蕎麦に居るね 7

ジャンル:グルメ / テーマ:うどん・そば / カテゴリ:食の記 [2011年07月21日 23時00分]
一昨2009年7月、昨2010年7月、そして今年も長野県木曽方面へトレラン大会参加、その前後日で蕎麦二演。
 
 
2011年7月16日
「時香忘」で蕎麦を食す。
 OnTake2011.jpg OnTake2011 (1)
また一年ぶりで、これで大会前日に3回目、心待ちにした訪店である。昨年より早く着いたにもかかわらず、今般は既に満席で待ちも3組でていた。
 
「極粗挽きおやまぼくち蕎麦 もり蕎麦」(おお盛り)
 
 OnTake2011 (2) OnTake2011 (3) OnTake2011 (4)
相変わらず明るくも落ち着いた構えであるが、店内満席に加えて美人娘姉妹が揃ってホールに出ていて、店内全体が何となくザワッと賑やかしい。独り窓向こうの緑を眺め、暫しのんびりと山葵をおろし待つ。運ばれてきた蕎麦そのままで口中にツルッと…ん? 麺面の当たりが滑らかに柔らかい感じは1年前と同様であるが、その直後にやってくる噛み応えのある粗挽きの感触、記憶とは異なる変化がある。ごく僅かに釜が過ぎた? 硬度が麺の断面に対して全体均一になったともいえるが、私は昨年の食感が好きだ。麺を「時香忘」独特の汁に次第にドップリとつけてすする…コレは今年の味わいが上だ。
 
他店で似るモノが無い唯一孤高の蕎麦に、一期一会というより一年一会の味わい楽し。 
 
 
2011年7月18日
「くるまや 本店」で蕎麦を食す。
 2011OnTake3 (8) OnTake2011 (56)
御嶽登山の帰途、同道かおちんの提案を受けて木曽福島の老舗蕎麦屋を4人で訪店。木曽福島には何度も訪れているし、「くるまや」の他所姉妹店では蕎麦を食べているが、考えてみると本店に入った記憶は無い。昼下がりに初訪。さすが有名店、外待ち多い。皆で狙っていた「天ぬき付きざるそば」はエビが品切れで通らず、では私は蕎麦だけに。
 
「もりそば」(並:2枚)
 
木曽地方の蕎麦屋によく見られる、全体にくすんだ黒っぽさのある中太の麺であるが、よく釜を通してよくシメてある、臭みの無い滑らかな香味はマズマズいける上品さだ。「ざるそば」と1枚当り21円の差額があるが、海苔の有無だけであろう、汁は口みりんかと一瞬思わせるほど甘い(実際は砂糖甘いのであって味醂は不使用だろうが)。つまりココの「もりそば」は「海苔無しざるそば」であり、では当然にと山葵を着けて食う。まぁ、最高の薬味は走友仲間との途切れることのない談笑であり、ケッコウな味わい。
 
 
 OnTake2011 (57)
「くるまや 本店」の創業は約300年前の享保年間と言われ、旧黒川村に旧家があった。その旧黒川村内を木曽川に合流する支流・黒川に沿って上った位置に「時香忘」がある。木曽福島の山村代官は尾張藩に属し、「くるまや」旧家は水車製粉業として尾張藩御用でもあったらしいが、黒川ダム建設のために現所在へと移転した。山、川、ダム、蕎麦…どこまでも木曽と愛知(尾張)とは相関するナ、帰路で五平餅を食べながら思っていた。
 
 
 (※関連記事は「王滝村走道記」と「王滝村騒登記」参照)
 
コメント (4) /  トラックバック (0)

コメント

No title
ナカガワ URL [2011年07月23日 19時56分]

訪問するそばやはどこも繁盛店のように見え、読めます。土日だけのこと?それとも平日も繁盛店?そばやとコーヒー屋、どちらの業界の方が隆盛なのでしょう。ブログを見る限り、そばやの世界の圧勝のようですが。そばが「おこし」の役に立っている地域にばかりいっている、ということですか?山野を「走る」と「そば」、都会を「うろうろ」と「コーヒー」?どう相関するのでしょう。

to:ナカガワさん
帰山人 URL [2011年07月23日 21時00分]

>そばやの世界の圧勝のようですが。
いや、それはナイでしょう…行き損ねているうちに無くなっていく蕎麦屋も珈琲屋と同じくらいありますから…意図しない選択性が働いていることは否定できません。まぁ、スタバのこない街でも蕎麦屋は存在し得るけれど、その街ではそもそも珈琲屋が無い…という市場の地域性が、山野の「そば」vs都会の「コーヒー」という仕分けに結びついているとも言えます。山谷の「コーヒー」ってのは、実例があるんだがなぁ^^;

No title
ちんきー URL [2011年07月23日 22時19分]

おんたけ100k、御嶽登山、蕎麦めぐり・・・
いつもながらのその「行動力」に感服いたしますm(_ _)m
自分も族長の行動力を少し分けてもらわねば・・・

to:ちんきーさん
帰山人 URL [2011年07月24日 01時32分]

ま、今回は昨年にも増してウマク動けたナ、とは思っています。
特に難しく思い込んで「行動」しているワケじゃないですよ。
むしろ「思いつき力」とか「自己陶酔力」とか、そんな感じです^^;;

この記事にコメントする

トラックバック

この記事へのトラックバックURL
http://kisanjin.blog73.fc2.com/tb.php/367-fab676bf
編集

kisanjin

Author:kisanjin
鳥目散 帰山人
(とりめちる きさんじん)

無類の珈琲狂にて
名もカフェインより号す。
沈黙を破り
漫々と世を語らん。
ご笑読あれ。

04 ≪│2017/05│≫ 06
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -
Powered by / © Copyright 帰山人の珈琲漫考 all rights reserved. / Template by IkemenHaizin