またどこへ走る?

ジャンル:スポーツ / テーマ:ジョギング・ランニング / カテゴリ:走の記:日常編 [2017年03月12日 23時30分]
2017年3月11日、快晴の昼下がりに梅見へ走る。昨年は2月末に走友らと「読売犬山ハーフマラソン」ついでに観梅を楽しんだが、今般は独りで大縣神社の梅まつりへ。
 またどこへ走る? (1) またどこへ走る? (2) またどこへ走る? (3)
自宅から走って、朝宮公園、尾張広域緑道、八所社を経て、「梅は咲いたか 桜はまだかいな」と歌いながら名古屋経済大学のある丘を越え、大縣神社まで、約12km1時間24分(信号待ち・撮影含む)。翌日の豊年祭(於祖祖祭・まんこ祭)を支度する氏子らの脇を通って、ちょうど見頃となった梅園へ。
 またどこへ走る? (4) またどこへ走る? (5) またどこへ走る? (6)
畠山桃内は「桃の花 梅の花には 咲きません」と詠んだが、では私も一句ご披露いたしましょう…「梅の花 おそそ待たずに エンジョイむ(園女陰)」 帰山人。梅の香りに遊びながら見下ろせば姫の宮、もっとも来園者はほとほと婆さんばかり、そこはおめこぼし。楽田駅まで走って、帰路は名鉄電車で。
 
2017年3月12日、「名古屋ウィメンズマラソン2017 兼 第16回世界陸上競技選手権大会代表選手選考競技会」を怪しく汚染されたセシウム東海テレビの中継番組で見ながら、一昨年昨年に続いて今年も大会を直に観にいくつもりで身支度。体軸がブレない‘乙女走り’(?)の安藤友香、力まない力走に見惚れて出発が遅れる。
 またどこへ走る? (7) またどこへ走る? (8) またどこへ走る? (9)
自宅から走って、水分橋、三階橋、御用水跡街園、柳原通を経て、桜通を駆ける大会走者らへセントラルブリッジから声援を送る。「友人M(ハーフの「名古屋シティマラソン」に参加)がフィニッシュした頃だな」と思いながら、久屋大通公園を南下して街を駆け抜け、白川公園まで、約12km1時間23分(信号待ち・撮影・応援含む)。
 またどこへ走る? (10) またどこへ走る? (11) またどこへ走る? (12)
汗を拭いながら人混みをかきわけて、春の陽を浴びて若宮大通を駆ける女性走者らを応援すること暫し。名古屋見物をしている走後の大会参加者に道案内をしてから、大須へ。松屋コーヒー本店のカフェ・ルパンで「さくらづくしセット」を味わい憩う。帰路は地下鉄と名鉄電車で。
 
 またどこへ走る? (13) またどこへ走る? (14)
安藤友香は手の甲に直書きしたメモについて《あのぉ自分よく走るときに走りが乱れてしまうので忘れないようにこぉ確認しながら走るために書いてました》と語った…メモは常に思考と発言が乱れている瀬古利彦(日本陸上競技連盟長距離・マラソン強化戦略プロジェクトリーダー)にこそ必要だ。《「世界最大の女子マラソン」としてギネス世界記録に認定されている名古屋ウィメンズマラソンは、本日(2017年3月12日午前9時10分スタート)行われた本大会で、昨年の出走者数である19,607人より250人多い19,857人が出走し、大会自身が持つ記録を更新しました》(Webサイト「名古屋ウィメンズマラソン2017」)…このマラソンの‘まんこ祭’は、来年あたり出走者が2万人を超えるかもしれない。「2万個のまんこマラソン」はどこへ走っていくのだろう? 「何人で走るのか」を誇る前に、「人はどこへ走るのか」を考えるべきではないのか。また北へ南へ走ろう…どこへ走る?
 
