CLCJ

ジャンル:グルメ / テーマ:コーヒー / カテゴリ:日本珈琲狂会 [2010年02月06日 00時01分]
2010年2月6日、「日本珈琲狂会」創設の宣言。

 本会を「日本珈琲狂会」
 または‘Coffee Lunatic Club of Japan’と称し、
 略称を‘CLCJ’とする。


 [主宰者メッセージ]

 日本珈琲狂会は、コーヒーを「広く」「深く」探求し嗜好し耽溺する
 珈琲狂が集い、「旨い」「楽しい」コーヒーの世界を追究する、
 ただそれだけを目的とする会である。

 1.日本珈琲狂会は、コーヒー愛好者参集の下に、
   コーヒーを学術的に探求したりしなかったり、
   総合的にかつ体系的にとりまとめたりとりまとめなかったり、
   研究成果を公表したりしなかったりして、
   コーヒー文化の発展に寄与できるか否かを問わず、
   さまざまな活動を展開していきたい、と考えている。
   (「日本コーヒー文化学会」会則を参考にした)

 2.日本珈琲狂会は、コーヒーの香味の維持向上を図り、
   並びに加工製造技術の研究開発及び論議の昇華を推進し、
   国際的なコーヒー関連事業に適当に協力しつつ
   国内コーヒーの消費振興に適当に努めることにより、
   国内コーヒー関連業界の健全な発展を図りたいが、
   何をして健全なのかもよくわからないので、
   国民食生活の向上発展に寄与することはない、と思っている。
   (社団法人「全日本コーヒー協会」定款を参考にした)

 3.日本珈琲狂会は、スペシャルティコーヒーに対する
   日本の消費者および世界のコーヒー生産者の認識を高め
   理解を深めたいが、おこがましいので気が引ける。
   コーヒーの栽培からカップのコーヒーさらには排泄や残滓に
   至るまでの体系的知識や技術の普及、啓蒙を図り、
   論議増大を目指す。
   また、これにより日本の「コーヒー文化」のさらなる醸成
   あるいは自虐、世界のスペシャルティコーヒー運動への貢献
   あるいは否定、およびコーヒー生産国の自然環境や
   生活レベルの向上を図ることあるいは傍観することを、
   活動の一部構想とする。
   (有限責任中間法人「日本スペシャルティコーヒー協会」基本構想
    を参考にした)

 4.日本珈琲狂会は、コーヒーの生産、加工、流通、普及及び
   消費に関わる個人及び企業その他の団体に対して、
   サスティナブルコーヒーについての認知向上及びサスティナブル
   コーