蕎麦に居るね 3

ジャンル:グルメ / テーマ:うどん・そば / カテゴリ:食の記 [2009年11月02日 02時00分]
静岡県志太榛原方面へマラソン大会参加で出かけ、前日に蕎麦食。
 
2009年10月31日
我が故郷近辺は気候温暖でソバの大産地であるはずもないのだが、何故か手打ち蕎麦屋が多い。その中でも、随分以前より蕎麦通には聞こえの高い、日本全国屈指の名店を久しぶりに訪ねてみることに…
 
「藪蕎麦 宮本」
藪蕎麦宮本2   藪蕎麦宮本1
征途の道路渋滞で店に着いたのが正午近く、案の定待ち客が外まで。まあいい、ここの蕎麦は他に類が無く、以前と同質ならば待つ詮(かい)があるハズ、数奇屋風の店木戸口の縁台で持参の珈琲本を読んで待つ。順が回って撮影禁止の店内へ、自然石の蹲(つくばい)のある三和土(たたき)から座敷に上がって部屋の貼紙を見ると、残念ながら新ソバには約1週間早いようだ。
 
「ざるそば」と「手挽きそば」を一枚ずつ、通常のざる汁と胡麻汁の両方で味わいたいので、間を置かず出してもらえるよう注文して待つ。
 
まず「ざる」、藪系基本の江戸蕎麦だがいつも極細で香り高く味がある、ナゼだ? 続いて「手挽き」、いつも「ざる」より上品な味と香りに感ずる田舎蕎麦とは、ナゼだ? 2種類共に、そのまま・ざる汁・胡麻汁で味わうが、どれも美味い美味い。
 
残念なのは、抜きや鰊で酒でも一杯やってから蕎麦をたぐるべき体の店なので、蕎麦自体は二枚分を仮に一挙に全部口に押し込んでも、頬張るほどの量も無い。私がこの店で腹をくちくさせるならば、軽く壱萬円以上用意しなくては…つまり「食事をする」店ではなくて壮絶に美味い「蕎麦を味見する」店、今回も「腹は満ち足りず、舌は満ち足りる」という奇妙な体験をした。
 
 
その後、隣市藤枝のコーヒーの店「苑」に行くと、衝撃の報を知らされた。私の出身高校後輩の陶芸家、中野和馬氏が先9月18日に急逝したとのこと。故郷の茶畑に囲まれ開いた彼の(旧の)工房を訪ねて半日以上談話し続け、
和馬作
帰り際には気軽に作品(カップ2客)を贈ってくれた昔日、懐かしくも寂しい想い出となってしまった。行年43歳、夭折を哀悼する。
 
コメント (2) /  トラックバック (0)

コメント

No title
しんろく URL [2009年11月04日 22時50分]

 地元の伊吹そばを推したいのですが、福井県南越前町の今庄そばですね。今庄駅前に何軒かお店がありまして、個人的お勧めは駅のまん前にある「忠平」
http://blog.goo.ne.jp/sinsinsinsinsinsin/e/7cf7e8b8ecd2d3e2bdf4b0546346bc01

http://blog.goo.ne.jp/sinsinsinsinsinsin/e/f3999629dd1db1c1f4221a57b6bc716c
1年前に行った時のレポです
2000円位ないとお腹は満たされません。価格:量は高く感じるかもしれませんが、味・質ともに良好です。サイドメニューも面白いものがあり、店内の装飾も面白いです。

お勧めお出かけコースは、今庄365温泉>今庄そば>敦賀(海・お魚街)という家族サービスは如何でしょうか?

to:しんろくさん
kisanjin URL [2009年11月05日 13時42分]

いつも情報をありがとうございます。
蕎麦は好きなのですが、南越はおろか嶺北はおろか福井県はおろか北陸地方全体ですら食べに行ったことがありません。
お勧めお出かけコースは「家族サービス」向きと強く意識して今後検討したいと思います。そう意識を強く限定しないと、鯖江の「だいこん舎」とかまでハシゴをしそうだし、或いは折角足を伸ばしたんだから「高島トレイル」を・・・、という家族崩壊コースに気がいきそうで怖い(笑)です。

この記事にコメントする

トラックバック

この記事へのトラックバックURL
http://kisanjin.blog73.fc2.com/tb.php/178-0c807afe
編集

kisanjin

Author:kisanjin
鳥目散 帰山人
(とりめちる きさんじん)

無類の珈琲狂にて
名もカフェインより号す。
沈黙を破り
漫々と世を語らん。
ご笑読あれ。

09 ≪│2017/10│≫ 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
Powered by / © Copyright 帰山人の珈琲漫考 all rights reserved. / Template by IkemenHaizin