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北北西に進路を取れ

ジャンル:スポーツ / テーマ:ジョギング・ランニング / カテゴリ:走の記:日常編 [2017年01月29日 23時30分]
恵方への遊び走りは、2011年に丙(ひのえ/方位角165度)へ、2015年に庚(かのえ/方位角255度)へ向かった。干支が丁酉年の今般は壬(みずのえ/方位角345度)へ、概ねで北北西(方位角337.5度)、これぞ「北北西に進路を取れ」だ。平成貮拾玖年睦月貮日(2017年1月29日)、「待ってろ、東京。」とか言っている第36回大阪国際女子マラソンのTV中継を横目で見ながら支度して、遊び走りに自宅から出発する。待ってろ、小口(おぐち)城址公園。
 
 北北西に進路を取れ (1) 北北西に進路を取れ (2) 北北西に進路を取れ (3)
旧41(県道名古屋犬山線)で北進、折れて西進する県道小牧春日井線に沿う小牧山へ寄り道。バス停口から入り、堀の内体育施設解体工事で痛ましい光景を見ながら大手道を駆け上り、一旦逸れて搦手口へ下り、東自然遊歩道へ周って、林の中をトレラン気分で走る。
 
 北北西に進路を取れ (4) 北北西に進路を取れ (5) 北北西に進路を取れ (6)
頂部へ、「小牧山」二等三角点(標高85.86m)を踏む。下りはランニングコースを駆けて県道へ戻り、国道41号線へ出て北進。途中で県道外坪扶桑線へ逸れ、交差してきた五条川に沿って尾北自然歩道を走る。川面に映る桜並木は冬景色、昨春とは別の世界。これでも、春遠からじ? いや、冬は冬だな。
 
 北北西に進路を取れ (7) 北北西に進路を取れ (8) 北北西に進路を取れ (9)
約15kmの経路を約1時間50分経過(寄り道、信号待ち、撮影含む)で恵方の目的地、小口城址公園へ到着。園の内外を観巡り、展示棟で歴史に浸る。《小口城址公園は、私たちの憩の場である五条川沿いに、順次公園整備をおこなう「大口町リバーサイド公園構想」の一つとして、南の堀尾跡公園、桜橋公園とともに、北の拠点として整備した公園です》(大口町Webサイト)…だが史実と臆測、成果と捏造がゴチャゴチャなんだよなぁ、惜しい。
 
 北北西に進路を取れ (10) 北北西に進路を取れ (11) 北北西に進路を取れ (12)
約17mの物見櫓を見上げる。櫓の中を登る…コレ、「北北西に進路を取れ」じゃなくて「めまい」じゃないか? 小牧城・岩倉城・犬山城・稲葉山城の位置と相関を確かめながら四囲を眺める。この公園の価値は、物見櫓からの眺望に尽きるな。
 
 北北西に進路を取れ (13) 北北西に進路を取れ (14) 北北西に進路を取れ (15)
小口城址公園の西隣にある小口神社へも寄る。近代に地場の天神社へ遷座して偽称したのだろう、町内の余野神社との絡みやこの地を治めた中島氏の関与は解けなかった。小口城界隈は、織田広近より以前(古代~中世)と以後(近世~近代)をもっと探るべきだろう。さぁ、来た道をゆっくりと走り戻って…ん? 雨が降ってきた。途中で国道155号線(小牧一宮バイパス)を東進、約6.5kmの経路を約47分経過(信号待ち、喫煙少憩含む)で小牧原駅へ到着。
 
 《『北北西に進路をとれ』のわざとらしい結末は、殺人と救出を一度におこ
  なう高角ショットからなる。だが、二人がほんとうに救われたかどうかは、
  定かではない。ロジャーとイヴがベッドインする最後の映像は、ことによ
  ると、断崖を落ちていく二人が一瞬かいまみた幻想かもしれないのだ。》
  (Geoffrey H. Hartman ‘Plenty of Nothing: Hitchcock's
  North by Northwest’ “Yale Review”/ジョフリー・H・ハートマン
  「〈無〉の饗宴─「北北西に進路をとれ」をめぐって」 『イェール・レビュー』
  71巻1号 1981年/大橋洋一:訳/『シネアスト 映画の手帖』1:[特
  集]ヒッチコック 青土社:刊 1985年)
 
