走に刮眼せよ

ジャンル:スポーツ / テーマ:ランニング / カテゴリ:走の記:日常編 [2010年02月01日 06時00分]
2010年1月31日にはカツガンすべき2つの走大会が行われた。


「2010大阪国際女子マラソン大会」

野尻あずさ、コーヒー生豆をハンドピックしながらのんびりTV観戦
していた私が思わず手を止めて見入った選手である。

野尻選手のフォームは肩ごと上半身が左右前後の全てに大きく揺れ、
前半のトップ集団の中でも異様な走り方で独り目立っていた。
後半は気持ちに足がついてこない状態で失速し、フラフラで8位ゴール、
フィニッシュ直後は雨濡れのトラックに仰向けに転がり込み、そのまま
車椅子に乗せられて医務室行きになったらしいが、ナイスファイト!

途中の中継解説で有森裕子氏が「もう少し真ん中に足を着地すれば」と
言っていたが、現在の野尻選手の走り方は完全な二軸走法である。
肩や胸が脚部の振出し側とは逆に大きく回旋して前進力を減衰させて
いることは間違いないが、よく観察すると腰から下は綺麗に動いている。
足を後ろへ蹴り出すタイプではないので、いわば「下だけナンバ」状態。
クロカンスキーから転向したそうで、加速すると二軸間が離れるわけだ。

これは山走りトレラン向きだなぁ、と思いながら観戦後に戦歴を確認、
2003年から「富士登山競争」女子の部を3連覇!恐れ入りました。
メチャクチャなフォームのようでも野性味溢れる二軸走法まで矯正(?)
しないで、豪快なナンバ快走に進化してほしい、と勝手に願っている。


「Tough Guy 2010 」

毎年1月最終日曜日にイングランドのウルヴァーハンプトン近くで
行われる「精神でも肉体(的苦痛)でも最も危ない耐久走」第24回大会。
12.9Kmのコースには泥沼・燃えさかる大地・有刺鉄線・凍結した池・
綱渡り・吊渡りなど21種類の障害が待ち構え、身体一つで走り進む。
Tough-Guy002.jpg  Tough-Guy008.jpg
Tough-Guy003.jpg  Tough-Guy005.jpg
今回も約4600人が参加し、600人が低体温・骨折・脱臼などで脱落。
毎年あきれ果てるべき「おバカ走大会」としてニュースになっているが、
その徹底と気骨の振りがいかにもイングランドらしくて面白いし趣深い。
Tough-Guy010.jpg  Tough-Guy014.jpg  Tough-Guy009.jpg
あぁ出場できたらいいなぁ、私が挑戦したい海外大会の一つである。
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コメント

No title
ちんきー URL [2010年02月02日 23時40分]

大阪国際女子は残り30km付近からのTV観戦でしたがゴベナ選手の走りが印象に残ってます。
よくもまああんな風に上体が動いて走れるもんだと。
あとゴベナ選手のコンディションについて増田明美氏が「絞れていない」と発言するのを聞いて耳が痛かったですね。
(自分は全然ダイエットできないので・・・)
タフガイレースについてはネット上で燃えさかる大地を走る画像を見て「お馬鹿なレースだな~」って思ったくらいでスルーしてました。
ブログにアップされた画像を見るとかなりスゴイ事になってますね。
さながら軍隊のレンジャー訓練の様。
なかなか面白そうなので1回くらい出てみるのも一興かもしれませんね。

to:ちんきーさん
kisanjin URL [2010年02月04日 11時31分]

「おバカ系」では、エクストリーム○○(←アイロニングとか)とかの
ガジェットもの走だと「オマエもやってみろ!」と言われてもウ~ンですが、
この「タフガイ」は空身で勝負するのでイイ?ですよね。
だからといって、この大会に出るためだけに渡航するかといえば、
それなら他の海外大会を優先しますけれど、私は…

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鳥目散 帰山人
(とりめちる きさんじん)

無類の珈琲狂にて
名もカフェインより号す。
沈黙を破り
漫々と世を語らん。
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