けぶる伊吹山

ジャンル:スポーツ / テーマ:ジョギング・ランニング / カテゴリ:走の記:日常編 [2015年08月31日 23時30分]
2015年8月30日、『夢高原かっとび伊吹2015』の大会駐車場で山頂がガスで隠れた伊吹山を見上げながら逡巡する。大会を走るのか、棄権するのか。前夜より降っていた雨は止んだが、私の咳は止まない。大会の3日前から咽頭と喉頭と気管が炎症、鎮咳去痰薬も効き目は僅かで、喉も痛く、息苦しい。伊吹山はけぶっても美しいが、私の気道はけぶって醜い…棄権(DNS)を決断する。
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K谷さんは昨年に続き別の大会へ、しんろくさんは門徒子息の結婚式へ、ちんきーさんは膝の故障で、不参加。そこへ私が体調不良でDNS。8月の最終日曜日は走友の皆で「男たちの晩夏」…のはずだったが、今般は独り友人Mだけが恒例の‘かっとび’挑戦だ。友人Mと合流し、「やっとび伊吹」で知り得たコース状態などをアドバイス。出掛け前に駆けつけたしんろくさんと、スタートを見送る。私の声援、「さぁ、かっとべ~、かっと、べ、げ、げほっ、ごほごほごほっ」…ダメだこりゃ(笑)。
 
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選手たちを追って伊吹山へ向かいたくなる衝動を抑えて、西へ600m歩いて「伊吹山文化資料館」へ。地元有志の手づくり感に溢れた資料館は、1993年より休校となった伊吹町立春照(すいじょう)小学校春照分校を使って1998年に開館した。ダサオモシロイ展示を独り占めでゆっくりと観回る。《太平寺のそばは「砂そば」と呼ばれ小砂をかむような歯ざわりとコクが珍しがられました。花ざかりの頃には伊吹山が白く見えたということです》…フムフム、メモメモ。
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「伊吹山文化資料館」は、第115回企画展「旅と探検」の最終日だった。《日本の代表的な探検家・登山家であり、日本の霊長類学の基礎を築いた生態学者である今西錦司と、初代越冬隊長として第1次南極観測隊を率いた西堀榮三郎が、伊吹山の山頂で友人たちと万歳をしている写真》を観る。この1919年4月5日の伊吹山頂の写真の背後には、前年末に竣工して同年元日から観測を開始した初代の伊吹山測候所(当時は彦根測候所付属伊吹山観測所)が写っている。「男たちの盛春」だな…来てヨカッタ。
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屋外の若宮氏屋敷石垣・浅見氏屋敷跡礎石・ミミ塚古墳石室などが移設保存された遺構を観てから、大会会場へ戻ると…友人Mからのメールは「ゴールして今バスに乗りました」、ヨシ!約1時間後に合流し、持参したコーヒーで友人M完走の祝杯。会場を去る。さらに、帰途に「如水舎」へ寄って、ビーフシチューとイタリアンブレンド。この間、喋りっ放し。おかげで、咳き込んで声ガラガラでも、気は晴れた。私の走力はけぶって醜いが、伊吹山はけぶっても美しい。今般の『夢高原かっとび伊吹2015』大会欠場は残念だが…待ってろよ伊吹山!
 
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kisanjin

Author:kisanjin
鳥目散 帰山人
(とりめちる きさんじん)

無類の珈琲狂にて
名もカフェインより号す。
沈黙を破り
漫々と世を語らん。
ご笑読あれ。

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