 《ブルジョア的結婚を予感させて終る最後のシーンについて、ヒッチコック
  はこう語っている。 「北北西に進路をとれ」には象徴はない。ああそうだ、
  一つだけある。最後の画面(ショット)でケーリー・グラントとエヴァ・マ
  リー・セイントのラヴシーンのあと、列車がトンネルに入るが、それは男
  根の象徴だ。しかしこのことは誰にも内緒だよ。》 (Raymond Bellour
  ‘Le blocage symbolique’ “Communications”/レイモン・ベルー
  ル 「「北北西に進路をとれ」の物語分析 象徴的閉塞」 『コミュニケーショ
  ンズ』23号 1975年/中沢信一:訳/『シネアスト 映画の手帖』1)
 
恵方への遊び走り「北北西に進路を取れ」には象徴はない。ことによると、恵方を弄ぶ幻想かもしれないのだ…そう思っていると、乗っていた小牧線の名鉄電車が地下駅へ向かうトンネルに入った。
 
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トリとめのない走

ジャンル:スポーツ / テーマ:ジョギング・ランニング / カテゴリ:走の記:日常編 [2017年01月04日 01時30分]
【鳥の社寺を巡る】
 トリとめのない走 (1) トリとめのない走 (2) トリとめのない走 (3)
昨2016年の12月9日、東京で冬の朝に遊び歩き、‘目黒三社’のうちの‘鳥’絡み2つへ寄る。まず、大鳥神社。《当社の社伝によると「尊の霊が当地に白鳥としてあらわれ給い、鳥明神として祀る」》…国常立尊(くにのとこたちのみこと)を配神に落としてまでヤマトタケルで嘯くとは笑止。大鳥神社の‘鳥’は、白鳥じゃなくてウソ? 次に、目黒不動(泰叡山瀧泉寺)。酉年の守り本尊が不動明王だから? いや、本堂を背にノウマクサマンダバザラダンカンと唱えながら男坂を下り、鶏のレリーフを見る。何故、鷹居(たかすえ)の松跡を塞ぐ場所に置いた? 目黒の不動尊の背後に居るのはグルルなのかもしれない。
 
 
【鶏旦に走る】
 トリとめのない走 (4) トリとめのない走 (5) トリとめのない走 (6)
2017年の鶏旦、正に初日の出の時刻より自宅から走り始める。ん? 前年まで7年連続で走った「みんなで走ろう!元日マラソン」はどうした? 酉年なので‘三歩歩けば忘れる’、いや、三歩走って忘れよう…今年は「一人で走ろう!元旦マラソン」だ(笑)。ケローナ通りで朝焼けの空を背にしたセイルのモニュメントを見る。朝宮公園を抜けて、ふれあい緑道を進む。歩く人や走る人が多く、新年の気合からだろう、皆速い。私は元朝の陽光を浴びながら緩く走ろう。落合公園で朝陽が水面に映り輝く池の周りを2周してから、来た道を走り戻る。約13.5kmを約1時間33分(信号待ちや撮影時間を含む)。寒過ぎず、風も無く、穏やかに晴れた鶏旦の‘走り初め’は、爽快!
 
