触れあって走れ!

ジャンル:スポーツ / テーマ:マラソン / カテゴリ:走の記:大会編 [2009年11月09日 22時00分]
晩秋またまた好天に恵まれ、フルマラソン2週連戦に初挑戦。
川・山・風・人の全てに支えられてフィニッシュアーチをくぐり、
念願の初サブフォーを達成してから1年、この揖斐の地に私は帰ってきた!

昨年の終盤は、攣りっぱなしの足、荒く響く喘鳴、苦痛で鬼のような形相、
サブフォー達成に執着する私のランは、沿道応援の声すら途絶えさせた。
今大会の参加テーマは、(報復的な意味ではなく本義の)「お礼参り」。
「応援する人もボランティアも、ランナーと一緒に走ってる」を体現し、
その努力と熱意を毎年継続し進化し続ける揖斐川町の老若男女全ての方に、
体と声で答えながら走ってみたい、とこの1年間思い続けていたのである。

2009年11月8日
『2009 いびがわマラソン』 フル

電車の中で友人Mと合流し名古屋駅で会場直行バスに乗り換え大会入り。
長蛇トイレ行列に並んで用を足し、申告タイム順を無視して後方で待機。
号砲とともにゾロゾロ歩き、昨年と同様に頭上からQちゃんの見送りを受け
ダラダラ進むが、渋滞にイライラした昨年と異なり沿道応援に手を振り進む。
いび1
今大会での自己ルールは二つ、さて最後まで貫徹できるかどうかの挑戦だ。
「全てのハイタッチに応じ、声援には声で答え、拍手には手を振り返す!」
「携行するデジカメでキロ表示と名物の応援看板を撮りまくって進む!」
いび2  いび3  いび4
2K近辺から(昨年の私のように)「ゲッやばい」と加速するランナー多数、
だが私は、肩車された幼児に、列になった保育園児に、旗振るオバチャンに、
「いってきま~す」「ありがとぉ~」、そして早くもハイタッチにも応える。
いび5  いび6  いび7
09いび1
いざ、名物の応援看板を撮り始めると内心「こ、こんなにあるのぉ~」、
ストップ&ゴーの繰り返し、まるでショートインターバル走の超スロー版だ。
いび8  いび9  いび10
09いび2
揖斐峡大橋の近辺まで進むと、赤茶黄に色変わりした山肌が目立ちはじめ、
錦秋に揖斐川の水面も色づいている紅葉狩りラン、何と贅沢な時間だろう。
いび11  いび12  いび13
15K過ぎから左脹脛に違和感、17K過ぎには右にも違和感、攣る徴候、
1週前フルのダメージは大きいのか?不安はよぎるがかまわず走り続ける。
いび14  いび15  いび16
撮影ついでに立ち止まり、友人Mを待って並走し、また先行の繰り返し。
中間点の折り返し後、後続友人Mに逆並走して「じゃ、次の大エイドで
食事して待っているから」、その約束通りにデニッシュパン・あんパン・
太巻寿司・フルーツ・チョコなどをブッフェのように食べまくる。
今大会ではその他のエイドでも私設エイドでも、いただける物は全部大食。
稲荷寿司・味噌汁・揖斐茶・飴・梅干…これじゃあ走る「放題ランチ」だ。
いび17  いび18  いび19
後半に入るといびがわ名物のアップダウンが始まり、歩く走者も激増するが、
「おんたけウルトラと比べたら辛いなどとは言ってられない」と自分を叱咤し、
完全なクランプが来ないことを幸いに、駆け上がって撮る、駆け下って撮る。
いび20  いび21  いび22
そして、ついに来たもう一つの名物、小中学生軍団ハイタッチ待ちの手の列!
数十メートル手前から「行くぞぉ~」と絶叫、「うぉおおお~」全員とタッチタッチ。
09いび3
いび23  いび24  いび25
友人Mにまとわりついて走るのを切り上げ、予定を変更して先行することに。
終盤の堤防コースに来ると、昨年の「鬼の形相ラン」を思い出し独り笑う。
いび26  いび27  いび28
ここから先、ゴールまでは応援の熱も更に上がるので、私の体力も消耗が大きいが、
息が上がり足が攣りそうなまま、苦痛はこらえて手を振り声を張り上げる…
いび29  いび30  いび31
09いび4
「おっ、ナイスランだぁ!」「でしょぉ!」「でもそんなに走れるのに遅いぞぉ!」
沿道の爆笑も誘いながら走る撮る走る…ファンランのままフィニッシュ!
いび32  いび33
09いび5

タイム 4h28分14秒

友人Mも約6分遅れで無事完走(4時間半切りにあと少しの健闘だった)。

走中の撮影は160余に及び、平均260m毎のストップ&ゴーとなった。
連戦のため全身疲労はキツく感じるが、足底筋群も脹脛も暴発無しで幸い。

そして何よりも自己ルールを完遂して完走した楽しさは、また新しい満足感。
沿道応援の人々と文字通り手を触れて心も触れたと思うのは自己満足か?
昨年ケチャップ再購入を約束した揖斐川レディースの物産ブースに向う、
その足取りはヨタヨタ重いが、気持ちはとても晴れやかだった。
コメント (10) /  トラックバック (0)

