アウォード2010発表!

ジャンル:グルメ / テーマ:コーヒー / カテゴリ:日本珈琲狂会 [2010年12月27日 06時00分]
「CLCJ Award 2010」 並びに 「CCAJ Award 2010」 を発表する。
 
 
CLCJ Award 2010(日本珈琲狂会アウォード2010)発表!
 
 「ヴェルジ賞」(Verde Award):『ネスカフェ 香味焙煎』 (ネスレ日本株式会社)
 
 授賞理由:ネスレ日本は、リニューアルした「ネスカフェ香味焙煎」を、「もはや
  インスタントコーヒーではない新しいレギュラーソリュブルコーヒー」と称し、
  2010年6月8日発表、2010年9月1日より日本国内にて発売した。
  本商品で導入された「挽き豆包み製法」は、微粉砕したコーヒー豆をフリーズ
  ドライ法によるインスタントコーヒーの中に混ぜたもので、着想が先行発売
  (USA2009年9月/日本2010年4月)されていたスターバックスの
  「VIA」(ヴィア)と酷似しており、進取の気概が全く感じられない製品である。
  この新「ネスカフェ香味焙煎」は、「VIA」と同様にレギュラーコーヒーを模した
  ‘sediment’(澱=おり)を特徴とするが、旧シリーズよりも香味が落ちた上に
  飲用中にザラツキ感があるなど、評判も芳しくなく愛好者の一部を落胆させた。
  独自性・革新性・企画力・市場性のいずれも低く評価され、ヴェルジに値する。
  (※「帰山人の珈琲漫考」珈琲の記:2010「引いて真似て被せる」参照)
 
 
CCAJ Award 2010(日本コモディティコーヒー協会アウォード2010)発表!
 
 「CCAJ賞」(CCAJ Award):『コーヒー栽培の基本 アラビカ編』DVD (川島良彰)
 
 授賞理由:今や「コーヒーハンター」として著名な川島良彰氏が監修したDVDで、
  2010年10月より発売された。コーヒーの栽培と精製の工程を解説した
  動画による映像普及商品は、日本初の試みであり、「これだけは知っておきたい
  基本的なことをわかりやすく凝縮して収録し」、「全てのコーヒーラバーズに
  お届けする」という意図を具現化した手法は、コーヒー世界の新しい楽しさを
  伝えている。川島氏が主導する「ミ・カフェート」(=「グランクリュカフェ」)や
  「日本サステイナブルコーヒー協会」などの活動とは別種のジャンルに挑戦し、
  その内容の完成度と企画力は高く評価され、真のコモディティーコーヒーにも
  新たな可能性の拡がりを感じさせるところ、CCAJ賞に値するものである。
  (※「帰山人の珈琲漫考」珈琲の記:2010「奥が深い」参照)
 
 
上記のアウォードは、日本珈琲狂会(Coffee Lunatic Club of Japan:CLCJ)と、
日本コモディティコーヒー協会(Commodity Coffee Association of Japan:CCAJ)と
による2010年(選考対象期間:2009年12月1日~2010年11月30日)の
コーヒーに関連する全ての事象を対象に、可能性や成果を透徹した批評精神をもって
認めたものを選び、授賞とした。このアウォード創設に関しては、ブログ「帰山人の
珈琲漫考」内での記事コメント討議から発したものであるが、この度は試行版として
CLCJ主宰並びにCCAJ創設者である鳥目散帰山人の独断にて発表したものである。
 
多くの方々の発案を捨て置き、また開かれた選考にならなかったことをお詫びする
と共に、今回の選定や今後のアウォードのあり方に改めて意見や助言を求めたい。
手盛り勝手ではあるが、「ヴェルジ賞」の受賞者には哀哭の罵声を、「CCAJ賞」の
受賞者には賞賛の拍手を贈らせていただく(現時点では何らの賞品も用意は無い)。
 
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kisanjin

Author:kisanjin
鳥目散 帰山人
(とりめちる きさんじん)

無類の珈琲狂にて
名もカフェインより号す。
沈黙を破り
漫々と世を語らん。
ご笑読あれ。

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