 
【鶏の山を走る】
2017年1月2日、いわゆる箱根駅伝(第93回 東京箱根間往復大学駅伝競走)で‘花の2区’を走る關颯人(東海大学1年生)を看視、区間11位は不調? テレビ観戦を続けながら自作の雑煮を食べて、昼過ぎに車で岐阜県の大桑(おおが/1955年に高富町へ合併、現在は山県市の一部)へ。
 トリとめのない走 (7) トリとめのない走 (8) トリとめのない走 (9)
《落城の際に土岐氏が城内の井戸に沈めた家宝の金の鶏が、いまも元旦の朝に鳴くという伝説》(山県市教育委員会 「国取り合戦と金鶏伝説」 現地説明板)がある大桑城跡、つまり金鶏山の別名を持つ古城山へ登ろう。岐阜国体馬術会場跡地の北端に駐車して、スタート! 往路は西回りの旧登山道、椿野の登山口から入る。落ち葉で埋まった登山道は秋山成勲の反則状態、「滑る! 滑る!」の桜庭和志の気分(笑)。緩い上りは緩く走るが、ほとんど歩き登り。伝「岩門」・番所跡を通り、尾根筋で伝「馬場」へ寄り、堅堀・石垣・伝「臺所」・伝「天守臺」を見学しながら進む。
 トリとめのない走 (10) トリとめのない走 (11) トリとめのない走 (12)
金鶏山の頂部に到着。(1988年にヘリコプターで運ばれて)南端に置かれたミニ大桑城(棟高3.3m)を見て笑う。稲葉山(金華山)を望んで「国盗り物語」を想い笑う。すぐ北西にある「大桑城山」二等三角点(標高407.46m)を踏んで、スタートから約35分経過。鶏の城山をとったどぉ~。喫煙一服で少憩。
 トリとめのない走 (13) トリとめのない走 (14) トリとめのない走 (15)
復路は東回りで新登山道、はじかみ林道へ。緩い下りは落ち葉で滑るが構わず「ヒャッホ~」と走る。かと思えば、張ってあるロープが頼りの激下りもアリ、面白い。ん? 尾根筋が切れて道迷い…ガサガサと適当に斜面を下る。何とか登山道に戻り、開通碑がある登山口でトイレに寄ってから、はじかみ林道の舗装路を駆け下る。約1時間37分経過でスタート地点に戻り、フィニッシュ! 寒過ぎず、風も無く、穏やかに晴れた日の山走りは、爽快! 大桑の金鶏山、面白い場所だ…そう想いながら帰った。
 
年明ける前に鳥や鶏を絡めて遊び歩き、年明けた早早に鳥や鶏を絡めて遊び走って新年走走。酉年2017年、取り留めのない想いで走り、取り留めのない走りに想う、だからこそ面白い‘トリとめのない走’だ。
 
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朝熊を駆けよ

ジャンル:スポーツ / テーマ:ジョギング・ランニング / カテゴリ:走の記:日常編 [2016年12月19日 05時30分]
「伊勢へ参らば朝熊をかけよ 朝熊かけねば片参り」と俗謡で唄われているが、私は朝熊(あさま)を訪ねたことがない。「志摩半島トレイルランニングレース」が開催される2016年12月18日、大会を見物がてら朝熊で遊んでみよう!
 
 朝熊を駆けよ (1) 朝熊を駆けよ (2) 朝熊を駆けよ (3)
夜明けたばかりの「であいの広場」に駐車して身支度…ん? ハイドレパックが水漏れで使えない、500mlのペットボトル1本でいく。朝熊岳道の登山口をスタート! 白い息を吐きながら、20余の町石と地蔵をしるべに登る。十町橋から朝熊山鋼索線の軌道跡を見て「フニクリ・フニクラ」を歌いながら進む。
 
 朝熊を駆けよ (4) 朝熊を駆けよ (5) 朝熊を駆けよ (6)
二十二町(約2.4km)の朝熊峠で約41分経過、見晴台から近くに朝熊区を遠くに伊勢湾を見下ろして少憩。合流した宇治岳道、朝の木漏れ陽を浴びながら走る…朝熊を駆けよ! 準備中の大会スタッフと少談してから、勝峰山兜率院金剛證寺(旧くは真言宗、現在は臨済宗南禅寺派)へ。
 
 朝熊を駆けよ (7) 朝熊を駆けよ (8) 朝熊を駆けよ (9)
私以外に人影のない深閑とした金剛證寺を、仁王門、摩尼殿、明星堂、開山堂、雨宝堂と見巡り歩く。連間の池に連珠橋が映る冬の朝を独り占め。奥の院へ走って約1時間15分経過。おちんこ地蔵だの金額別の卒塔婆サンプルだの低俗な寺院営業を笑いながら、喫煙少憩。後付けで‘神宮の鬼門を守る寺’と騙り、中世以来の‘アジール’とは思えない金剛證寺、この俗臭漂う寺を畏れるほど私は無恥ではない。
 
