観てビンゴォ~

ジャンル:映画 / テーマ:映画感想 / カテゴリ:観の記:映面 [2009年11月28日 23時00分]
映画『イングロリアス・バスターズ』(Inglourious Basterds) 観賞後記

事前、タランティーノが書いて(脚本)撮る(監督)映画ならば面白さは保証された、
と思っていたものの、「全額返金キャンペーン」で公開とはヤバイのか?とも…

いや、面白い!予想通りの全編タランティーノ節大爆発を食らい満腹である。
仮に別人監督がわざとタランティーノっぽく作っても、作品にはならないだろう
(弟分のロバート・ロドリゲスあたりならイイ線いくかもしれないが…)。

物語の構成を簡潔にし、演出をポップにすることでスピード感を出すやり口は、
「レザボアドッグス」「パルプ・フィクション」「キル・ビル」と同様だが、
緊迫するシーンで観客を焦らす頃合い加減は格段に向上している。
誰の映画作品かすぐわかり、その人しか作れない、タランティーノ映画の傑作。

主演したブラピも好演ではあるが、ブラッド・ピットでなくても作品にはなる程度、
それより、ランダ大佐役のクリストフ・ヴァルツとショシャナ役のメラニー・ロランがイイ。
アンタら本物のナチスとユダヤだろっ!って言いたくなる…あ、ロランは本物だった。

映画の中で映画が描かれ、スクリーンの中にスクリーンがある映画、
「ニュー・シネマ・パラダイス」や「ラスト・アクション・ヒーロー」と同様に、
この「イングロリアス・バスターズ」も映画館に足を運んで観るべき作品である。
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コメント

No title
ちんきー URL [2009年11月29日 21時34分]

最近ケーブルで“デス・プルーフin~”を見たんですが・・・
なのであまり期待してなかったんですけど結構面白ろそうですね。

本来なら帰山人さんの言われるように映画館に行って観るべきですが諸事情(笑)で行けないのでTV(ケーブル)での放映を待つ事にしますm(_ _)m

to:ちんきーさん
kisanjin URL [2009年11月29日 22時47分]

なぜか私は、スピルバーグ&ゼメキスの傑作『1941』を思いだしてしまいました。そういえば、イングロ第一章は1941年の設定だし、『1941』も「映画の中で映画」が出てくるし…あ、もしかしてゼメキスが元ネタ『地獄のバスターズ』を意識して『1941』を…すると当然タランティーノはそれを承知でリメイクを…、映画バカが作る映画を映画バカが見る限りハズレはありませんねぇ。

No title
ナカガワ URL [2009年12月04日 03時26分]

観てみます。本年訪劇場3本(「グラントリノ」「アンティーク」「愛を読む人」)の情けない映画バカですが。私はAmazon.comで「意思の勝利VHS」を取り寄せしたので、きっとCIAのネオナチのリストメンバーです。

to:ナカガワさん
kisanjin URL [2009年12月04日 18時21分]

「意思の勝利」!Amazonでリージョン2のDVD予約受付中じゃぁあ~りませんか。…で、オバマ演説DVDに無いものを賞賛するとCIAやNSAに睨まれるワケ?美学をファッショにするなら、まずテメェらをリストにあげろっつーの!

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鳥目散 帰山人
(とりめちる きさんじん)

無類の珈琲狂にて
名もカフェインより号す。
沈黙を破り
漫々と世を語らん。
ご笑読あれ。

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