蕎麦に居るね 32

ジャンル:グルメ / テーマ:蕎麦 / カテゴリ:食の記 [2018年07月30日 05時30分]
蕎麦の業界もコーヒーの業界と同様に、次第に‘アヤシイ’ことになっている。そんな時には、通りがかった蕎麦屋へふらりと寄って、その‘アヤシイ’ところを味わってみる。
 
2018年7月12日
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「そば処 吉野家」掛川パーキングエリア上り店で、「かき揚げエビ天重(小)と冷しかけそばセット」を食す。
近頃は「黒い吉野家」が増えているようだが、飯屋とも呑み屋ともカフェともハッキリしない構えに惹かれはしない。98日ぶりに「青い吉野家」へ寄れば、《安定の味わい》が崩れている。蕎麦の締めが弱くてぬるい麺、油が鈍くて臭い天重…ボーっと出してんじゃねーよ! 《ドトールコーヒーショップのような蕎麦屋》という以前の評は何としよう?
 
2018年7月13日
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「砂場」で、「もり」を食す。
他用の式宴へ参加する前に、南千住の「砂場」で小腹を満たす。硬過ぎず柔過ぎずの麺に辛過ぎず甘過ぎずの汁、フツーに美味い。昼前なので客は私一人、トロンとした蕎麦湯と煙草を喫しながら、東京スタジアムと博物館明治村の繫がりなどを店主(長岡孝嗣氏)へ説いて過ごす。野暮じゃない庸俗の蕎麦屋は、他の老舗で味わい難い好さ。
 
2018年7月14日
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「蕎麦きり みよた」八重洲地下店で、「冷し鴨茄子そば」を食す。
南青山の「蕎麦きり みよた」へは開業65日目に訪ねて以来、通りがかっても行列が長過ぎて寄っていない。今般に八重洲の地下街をブラついていると、「みよた」が出店していた(2018年6月20日)ので寄った。色物じみた「冷し鴨茄子そば」の仕立てに文句はないが、麺から星が減じて風味も変わった? これならば、同じ三ツ和の「小諸そば」で充分。
 
2018年7月15日
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「そば処 よし田」で、「天せいろ」を食す。
移転再開した銀座の「よし田」へは行っていないし、名古屋の「よし田」は中日ビルの取り壊しを前に閉店した(2017年12月31日)。静岡県島田市へ帰省中、生家より400mの「よし田」へ。「天せいろ」は、汁が蕎麦と天ぷらの共用で気に入らないが、効いた出汁が細切りの麺に上品な感じで合って…昔の大衆食堂的な「よしだや」じゃない!(笑)
 
2018年7月28日
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「そば処 よし田」で、「冷したぬき」(大盛)を食す。
再び帰省中に島田の「よし田」へ。昼食に冷たい「たぬき」の大盛り。冷たい甘汁は予想以上に甘くなくて、細切りの麺に上品な感じで合って…昔の大衆食堂的な「よしだや」じゃない!(笑) 勘定の時に訊いてみると、島田市内の製粉所は閉めてしまったそうだが、この(私にとって幼少期の記憶とは異なる)‘新たな’(?)「よし田」、新たに‘使える’店だ。
 
チェーン店であってもブレる、系譜や系列で括ってもモノが違う…コーヒー屋も蕎麦屋も、老舗でも新興でも、姿勢でも技能でも、概ねが新自由主義的に‘アヤシイ’ことになっている。そんな時には、通りがかったコーヒー屋や蕎麦屋へふらりと寄って、その‘アヤシイ’ところを味わってみる。その‘アヤシイ’ところが、酷く腹立たしくて不味いこともあるし、妙に面白くて美味しいこともある。
 
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鳥目散 帰山人
(とりめちる きさんじん)

無類の珈琲狂にて
名もカフェインより号す。
沈黙を破り
漫々と世を語らん。
ご笑読あれ。

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