JCSうろうろ記(2)

ジャンル:グルメ / テーマ:コーヒー / カテゴリ:珈琲の記:2011 [2011年06月08日 06時00分]
♪ マタリの味に いつか胸は燃え 優しく抱かれて 踊る宵 甘いモカの香り そのままに 我を忘れる 素敵なリズム コーヒー・ルンバ♪ という(西田佐知子版とは異なる)詞のザ・ピーナッツ版「コーヒー・ルンバ」は、TV音楽バラエティ「シャボン玉ホリデー」内でも歌われた。「ピーナッツ・ホリデー」として企画された冠番組がスポンサー意向により「シャボン玉ホリデー」と変更されて始まった日からちょうど50年後の2011年6月4日。
 
【JCS絡み迂路迂路~中日】
 
東京スカイツリーを見上げながら人も車も少ない大通りを抜け、言問橋近辺から隅田川の両岸沿いを数kmずつ往復して計1時間余、宿泊先をランステにした朝ランを終える。シャワー後、宿を出て珈琲屋バッハへ向う…徒歩3秒(宿は隣の「ほていや」だ!:笑)。
 
「Café Bach」(カフェ・バッハ)
エチオピア・シダモ W(550円)
活気と風儀に満ちた店内で雑誌や新聞を読み漁りつつコーヒーをちびちびと口に含む、アレ、ちょっと濃い目に感じるのは私仕様?(走で体が)コーヒーで脳が目覚めて爽快。トレセンを覘いて中川さんと少談、翌日のJCS分科会用に事前研究資料を借りてから「じゃ、いってきます」…正しく凡庸な珈琲屋バッハは私の珈琲東京基地という非凡な店。
 
武蔵境駅から南へ数km歩き進んで、昼食を摂ろうと予定していた店を探し迷ううちに、陽射しが強く照りつけ汗ダラダラ。昼食(別記参照)後にタオルを買い足して会場へ歩く。
 
   JCSうろチラシ (1)  JCSうろうろ (8)
『咖啡がやってきた ―中近東、ヨーロッパ、そして日本―』
中近東文化センター附属博物館に到着。寄託された「標交紀『もか』コーヒーコレクション全品公開」の企画展示を観よう…と、入口でバッタリ「あ、んちは」、「あ、ここで会うんじゃないかと話していたんだよ(笑)」UCCコーヒー博物館(兼JCS事務局)の楠さん堀江さん。以前に一部展示は観たが、改めて仕分けられて大ケースの中に仰仰しく並べられると観やすくもあるが、「あぁ『もか』は過ぎ去りし店になってしまったなぁ」とも感じられてくる。展示品の製作年代に関しては調査すれば特定できるモノでも「17~20世紀」、不満だ。
 
足立拓朗氏(附属博物館主任研究員) 講演「標コレクションとコーヒー器具」
喫煙休憩後、館内の講演会を聴こう…と、成田さん(弘前コーヒースクール)と星田さん(いなほ書房)にバッタリ。聴講者は20人弱か? 現代のシリアではティファールで湯を沸かしてアラブ式コーヒーを淹れている…、標氏の蒐集品解説より足立氏の西アジア見聞話が面白いゾ。深煎り豆を細挽きで淹れてカップに粉ごと全部移し入れるトルココーヒー(Turkish coffee)と、浅煎り豆を粗挽きで淹れてカップに粉を入れないように(ポットの注ぎ口にオリーブの葉を刺したり)するアラブコーヒー(Arabic coffee)、という明瞭な対照も興味深い。講演後、足立氏と談論、「エルトゥールル号コーヒーミル」話に意見を求めたが謎は解けなかった。足立氏には標コレクション器具の追究にスイスのヤコブ美術館(Johann Jacobs Museum)の研究成果の存在を伝え、成田さんには「日独交流150周年と蝦夷地珈琲」話を伝え…コーヒー話を聴くよりも話しにきた集会? 会場からバス・電車の移動中、星田さん成田さんとコーヒー話を咲かせ続けて別れる。
 
「UP CAFÉ」(アップ カフェ)
上野ブレンド(550円)
今春にJR上野駅構内に開店したセルフ式カフェ。「砂時計が落ちきったら…」とバッハのコーヒーをフレンチプレスで渡されたが、席に着くなりプランジャーを非常にユックリと押し下げ始めて砂時計が落ちきった瞬間にカップに注ぎ移す…雑味の少ないクリアな味わい。ゆったりと落ち着き寛ぐには難ある態様だが、通りがかりの小休止にはもってこいだ。
 
解明すべきコーヒー関連の謎は標氏が集めた器具の数に匹敵して未だ多い、妹夫婦と「身内打ち上げ夕食会」(?)を上野駅近くの居酒屋で催しながら思い、宿に向かった
 
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鳥目散 帰山人
(とりめちる きさんじん)

無類の珈琲狂にて
名もカフェインより号す。
沈黙を破り
漫々と世を語らん。
ご笑読あれ。

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