヒーを淹れる」世界記録も同時に樹立したい。
できることならば、今やチバラギ圏を越えて日本全国に拡大した「MAX COFFEE」の
ブランドをUCC上島珈琲に買い取っていただき、「MAX COFFEE」キャンペーンとして
史上最大にして意味不明の香味も「MEGA MAX」なエキシビションの開催を夢想する。
モチロンその会場へ乗りつける車は、「MAX COFFEE缶を置いたコーヒーテーブル付き
コーヒー残滓乾留ガスエンジン搭載のソファーカー」で、スピードは「MEGA MAX」だ!
 
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コメント

No title
ナカガワ URL [2011年10月07日 04時51分]

競技で、数値ではっきりするのは、ストレスがなくてよいですねえ。
先日、小柄なバリスタプリンセスたちを見て、くぐつっている側は、舞妓はん作戦なのかなあ?と。でも舞妓はんの都おどりにあたる技がない、かしら。舞えない舞妓はんじゃ、比較したら舞妓はんに失礼ですね。
舞妓はんがお酌したお酒の味が舞妓はんによって変わる、その味を審査して舞妓はんチャンプが決まるのですって、やはり舞妓はんに失礼かしら。しかも、表彰式にはその出したお酒の杜氏さんが出て来て、共に優勝を祝うのです。日本の伝統には、そぐわない様な。
1時間の抽出杯数という力技は、日本のバリスタプリンセスには、荷が重いですかね。
でも、まず規定のショートプログラムとして、力技を競い合って暫定順位を決め、翌日のフリープログラムで、プレゼンやらセンサリーやらを競ってもらって、競技の度に順位の入れ替えが発表されていったら----なかなか興味深い競技会になるかも。
ピアノコンクールあたりなら、男女問わずまず体力ありきで、でも優勝は男子ばかりとは限らないし。

to:ナカガワさん
帰山人 URL [2011年10月07日 18時34分]

今年のSCAJ2011には行けなかったけれど、コメントと「競技会」「試飲会」の「なぞ」シリーズで大概はわかってしまった、アリガタヤ~。まぁWBCを云々すると文化論どころか文明論になりかねないので(ココでは)避けるとして、JBCに限って言えばもはや「雛壇トークに意味不明のウケ賞を出すバラエティ番組」でしょうねぇ。やり直すならば、選手側はSCAJマイスター資格必須とし審査側は基準と選評を記名全面公表する、に加えて… 1.JBC審査員チャンピオンシップを開催し成績を公表する。 2.JBCではラテアート禁止シグネチャービバレッジ除外とする。 3.本戦出場者は女性限定48名枠とし全員をAKB(会いにいける・カワイイ・バリスタの略)48と名乗らせWBC出場者は人気投票かジャンケンで決める。 のいずれかを導入すべきです。改革はMEGA MAXなスピードで行なわれるべきですねぇ。

No title
y_tambe URL [2011年10月07日 22時05分]

別案で…

4. 来場者のチケットの数字の中から、厳正なるくじ引きで複数の審査員を選ぶ。それだけでも「飲む人の好みに合わせる」意識が出てくる分、ましになるんじゃないか。

5. いっそ帰山人さんを審査員にする。

to:y_tambeさん
帰山人 URL [2011年10月07日 23時52分]

4.は、確かにマシになるでしょう…競技者の所属関係者(の手を回したサクラ含む)が来場者に混じらなければね。最近の傾向だと「仕込む」ことも愛ゆえの場外サポートだとか平気で言う阿呆が出そうだしぃ~
5.は、うーんどうだろう…スキットル持参で全部のカップにグラッパを垂らして審査すると思うけれど、コレ規定違反じゃないだろうな。え?ダメ?アンタら「コレット」の意味をわかっていないな、バカヤロー(笑)

No title
ナカガワ URL [2011年10月13日 21時18分]

12/3か4のJCSの分科会こられますか。わたしが全く時間が取れないのです。もし上京されるのであれば、ご協力ください。

to:ナカガワさん
帰山人 URL [2011年10月13日 23時38分]

委員長からも協力要請がありました。今のところ出席する予定です。

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Author:kisanjin
鳥目散 帰山人
(とりめちる きさんじん)

無類の珈琲狂にて
名もカフェインより号す。
沈黙を破り
漫々と世を語らん。
ご笑読あれ。

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