テーブルの上の多様性

ジャンル:グルメ / テーマ:コーヒー / カテゴリ:珈琲の記:2010 [2010年09月26日 05時00分]
SCAJ2010訪から中1日でまたしてもコーヒー関連イベント、気楽に覗く。
 
2010年9月25日
COP10協賛事業 サステイナブルコーヒーフォーラム
『テーブルの上の生物多様性 ~コーヒーは環境のパートナー~』
 
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「テーブルの上の生物多様性」は、ユニー誕生40周年記念とCOP10パートナーシップ事業を称して今2010年2~7月にアピタ6店舗で開催されたGMS大手ユニーの催事。CBD-COP直前にSMBCパーク栄で開催された本イベントは、その集大成版である。もっともユニーその他のCSR具現化が本質か体裁かも私には不審不明であり、午前の「企業・団体プレゼンテーション」には興味が無いので、昼からフォーラムをつまみ食い?
 
前半のGI・RA・CI各団体講演は私には聞き飽きた内容なので、川島良彰SusCAJ理事長の開会挨拶後に早くも脱走(?)して、場内パネル展示を見てから会場近辺を散策に出る。
  
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戻って、香坂玲(名古屋市立大学)・Robert Rice(Smithsonian Migratory Bird Center)・Edgar Cabrera(Finca San Sebastian,Antigua,Guatemala)の後半3者講演を聴く。ここでも特に目新しい知見は得られなかったが、サン・セバスティアン農園の取り組みを前説した川島氏が「認証など一つも取得していないしする気もないサステイナブル農園」と明言紹介したことは面白かった。認証抜きでもコーヒーのサスティナビリティは成立する、その前提が語られてこそ論議される「テーブルの上のサスティナブルコーヒーの多様性」に真っ当な価値が生まれるのだ、と改めて私的で身勝手な解釈をしながら講演を聴いていた。
 
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フォーラム後、オアシス21屋上「水の宇宙船」で「命の足跡」(草間彌生作品)を、愛知芸術文化センター内で「第二章 ここは西京―旅路は彼方の世界へ」(西京人)を、観ながら思う。
FLO・GI・RA・BF・4CはおろかCIすらも排除したサスティナブルコーヒーフォーラムが開かれる日を望みたい。その際、「商売にならない」と支援を渋る企業団体があれば、その打算的思惑も露呈されて、偽善のサスティナビリティが炙り出されることも爽快であろう。コーヒーで「テーブルの上の多様性」を論ずるべきは、生物多様性との関連なんぞよりも、サスティナビリティに関する負や無効を含めた手法の妥当性を検証すること、と考えた。
 
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コメント

No title
1974river URL [2010年09月27日 11時35分]

COP10とコーヒー(業界)、関係深いんですね。
愛知県つながり?で、あいちトリエンナーレにも
サステイナブルコーヒーを使った
たまり場カフェ(ATカフェ)ができていたり。
それから、僕もたまたま見た
あいちトリエンナーレの人形劇「西京人」は
“ゆらぎ感”もあり、共作とは思えない
まとまりが見事でした。

to:1974riverさん
帰山人 URL [2010年09月27日 17時06分]

うーん、サスティナビリティやバイオダイバーシティとコーヒーは
(究極は人類が介在しなくても)関係深いテーマではあるのですが、
これが「COP10」というイベントとの関係だと、極めて作為的な
ニンゲン臭いところがありますねぇ。
同じように(?)、「西京人」のような人形劇も「あいちトリエンナーレ」
とか肩肘張らなくても大道芸的に見せる場があってもいいのにとも…
ま、知事不出馬で初回が最終回のトリエンナーレ(?)になるのかも(笑)

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鳥目散 帰山人
(とりめちる きさんじん)

無類の珈琲狂にて
名もカフェインより号す。
沈黙を破り
漫々と世を語らん。
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