ババアにシビレる

ジャンル:映画 / テーマ:映画感想 / カテゴリ:観の記:映面 [2011年05月05日 23時00分]
「ゴールデンウィーク」は、獅子文六の小説『自由学校』を松竹と大映が各々に競作映画化して
同時公開(1951年5月)したことに端を発している映画業界用語である。したがい、60周年を
迎えたゴールデンウィークに映画館へ足を運ぶことは時宜に適っているハズ、有川浩の小説
『阪急電車』の映画化作品を、自らが阪急今津線に乗り遊んだ翌日に観るコト、予て狙い通り。
 販及伝者

『阪急電車 片道15分の奇跡』 観賞後記
 
「電車がつなぐ不思議な出会い…もう一歩、幸せになろう。…終着駅は、きっと笑顔。」という
小恥ずかしくも歯が浮くキャッチコピー通りに阪急今津線を舞台にベタベタな話が展開するが、
連作短編を原作とした映画作品の中ではまとまらないようでまとまる具合が絶妙に良い方だ。
 販及伝者 (1)  販及伝者 (2)
女優としての存在感はあるが他作品での演技は下手だと感じていた中谷美紀(高瀬翔子:役)
と戸田恵梨香(森岡ミサ:役)が予想以上に好演していたのに加え、他の配役陣もアタリだろう。
だが映画『阪急電車 片道15分の奇跡』は宮本信子(萩原時江:役)こそが真の主役であった。
他の女優陣全員を足しても到底及ばない圧倒的なその存在感と演技、役柄でも美しいハズの
中谷より数段美しく、役柄でも可愛いハズの戸田よりも数段可愛い、宮本ババアにシビレる。
 販及伝者 (3)  販及伝者 (4)
電車・改札口・ホームなど各駅や近辺の風景に心躍らされた私であるが、この点に関しては
意図して前日にその下見遊びをしてきたからであり、映画やTVに訪れた土地が映し出される
と妙に興奮するアノ感覚が影響して、本作品全体に対する評価も甘く覚えた可能性は高い?
元来は私が苦手とするハズのハートフル系(?)、それでも早や観賞中から「再び今津線に乗り
遊びに行きたい!」と思わせられて、「ご当地映画」製作側の「してやったり」思う壺に汗顔だ。
地域販促が及んで私に伝わり、宮本ババアにシビレさせられ「販及伝者 上映120分の奇跡」?
 
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鳥目散 帰山人
(とりめちる きさんじん)

無類の珈琲狂にて
名もカフェインより号す。
沈黙を破り
漫々と世を語らん。
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