本望は打ち切られない

ジャンル:スポーツ / テーマ:マラソン / カテゴリ:走の記:日常編 [2009年07月24日 13時00分]
「富士登山競走、悪天候で山頂コース変更」を知った。

2008年7月25日 富士登山競走で男性死亡:61回で初めて
2009年7月13日 落石が車を直撃1人死亡:富士山新5合目駐車場
2009年7月17日 大雪山系遭難死者10人:荒天で6人が低体温症
2009年7月23日 富士山集団登山の行方不明2人を遺体で発見
と並べた上で、
2009年7月24日 第62回富士登山競走:9年ぶりに5合目打ち切り
を加えると、大会本部の打ち切り判断に、見えぬ世情の圧制を想像してしまう。

富士登山競走(山頂コース)は、山梨県富士吉田市役所から富士山頂まで
21km標高差約3000mを制限時間4時間半で駆け登る大会。
今2009年で62回を数え、優勝者には内閣総理大臣賞が贈られる、
歴史と格のある登山レースである。
過去61回中に、5合目打ち切り8回、馬返し折返し1回で、
今回で9年ぶり10回目のコース変更である。
完走率が5割を切るのが当然という苛酷なこの大会に、走力の全てをかけ、
完走まで4回5回…と挑戦し続けるランナーにとっては、「やむを得ない」
の一言では片付けられない想いの残る打ち切り変更のはずだ。

出場経験どころか挑戦すらしたことのない私には、
今回の大会本部の判断を中傷するつもりは全く無い。
ただ、大会側もランナーも無念の想いは拭えないことを念頭に、
巷間で安直に「安全第一」「仕方ない」と言ってほしくない。
どうか、今年無念を感じたランナーは、懲りずに来年以降に
思い切り鬱憤を晴らし雪辱を果たされたい。
人生と生命をかける自由は、自己責任を知る全てのランナーにある。
私も、ますます富士登山競争に挑戦したくなった。
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鳥目散 帰山人
(とりめちる きさんじん)

無類の珈琲狂にて
名もカフェインより号す。
沈黙を破り
漫々と世を語らん。
ご笑読あれ。

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