山に残して

ジャンル:スポーツ / テーマ:ジョギング・ランニング / カテゴリ:走の記:大会編 [2010年09月22日 05時30分]
大会前日の昼食、果たせるかな戸隠「うずら家」2時間待ちで断念し「観光会館」で蕎麦。
翌日に足を運ぶ頃には暗闇で見えぬ予測の鏡池(7A前)を目に収め、戸隠から黒姫へ。
「まつき」のブルーベリーソフトクリームを抜いて斑尾高原へ向かうことは許されない?
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斑尾50Kでお馴染み(?)の会場着、駐車・受付・ガイダンス・名物トイレをこなし、
アシストをお願いしたボランティアペーサー「たきヤング」さんと顔合せの挨拶をする。
パーティー立食で膨満の腹をさすり演舞太鼓を聴きつつ回遊して走ブロガーとも談話。
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2010年9月19日
『Shinetsu Five Mountains Trail 110km 信越五岳トレイルランニングレース2010』

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薄曇り早朝5時半、石川Pとハイタッチして後尾スタート。走者団子でも意外と静か、
日本最長(1Day大会で)のトレランレースゆえ闘志と興奮を胸に秘めたか?黙々走る。
 
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先は長いし焦りは禁物とデジカメ撮影しながら毎度の緩い走り。最初の絶景ポイント
過ぎから地元走者「走るきのこ」氏と話しながら1A到着。スタッフとして働く前泊宿
「ベルクラント」主人からバナナと共にホノルルマラソン土産話も頂戴しながら再始動。
 
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釜石山のスタッフ「約19キロで~す」に「了解で~す」、「残りあと91キロで~す(笑)」
に「そのカウントは聞きたくねぇ(笑)」と返す。大明神岳では昨年斑尾50Kに並ぶ絶景
眺望で大当たり。斑尾山頂を経てゲレンデ降りで毎度の足攣り徴候のまま2Aに到着。
 
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気持ちの良く走れる林と湿原を抜け、斑尾山手前から前後していた「かおちん」(敬称略)
と歓談しながらブナの森を登り進み袴岳を越える。下りの途中から斑尾50K馴染みの
道を離れ信越五岳独自のコース、ここから先は当に未体験ゾーン。3Aで冷トマトを
かぶりついていると「帰山人さん」の声、「しらちゃん」さんとも出遇う。かおちんから
「あ、煙草吸ってる~(笑)」に「イイじゃん!チョット休ませてよォ」返しで周囲も笑い。
 
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トボトボ走り始めると足元を(応援?の)ヘビも横切る関川沿道、陽射しが痛い暑さだ。
途中の公園で頭から水を浴び、川を離れて花咲く蕎麦畑を突っ切りながら山道を進む。
 
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沢を丸太橋で渡るわトンネルを潜り抜けるわで飽きさせない走路に歓心しながら進む。
あ、これは約3年前に逆進で苗名滝まで散策した信濃路自然歩道ではないか、今再び
トレラン大会で走るとはアノ頃に誰が予想したであろうか、いやしない(反語:笑)。
黒姫高原の4Aへ「コーラくれ~」と叫びながら突進、爆笑のスタッフに「もう1杯!」、
続いて笹寿司をパクついて休憩。この第1関門(制限10時間)を約8時間50分突破。
 
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背高に伸びたコスモスを観賞し、背後の野尻湖と斑尾山を見やりつつゲレンデを登る。
居所を春日井と答えると「なんだ稲垣んとこじゃないか、遇ったらヨロシク言って」の
年長走者「西野」さんと談話早歩きで巣鷹林道を行く(す-。さんに面識ないんだけど)。
 
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吊り橋で関川越え発電所脇の急登でヒイヒイ笹ヶ峰高原の牧場クロカン道を走り進む。
既に65K超、故障再発の激痛は無いが全身疲労で心肺が追いつかずヤバイ状態に…
と前方で名を呼ぶ声、ペーサー「たきヤング」さんの出迎えだ!「足まだ生きてますね」
の問いに「いや無理してますよ」と答え、共走して5Aに到着。「椅子に座っていて」の
後、目前にコーラ・スープ・パスタ…次々に運ばれてくる飲食、ペーサーってスゴイ!
ドロップバッグで上半身を着替えてヘッデン装着し煙草一服し約30分ダラダラの私、
「たきヤング」さんに促されて、この第2関門(制限13時間)を約12時間10分突破。
 
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夕暮れの乙見湖を出て暫し後、山に闇が訪れヘッデン点灯。私のペースが徐々に落ち、
先行案内の「たきヤング」さんと会話も途切れる程に距離が開き気味になりマズイ状態。
「根っこ!」「岩!」「川!」「ドロップ!」「右行きましょう」「そこは左で」…精確な指示に
感謝しつつも、息があがり脹脛・脛・膝内の全てが攣って待ったをかける頻度が増す。
いつどこで大ダルミを過ぎたかもわからず6A到着。メディカルストレッチ受けつつ
「バス来ているよ」「え?」「自分でも足が逝っているのわかっているでしょ」「いやだ!」、
手厳しくも正当な勧告を拒否し再始動。戸隠奥社を経て前日訪れた鏡池7Aまで走る、
だがストレッチ効果復活もスタッフの予告通りにここまで、8A第3関門の突破では
制限18時間半の約10分前。瑪瑙山へ向かい始める93K過ぎ、意識が朦朧として
道端に体が崩れ落ち動けない。後尾の走者たちの通過を見つつ「くっそー、情けない」。
気遣う「たきヤング」さんに心苦しいままリタイアを告げ、8Aまで下り戻って棄権。
 