 朝熊を駆けよ (10) 朝熊を駆けよ (11) 朝熊を駆けよ (12)
朝熊山上広苑へ行き、私以外に人影のない閑散とした展望台から伊勢湾や太平洋を望む。雲一つない冬空の下、眺めは美しいが富士山は見えない。散歩道を廻ってから、金剛證寺の伽藍を挟んで反対側にある朝熊経塚群まで駆ける。この史跡を見てから朝熊ヶ岳(標高555m)の山頂へ向か…あ、ここは大会コースだ。
 
 朝熊を駆けよ (13) 朝熊を駆けよ (14) 朝熊を駆けよ (15)
山頂の八大龍王社、つまり「志摩半島トレイルランニングレース」の第3関門&3A(約34km地点)からコースを逆走する。ザレ場に沢渡りに森の道に巻き道、緩いアップダウンを繰り返して下り基調の丸山道を進む。陽が高くなり、風も吹かず、寒過ぎず暑過ぎずの走大会にも日和。歓声を挙げながら山を走る…朝熊を駆けよ!
 
 朝熊を駆けよ (16) 朝熊を駆けよ (17) 朝熊を駆けよ (18)
お、トップの大会走者が来た。ここから「ナイスラン」や「グッジョブ」、走ってくる選手たちを対面に声援しながら進む。山肌を削って殺風景に酷い鳥羽レストパークを経て、丸興山庫蔵寺(真言宗御室派)に着いて約3時間10分経過。本堂正面にある彩之門の石段下に陣取って、喫煙少憩しながら「ファイト~」声援を続ける。お、大会参加の友人Mが来た!
 
 朝熊を駆けよ (19) 朝熊を駆けよ (20) 朝熊を駆けよ (21)
友人Mと談走しながら丸山道を走り戻る。コース案内にトレラン事情に映画話に…これじゃペーサーじゃなくて喋りが煩い併走者だな(笑)。宇治岳道まで戻って別れるつもりだったが、結局に八大龍王社の第3関門まで約1時間20分の共走…朝熊を駆けよ! 3Aから再始動する友人Mを見送って約5時間15分経過。朝熊峠を経て朝熊岳道を走り下り、「であいの広場」に戻って約6時間10分経過、遊び走りをフィニッシュ!
 
 朝熊を駆けよ (22) 朝熊を駆けよ (23) 朝熊を駆けよ (24)
「志摩半島トレイルランニングレース」のフィニッシュ地点である三重県営サンアリーナへ車を移し、駐車場で着替えてから会場へ。お、友人Mは約10分前にフィニッシュしていた、40kmの完走お見事! 談話していると陽が傾き風が吹いてきた。友人Mと別れて、岡本太郎の「であい」を眺めながら会場を去る。「伊勢へ参らば朝熊をかけよ 朝熊かけねば片参り」と俗謡で唄われているが、今の私は「伊勢へ参らず朝熊を駆けた 朝熊駆けたが浅参り」と唄おう。朝熊山での遊び走りは面白かった。だが、朝熊といえば朝熊闘争、朝熊区の部落差別問題を学び遊ぶ‘であい’には足りなかった。だから、‘浅参り’だ。帰途、安濃SA(上り線)で「横丁ラーメン朝熊」の大内山ミルク担々麺を食べながら思う…また訪ねて「朝熊を駆けよ!」。
 
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街を走ろう もみぢ篇

ジャンル:スポーツ / テーマ:ジョギング・ランニング / カテゴリ:走の記:日常編 [2016年11月25日 01時30分]
《時は秋、日は真昼、大気澄み、紅葉色づき、百舌鳴きて、神々そらに知らしめし、すべて世は事もなし。かつてはそういった時代もあったのだ。けれども、いまは、すべてがただ、束の間のうちに過ぎてゆく》と長田弘は言う(「いちばん静かな秋」/『奇跡 ─ミラクル─』 みすず書房:刊)。秋の葉の色づきを確かめながら、自分の足で街へ行こう。街へ走り、街を走ろう
 
