ホットスポットの危機

ジャンル:グルメ / テーマ:コーヒー / カテゴリ:珈琲の記:2009 [2009年09月01日 01時00分]
2009年8月29日
「サスティナブルコーヒーCAFE 第1回 ホットスポットは生命の宝庫」
(なごや環境大学特別公開講座 全4回のおしゃべりCAFEの初回)
20名定員の小集会に聴講参加。
 
昨2008年10月19日「コーヒーから考える生物多様性」
(なごや環境大学特別公開講座)でも、
昨2008年11月25日「東ティモール スタッフ帰国報告会」
(パルシック主催 伊藤淳子氏講演)でも、
昨2008年12月6日「コーヒーの農業経済」
(日本コーヒー文化学会 年次集会 村田武氏講演)でも、
今2009年8月19日「目からウロコのコーヒー談議」
(珈琲工房ひぐち主催)でも、
どうも「フェアトレード」とか「サスティナブル」とかが内容になる集会で、
不穏(?)な質問や意見を私が最終発言してしまう機会が続いているので、
(悪意をもったツッコミ癖があるわけではない…と本人は思っているが…)
今回の「おしゃべり集会」に煙たいオヤジは遠慮すべきか、とも思ったが、
「コーヒー好きの人集まれ!」というキャッチに甘えて参加。
 
閑話、過去私の不穏(?)な発言の背景には、
コーヒーに関連する支援系・認証系の団体組織が喧伝する活動成果を、
「素晴らしきかな」と私が諸手を挙げて飲み込まない姿勢がある。
直向きに活動する方々の理念を貫く姿勢が信ずるに値する事実ならば、
『コーヒーの真実』(映画では無く書籍の方)のアントニー・ワイルドや
『コーヒー、カカオ、コメ、綿花、コショウの暗黒物語』のジャン=ピエール・ボリス、
彼らが指摘する活動の矛盾・軋轢・副作用なども信ずるに値する事実なのだ。
 
休題、今回の「サスティナブルコーヒーCAFE」では、
「コンサベーション・インターナショナル(CI)」山下加夏氏が話された。
スターバックスのメキシコとUCCのコロンビア、2種のコーヒーを
私も黙っていただき、当たり障りの無いおしゃべりをして無事終了。
「スターバックスがトランスフェアUSAやFLOと提携して、世界最大の
フェアトレード認証コーヒーの大口購入者として自らを美化する体制を、
CI参加で増長させているのはいかがなものか?」という問い質しを、
私は心に秘めて終えることができた(ここで言っているじゃないか!)。
あぁ、遠慮無くこういう質疑からスタートできる集会はできないものか?
生物多様性ホットスポットも大事だが、意見多様性ホットスポットも
危機的な状況にあると思うのは、私だけだろうか?
 
会場は名古屋市西区のギャラリー。蕎麦「谷屋」のスグそばだったが、
昼飯は谷屋という目論見が他用で破れて食べ損ねた、残念。
 
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コメント

No title
ナカガワ URL [2009年09月11日 20時30分]

新しいエスメラルダゲイシャが届きました。ある方にご馳走しましたら「確かにおいしいと思いますが、巷で聞いたことがありません。『本当に売れている』ですか。ネットで検索しても「入荷即完売」という表記に出会う。トレサブルは川上だけでなく、川下も行おう、なんていったら「不穏」かしら。なぜかしらフェアトレードと聞くと水野晴男のシベ超を思い出します。水野の情熱は素晴らしいけれど、良くも悪くもカルトです。そうだフェアトレードのコーヒーをみうらじゅんにプロデュースさせてみてはどうだろう---不穏かなあ。

MJプロデュースの
kisanjin URL [2009年09月14日 11時47分]

フェアトレードコーヒーは、中身はフェアなんだけど押し方がアンフェアだって騒がれて、結果成功しそう。「いやぁ、不穏なコーヒーって本当にいいもんですね」ってノリでも、よろしいんではないかと思います。

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Author:kisanjin
鳥目散 帰山人
(とりめちる きさんじん)

無類の珈琲狂にて
名もカフェインより号す。
沈黙を破り
漫々と世を語らん。
ご笑読あれ。

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