希望なき世界

ジャンル:映画 / テーマ:映画感想 / カテゴリ:観の記:映面 [2017年12月13日 05時30分]
MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画に興味はないが、DCEU(DCエクステンディッド・ユニバース)の映画は一つ置きに観てきた。第1作『マン・オブ・スティール』(2013)と第3作『スーサイド・スクワッド』(2016)は観ないで、第2作『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016)と第4作『ワンダーウーマン』(2017)を観た。ガル・ガドットの‘大穴’(ダイアナ)が観られたから、それでよかった。だから、『DCスーパーヒーローズ vs 鷹の爪団』(2017)の予告編を観てこれが第5作だと思った私は、本編が公開されても劇場へ行かなかった。そして、第6作であろう作品を観に行って、その映画『ジャスティス・リーグ』が観てはいけない本当のDCEU第5作と気付いた。まぁいい、ガル・ガドットの‘大穴’が観られるから、それでよい。
 希望なき世界 (1) 希望なき世界 (2)
 
『ジャスティス・リーグ』(Justice League) 観賞後記
 
 希望なき世界 (1) 希望なき世界 (3)
この映画は、カル・エル(ヘンリー・カヴィル:演)が死んだ『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』の続編だと思っていた。だが、追加撮影とポスプロの最中にザック・スナイダーが監督を降板したのは、2017年3月20日に長女オータム・スナイダーが‘suicide’(自殺)したからで、つまり『ジャスティス・リーグ』は『スーサイド・スクワッド』の続編でもある。予告編では‘World without hope’(希望なき世界)という見出しのデイリープラネット紙、これはザックとデボラのスナイダー夫妻に相応しい。また、本編の冒頭では‘Did they return to their planet?’(彼らは星に帰ったのか?)という見出しのメトロポリスポスト紙、カル・エルを挟んでデヴィッド・ボウイ(2016年1月10日没)とプリンス(同年4月21日没)が掲げられていた。並べるならば、カル・エルよりもレナード・コーエン(2016年11月7日没)こそが相応しい。そのレナード・コーエンを冒瀆するように、オープニングでシグリッドが「エヴリバディ・ノウズ」を歌っていて耳障り。さすが、監督を引き継いだMCU『アベンジャーズ』陣営のジョス・ウェドン、DCEU作品も唾棄すべき軽薄へと落とした。
 
 希望なき世界 (5) 希望なき世界 (6) 希望なき世界 (4)
映画『ジャスティス・リーグ』の救いは、DCEU前4作よりも短い120分であったことと、ダイアナ・プリンス(ガル・ガドット:演)がカッコイイことだけである。「ペット・セメタリー!」と言ったバリー・アレン(エズラ・ミラー:演)には「そう責めたりいな」と笑えたし、「ドストエフスキー!」という「白痴」的挨拶にも笑ったが、とにかく他のキャラが喋り過ぎ。ヘタな大喜利でウンザリさせられる近来の「笑点」のようだ。『ジャスティス・リーグ』は、やはり『スーサイド・スクワッド』の続編としか言いようがない、パラデーモンより雑喉っぽい映画だった。さて、次のDCEU第6作は「希望なき世界」を脱するのか?
 
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鳥目散 帰山人
(とりめちる きさんじん)

無類の珈琲狂にて
名もカフェインより号す。
沈黙を破り
漫々と世を語らん。
ご笑読あれ。

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