 街を走ろうもみぢ (1) 街を走ろうもみぢ (2) 街を走ろうもみぢ (3)
2016年11月20日、昼過ぎに自宅を出て、薄曇りの秋空の下を南南西へ走る。庄内川を水分橋で渡り、矢田川を三階橋で渡り、御用水跡街園の並木道の落ち葉を踏み、名城公園の北園へ。ところどころの紅葉・黄葉を眺めながら園内のジョギングコースを一周(約1.3km)、途中で御深井(おふけ)池を挟んで名古屋城を見る。南へ進み、テレビ塔を見上げながら久屋大通公園の枯れ葉を踏んで駆け抜ける。大須商店街ふれあい広場まで走って、約15kmを約2時間(信号待ちと撮影を含む)の‘街走り’を終了。「やっとかめ文化祭」の演芸を観て、松屋コーヒー本店に寄って、帰路は地下鉄と名鉄電車で。
 
 《日の光が薄柿色に降ってくる 秋の日の午後三時。街の公園のベンチに、
  幼女のような老女が二人、ならんで座って、楽しげに、ラッパを吹く小天
  使みたいに 空に、シャボン玉を飛ばしていた。天までとどけシャボン玉。
  悲しみは窮まるほど明るくなる。秋の空はそのことを教える。》
  (長田弘 「空色の街を歩く」/『奇跡 ─ミラクル─』 みすず書房:刊)
 
 街を走ろうもみぢ (4) 街を走ろうもみぢ (5) 街を走ろうもみぢ (6)
2016年11月23日、昼過ぎに自宅を出て、快晴の秋空の下を南南東へ走る。国道302号線を庄内川大橋を渡り、茶臼前から翠松園の住宅地を北へ駆け抜けて、小幡緑地の本園へ。走行を停止して、ところどころの紅葉・黄葉を眺めながら園内を歩いて散策、途中で緑ヶ池のカモを相手に遊び、芝生広場の老人を相手に話す。
 
 街を走ろうもみぢ (7) 街を走ろうもみぢ (8) 街を走ろうもみぢ (9)
再始動、南へ進み、矢田川を小原橋で渡り、香流川を新屋敷橋で渡り、銀杏並木の落ち葉を踏んで平和が丘を駆け抜ける。星ヶ丘交差点まで走って、約17kmを約2時間20分(信号待ちと撮影を含む。小幡緑地の園内散策は除く)の‘街走り’を終了。星が丘門から東山動植物園へ入る。園内でもみぢ狩り、いや、その前に移動販売車でオムそばを買って噴水ショウを見ながら食べる。
 
 街を走ろうもみぢ (10) 街を走ろうもみぢ (11) 街を走ろうもみぢ (12)
陽が沈んで夜来たり、2013年から始まり今年で4回目となる「紅葉ライトアップ」を初めて観る。夜風に揺れる紅葉は照明で輝いて、妖しく美しい。《一つ一つがおそろしいほど精細なすべての、かけらの、いっさい間然するところがない集合が、秋なのだ。一つ一つのうつくしいかけらがつくる秋のうつくしさ》と長田弘は言う(「いちばん静かな秋」)。だが、街の中の夜の植物園で輝く‘もみぢ’がつくる美しさは、イルミネーション(電飾)のそれと同じで、《いまは、すべてがただ、束の間のうちに過ぎてゆく》間然するところばかりの集合の秋なのだ。帰路は地下鉄と名鉄電車で。
 街を走ろうもみぢ (13) 街を走ろうもみぢ (14) 街を走ろうもみぢ (15)
 