コメント

No title
しんろく URL [2009年11月10日 19時28分]

2週連続のフル走破・撮られた写真の枚数、それでいて4時間30分切る走力。さすがです。
存分に楽しまれた様子も伝わってきます、地域を上げての取り組みといい、手作り感といい、来年参加したくなりました。

No title
ちんきー URL [2009年11月10日 22時27分]

2週連続のフルマラソン出場お疲れ様です。
レポート読んでレースの楽しみ方っていろいろあるんだと言う事に気が付きました。
最近はタイムや距離ばかりに固執した自分が・・・・

「走る楽しさ」再確認させてもらいました。

to:しんろくさん
kisanjin URL [2009年11月11日 11時46分]

「鈴鹿山麓かもしか」をはじめ全国各地の大会から「お手本」と称される「いびがわ」運営、そのスゴさを味わうだけでも参加する値打ちありです。もう事前の大会案内や受付資料の段階で、他の追随を許さない充実ぶりですよ。

to:ちんきーさん
kisanjin URL [2009年11月11日 11時55分]

チームスポーツとは違って、ランニングレースは参加する者の目的や楽しみ方がバラバラでもOKなのが特徴だなぁ、という体感を意識し始めると、楽しみ方の幅は拡がっていきますね。

ありがとうございました
いびがわマラソンです URL [2009年11月24日 10時19分]

いびがわマラソンを楽しんでいただき、ありがとうございました。フルを走りながら、看板や沿道の様子を撮影され、大変だったと思います。立ち止まったり、もどったり~と走るペースもままならず、本当に凄いですね♪

帰山人さんがおっしゃるとおり、いろいろな思いでいびがわに、ご参加いただける皆さんのお役に立ちたい、そしてマラソンを通じて地域のみなさんとの一体感をあじわっていただきたいと思っています(欲張りですね…)
ご紹介いただいたお写真ですが、いただくことは可能でしょうか?いびがわらしさが溢れるお写真ばかりですので、できればこちらでも色々な場面で、紹介させていただきたいと思います。また、ご連絡いただければ幸いです。
本当に、お疲れさまでした。そして、写真を撮っていただき、ありがとうございました。

to:いびがわマラソンさん
kisanjin URL [2009年11月25日 13時05分]

拙愚のブログにまでお越しいただきありがとうございます。
いびがわ沿道の応援の方々、看板…こうして思い出すと、
今すぐ走りたくなってしまいます。
高石さんやQちゃんを間近にしたいとも思いましたが、
いびがわの方々にまた会いたい、という思いの方がずっと強いです。
庭先に独りで座ってずっと手を振っていたお婆ちゃん、また会えた、とか…

こうして、走り終わっても話題で盛り上がれるマラソン大会は少ないし、
それを毎年毎年積み重ねて進化し続ける大会はもっと少ない、
世辞抜きでいびがわは数多のマラソン大会の中でも貴重な存在です。
私も応援を応援し続けます。

No title
ごぼう☆ URL [2010年06月10日 00時29分]

すっげーー!!いびがわマラソン直々に返事が来てますね。
写真撮りまくって4時間28分!?さすがです。あっぱれあっぱれ(^^)
昨年は途中関門でアウトだったので今年はリベンジとなります。
完走して完走賞のバスタオルをゲットしたいでーす。

to:ごぼう☆さん
帰山人 URL [2010年06月10日 14時00分]

いびがわ事務局には撮影した写真の全てを提供しました。
公式サイト写真館に一部使用されています。
実は私自身は(この直前時期に故郷に新フル大会ができたため)
いびがわは一旦サヨナラランのつもりでした…
が、事務局と縁ができて好遇され、ちんきーさんやしんろくさんに初フル参加を煽り…
どうも今年も走らなきゃならん情勢に^^;
では、皆で完走タオル獲りにいきましょうかァ!!

No title
ごぼう☆ URL [2010年06月10日 22時29分]

えっ!?では、いびがわの前に別のフル参戦って事?
めちゃハードですね・・・。
今年はマジ頑張らなくては!!

to2:ごぼう☆さん
帰山人 URL [2010年06月11日 10時26分]

フル2週連続の昨年より、今年は1週あくのでまだマシかなぁ、と。
ただ出たいもの全部やると、信越五岳110K、翌週三河高原24K、翌週斑尾高原50K、1週あきで鈴鹿山麓かもしかハーフ、1週あきでしまだ大井川フルの後に、1週あきでいびがわフル、ってことになるので…完走より前に生き延びているかどうか^^;

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鳥目散 帰山人
(とりめちる きさんじん)

無類の珈琲狂にて
名もカフェインより号す。
沈黙を破り
漫々と世を語らん。
ご笑読あれ。

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