タイム 記録無し ※第3関門通過後、93K超約18時間50分で自主棄権DNF
 
回収・シャトルと乗り継いだバスの揺れに廃残と虚脱を厳しく感じながら後泊宿へ。
新赤倉温泉「ベレール妙高」で数時間浅く眠り、気後れも罰だと表彰式会場へ向かった。
 
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2010年当初、「走」に関する目論見は野辺山・おんたけ・信越五岳の100K超の
3大会完走だったのだが、全てに敗れDNFを重ねる結果となった。根本に半日以上
動き続ける体力が無いまま、出走する享楽に挑む野心が蝕まれて転落したのだろう。
再挑戦などと簡単に口にできない体と心の壁、だが100K超の走大会を再び完走する
宿志、そして信越五岳完走という野望…それが越えられなかった瑪瑙山(飯縄支峰)?
走る道と心を山に残して今大会は終わったな、「きたざわ」で蕎麦を食いながら思った。
 
※道中に示唆と激励を続けられた素晴らしきペーサー「たきヤング」さんに深謝します。
 
コメント (8) /  トラックバック (0)

コメント

No title
かおちん URL [2010年09月22日 20時08分] [編集]

煙草と珈琲は帰山人さんには欠かせないのかな~(笑)
一緒に走れてすごく楽しかったです!
ゴールだけがすべてじゃない!向かう気持や過程が大事だと今回私は思ったよ。
斑尾も楽しみましょう♪
写真ありがとう!
できればゴールもしてさ(笑)

to:かおちん
帰山人 URL [2010年09月22日 21時41分]

ありがとう!うまく表現できないけれど
かおちんの明るく暖かいパフォーマンスには
スゴク励まされています。
またお会いしましょう~^^/

No title
ちんきー URL [2010年09月23日 09時13分]

「信越五岳」御疲れさまでした。
毎度の事ですがレポート楽しく読まさせて頂きました。
いつもなら「レポート読んで来年出たくなりました!」なんて軽々しくカキコするんですが今回は・・・
でもいつか出てみたい大会です。
帰山人さん来年はリベンジですね!
先ずは身体を休めてもらって・・・って今週末「三河高原」出場でしたよねw(°0°)w
本当に「変態」ですね・・・
※「三河」では宜しくお願いします。

No title
しらちゃん URL [2010年09月23日 13時46分] [編集]

まさかこの大会にもいると思わなかったのでびっくりしました。私がぎりぎりだったので、帰山人さんのゴールはちょっとまにあわないかなと思っていたのですが、途中で意識朦朧だったんですね。残念。

野辺山・おんたけウルトラ・信越五岳は私は「信州三大100kmレース」と名付けています。多くの人にこれらのレースに挑戦してほしいなと思います。もっとも私はおんたけは来年はパスするかも。。。

No title
しんろく URL [2010年09月24日 07時14分] [編集]

レースお疲れ様でした
看板写真のコンプリートは、来年に持越しですね

to:ちんきーさん
帰山人 URL [2010年09月24日 09時45分]

>でもいつか出てみたい大会です。
SFMTはイイよぉ~。
初盤の良さは「斑尾TRR」で経験済みですが、その後もイイ!
石川弘樹プロデュース大会はハズレが無いですね。
石川Pとハイタッチして始まった今大会、
最後の山中でリタイアを惜しみ「リベンジを!」と
固い握手をしたのも石川Pでした。
そう、プロデューサーとの約束は果たさねば、ネ!

to:しらちゃんさん
帰山人 URL [2010年09月24日 10時06分]

完走おめでとうございます!そしてコメありがとうございます。
ギリでもフィニッシャーになるしらちゃんさんたちの走力、
対して自分の非力さを改めて思い知らされた大会でした。
でも、「口だけ達者な走る珈琲狂」いつの日か復活します、
そしたら「え?コレも出てたの?」とまた言ってくださいヨ!(笑)

to:しんろくさん
帰山人 URL [2010年09月24日 10時17分]

大会走中に多くの方々とラン談議をしましたが、私の直近大会が
「かっとび」と話すと、「何それ?」か「あ、アレね」と軽く流され…
いやぁ、この大会は集まる人種が違いすぎるわ。
って、水準的に私がおかしいのですが…自分の「走ること」に
根本的に衝撃を受けました。気持ちのコンプリートはもう少し先?

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Author:kisanjin
鳥目散 帰山人
(とりめちる きさんじん)

無類の珈琲狂にて
名もカフェインより号す。
沈黙を破り
漫々と世を語らん。
ご笑読あれ。

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