街を走る、ゆえに街あり。人は走る、ゆえに人あり。そういう思いをなくしたくない。街走りを楽しむことができるなら、そういう自分はまだ信じるに足るかもしれない。秋の葉の色づきを確かめながら空を見あげると、気持ちが開けてゆく。そういう秋が街に来ていた。
 
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かいとび伊吹5 残酷暑熱篇

ジャンル:スポーツ / テーマ:ジョギング・ランニング / カテゴリ:走の記:日常編 [2016年08月20日 23時30分]
その日、伊吹山の麓では「山の日」の時よりも気温の推移が摂氏4度も高いようだ。残暑だ、酷熱だ、残酷暑だ。ジャン・コクトー曰く、「ゆっくり急げ。美よりも速く走れ」(Hasten slowly. Run faster than beauty.)。何故ジャン・コクトーか? 残酷暑に似ているじゃん。「ゆっくり急げ。快と美で山を走れ」
 
2016年8月20日
伊吹山登山
 
 かいとび伊吹5 (1) かいとび伊吹5 (2) かいとび伊吹5 (3)
今年5度目の伊吹山へ。トンボが群れ飛ぶ伊吹薬草の里文化センターの駐車場からスタート! 往路は‘かっとび’コース。舗装林道の上りで既にヘロヘロ、何とかジョグし続けて、一合目を約39分で通過。トンボの群れが取り囲んで、かわるがわる目の前で「何ヘロヘロしてんの?」とホバリング…暑いんだよ! 二合目先の夏草は「かっとび伊吹」に備えて刈り取られて進みやすいはずが、炎天に照り返しが増して…暑いんだよ!
 
 かいとび伊吹5 (4) かいとび伊吹5 (5) かいとび伊吹5 (6)
頭上にガスが拡がり陽射しが緩んだ。三合目を約1時間15分で通過。五合目を約1時間36分で通過。もう四囲は真っ白だし涼しい風も時折吹くが、体は焼けたままで冷や汗が吹く。マズいなぁ、中8日で来たのに足馴れどころか、体調はさらに悪い。六合目・七合目・八合目で2分ずつ少憩。尾根に出て、何とか2時間半以内で山頂まで…ん? 遊歩道から来たオバちゃんに登山道の難度を訊かれて延々と応えて…ワァ急げ! 山頂に約2時間29分で到着。
 
 かいとび伊吹5 (7) かいとび伊吹5 (8) かいとび伊吹5 (9)
山頂売店「えびすや」へ「ただいま~」、凍りチューペットもらって、苺ソフトクリームとCCレモン買って、超甘い和菓子もらって、全部たいらげながら煙草も吸いつつ常連ジイさんたちと歓談。汗も引いたし、「じゃあまた」。復路は‘登山道’コース。今般は渋滞ないが再び晴れてきて…暑いんだよ! ポコポコ走り下っていたら、腹が下りそう。三合目のトイレで2回籠って、ダラダラ歩く。一合目のトイレにも籠って、フラフラ歩く。腹の具合は回復したが…暑いんだよ! 伊吹薬草の里文化センターに約1時間55分で戻った…なんて日だ!(笑)
 
 かいとび伊吹5 (10)
薬草風呂と水浴びを交互に繰り返していると、疲れた体に心地好い何かが沁みていく。残暑に酷熱の登山、道程は急ぎきれなかったし快いばかりではなかったが、やっぱり伊吹山には快も美もある。「ゆっくり急げ。美よりも速く走れ」は、私の伊吹山登山でもできるのだろうか?…休憩室で伊吹コーヒー牛乳を飲みながら考えていた。
 
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かいとび伊吹4 山の日叛逆篇

ジャンル:スポーツ / テーマ:ジョギング・ランニング / カテゴリ:走の記:日常編 [2016年08月12日 01時30分]
「山の日」が8月11日であることに納得しない。「山の日」制定の動きは、「‘海の日’があるのに‘山の日’がないのはおかしい」という極めて稚拙な理由で始まった。当初、国民の祝日がない6月の第1日曜日が提案された。制定の主導が政治屋どもに移されると、休日の増加に反対する勢力に屈して8月12日が候補となった。だが、日本航空123便墜落事故(1985年)の日に重なるのは心象が悪いという浅慮に拠って、「山の日」は意味なく8月11日にされた。そして、不快で醜い「山の日」がやってきた。納得できないから無視するか? いや、快くて美しい伊吹山を登ろう!
 
