最後のメッセージ追走

ジャンル:スポーツ / テーマ:マラソン / カテゴリ:走の記:日常編 [2009年08月05日 23時30分]
2009年8月5日
頂を15km(直線距離)隔てた2つの山を連続して登る。

まず、三国山。
めぐみの森に車を停め、緩い坂を歩み始める。
三国山1
山の西側を時計回りに進むこのルートは、豊田市(旧:藤岡町)を発ち、
瀬戸市(上品野地区)を経て、土岐市に属する山頂に至る。
約1時間で三河・尾張・美濃と三国を跨いで登る、まさに三国登山。
三国山2
養蜂場、農場、異様な迫力を感じるアンテナの群の各入口を通過していく。
三国山頂の展望台に上がると四囲三国の風景が独り占めで爽快。
三国山3
三国山4
三国山5
山頂すぐ下のキャンプ場で休憩し、来た道を下る。
ルートのほとんどが舗装路なので、足下を気にせず一気に走り下る。
30分休憩及びトイレ大2回を含めて2時間半弱で駐車場に戻った。

次に、高社山。
車で多治見市に移動し、登山口付近に駐車。
本来の高社神社口から登れば良いものを、これを見逃して、
高社山1
手前の沢道を進むと、すぐに草木覆う未踏の斜面。
ままよ、どこかで小径に出るさ、ズルズルガサガサ這い登ると、
高社山2
真白き茸も現れた。
高社山3
やっと本来の登山道に出て、今度は軽快に進む。
高社山4
小さな祠の愛宕神社を抜け、FMアンテナと反射板の脇を過ぎ、
高社山5
高社山頂は木に囲まれて、展望は開かれていないが、
高社山6
木漏れ陽を浴び落ち葉を踏む頂上付近のシングルトラックは、
かなりかっとばせて気持ちイイ!
あっというまに下山すると、1時間もかかっていないミニ登山。

ちょうど一ヵ月前の7月5日、ある男性が三国山を登り、
W(ダブル)登山のため2番目の高社山へ車で向かい、
途中路肩に車を停めシートベルトをしたまま、亡くなった。
ブログ「名古屋近郊の低山ハイキング」(2009年8月末閉鎖予定)には、
遺された三国山登山の写真と奥方の挨拶が記された。

 このブログをご覧になっている皆様
 お一人で出かけられる時は必ず御家族の方に行き先をお伝え下さい。
 帰宅時間もできれば帰り道でお伝え下さい。
 そして主人の分までこれからも登山を楽しんでください

ブログ伝いにこの一件を知った私は、故人と面識も交流も全く無い。
それでも、何とも切なくまた考えさせられる記事“最後のメッセージ”
重苦しさだけでは説明できない、不可解な衝動が私にこみ上げた。
その衝動に従った結果が、本日のW(ダブル)登山である。
好い山と道に導いた故「ヒデさん」に、感謝と哀悼の意を捧げる。
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コメント

すごいなあ
山たまご。 URL [2009年08月08日 22時28分] [編集]

初めまして帰山人さん、山たまごと申します。
心に刻むW登山お疲れさまでした。即実行できることに感動しました。しかも8月5日。ヒデさん絶対喜んでいると思います。

Re: すごいなあ
kisanjin URL [2009年08月10日 18時59分]

山たまごさん、コメントありがとうございます。
どうしてW登山を即実行したのか、常日頃はすごく尻も腰も重い私自身、よくわかりません。意志を継ぐとか無念を晴らすとか言うほどヒデさんを存じ上げませんし、だからといって遊びのネタとしてのみ扱うほど不謹慎な軽挙妄動だとも思えないし・・・
でも、「喜んでいると思います」と言っていただいて何だかホッとしました。「想い」は明瞭には言い表せないこともありますが、伝わってもらえれば私も喜べる気がします。

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Author:kisanjin
鳥目散 帰山人
(とりめちる きさんじん)

無類の珈琲狂にて
名もカフェインより号す。
沈黙を破り
漫々と世を語らん。
ご笑読あれ。

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