1987年5月24日の珈琲訪店

ジャンル:グルメ / テーマ:コーヒー / カテゴリ:珈琲の記:回顧編 [2009年05月24日 01時00分]
上京3日目。
前日同様、妹宅でコーヒーを淹れて飲んで出発。
池袋で大学時代の学友と待ち合わせ、都を出て近郊圏へ。

(番外)久喜の「エルドラド」
  コーヒー店では無い。巨大迷路である。
  当時、学友と巨大迷路巡りをしていたので・・・
  16分で脱出、名古屋の竜泉寺メイズと同程度の低質さにガックリ。

1.古河の「からきや珈琲店」
  からきやハイブレンドを喫飲。
  深煎りだがあっさり淹れのペーパードリップ。

(番外)清水公園の「ピラビリンス」
  コーヒー店では無い。巨大迷路である(またか!)。
  ピラミッド+ラビリンス=ピラビリンスということで、四角錐の立体迷路。
  32分で脱出、斬新な趣向で結構楽しめた。
  この後、学友と別れた。

2.西川口の「赤とんぼ」
  ハイブレンドを喫飲。
  苦味主体で結構重い味わいのペーパードリップ。
  この後、都内に戻る。

3.東十条の「いーぐる」
  ストロングブレンド豆100g(300円)購入。
  旧いーぐるブレンドを改称してストロングとし、
  新いーぐるブレンドは苦味を抑えた別のものにした、とのこと。
  当時のごく一般的なニーズは、現在以上に(自覚無き)
  酸味志向・浅煎り志向で、こうした対応は他店でも見られた。

4.豊島の「珈琲工房ヨシダ」
  ブレンドNo.1豆100g(320円)購入。
  これで「ショパン別冊」の鼎談者3名全部と直に話せるぞ、と
  意気込んで商店街の店を訪ねた。
  店頭で店主の奥方に「静岡からコーヒー研究で訪ねました」と言うと、
  「アンタ、道場破りの人が来たよっ!」と店奥に声をかける。
  オールドビーンズにもマニア的深煎りにも否定派の店主吉田修氏から、
  鼎談では真っ向言えなかった話も伺えた。
  日珈貿出身だからこその見識に感服しながらの1時間余。

5.日本堤の「珈琲屋バッハ」
  バッハブレンドを喫飲。
  バッハブレンド豆100g(430円)購入。
  「日本コーヒー界の首領(ドン)?」田口護氏、登場。
  名店の多くが後輩育成や庶民性に背を向けた姿勢である、と批難。
  「コーヒーはお茶です。嗜好品であってはならない」の言。
  また、カウンターに並んで座り、
  コーヒーカップとシュガーポットと灰皿の3点を指差し、
  「この三角形の関係性こそが珈琲屋(カフェ)の図式である、
  と言うことがわかりますか?」。
  そこから記号論中心に社会学やら、
  (史学専攻出身という共通項がわかり)歴史学、経済学と話題が多岐に。
  閉店まで3時間余の熱談。
  後に、田口さんをセンセイ=権威ではなくマスター=友人としてしか
  捉えない原点の出会いがここにあった。

吉田氏や田口氏に接し、己の了見の狭さを破られた感もあって愉快爽快。
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Author:kisanjin
鳥目散 帰山人
(とりめちる きさんじん)

無類の珈琲狂にて
名もカフェインより号す。
沈黙を破り
漫々と世を語らん。
ご笑読あれ。

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