2016年8月11日
伊吹山登山
 
 かいとび伊吹4 (1) かいとび伊吹4 (2) かいとび伊吹4 (3)
今年4度目の伊吹山へ。伊吹薬草の里文化センターの駐車場からスタート! 上る往路は毎度の‘かっとび’コース。…ん? 頭上に「祝リオ五輪出場女子ホッケー西村綾加さん」の横断幕、あぁ上野の出身なんだ。一合目を約39分で通過。トンボに誘導されながら草道を進むと、足下からチョウが舞いバッタが跳ねる。三合目を約1時間15分で通過。
 
 かいとび伊吹4 (4) かいとび伊吹4 (5) かいとび伊吹4 (6)
…ん? 四合目の林道入口に鎖が張られている。これを跨いで進んで、五合目を約1時間35分で通過。…ん? 登山道の両脇にロープが張られている。「むぅ、これみよがしの時季にやっつけの対処は美しくないなぁ」などと呟いていると、暑熱にやられてヘロヘロ。
 
 かいとび伊吹4 (7) かいとび伊吹4 (8) かいとび伊吹4 (9)
ノロノロと登っていると、琵琶湖の上だけに低い雲が見える。七合目の先でもう2時間を経過、ここで5分少憩。それでも足はヨレヨレ、八合目でも5分少憩。尾根に出ても一歩も走れず、山頂に約2時間35分で到着。山頂売店「えびすや」へ「ただいま~」、苺ソフトクリームも食べ、凍りチューペットもいただく。
 
 かいとび伊吹4 (10) かいとび伊吹4 (11) かいとび伊吹4 (12)
山頂から四囲を眺め、三角点を踏み、久しぶりに遊歩道(山頂登山道)を廻って花畑を観る。東側から山頂駐車場へ下りて、トイレに寄って、西側を上る、約46分で周回。
 
〔伊吹山頂界隈の花畑〕
 かいとび伊吹4 (13) かいとび伊吹4 (14) かいとび伊吹4 (15)
 かいとび伊吹4 (16) かいとび伊吹4 (17) かいとび伊吹4 (18)
 かいとび伊吹4 (19) かいとび伊吹4 (20) かいとび伊吹4 (21)
 
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再び「えびすや」へ「ただいま~」、ビールをゴクゴクプハァ、タバコをプカプカプハァ。下山開始。酔いは薄いハズだが、足のヨレヨレは治らない。下る復路は毎度の‘登山道’コース。今日は走らずに歩いて戻ろう。五合目で大きなカラスに「アホゥ」と言われ、三合目から一合目まではトンボに付き添われて進む。一合目のトイレと0合目の神社で水かぶり。伊吹薬草の里文化センターに約1時間50分で戻った。
 
 かいとび伊吹4 (25) かいとび伊吹4 (26) かいとび伊吹4 (27)
薬草の湯で汗を流して、《祝!「山の日」制定記念イベント》を何故だか謳う芝生広場のビアガーデンを休憩室の窓から眺めながら伊吹牛乳を飲んでクールダウン。帰宅後は、具に茸を山のように積んだスパゲッティを作って食べる。だって、今年から8月11日は「きのこの山の日」でもあるのだから(こちらの制定には納得している)。…ん? そういうことじゃない?(笑) 今般の「かいとび伊吹」は、「山の日」に対する‘叛逆の登山’だった。炎天下ではあったが僅かに秋の気配もした伊吹山の‘快と美’、コレで好い。
 
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kisanjin

Author:kisanjin
鳥目散 帰山人
(とりめちる きさんじん)

無類の珈琲狂にて
名もカフェインより号す。
沈黙を破り
漫々と世を語らん。
ご笑読あれ。

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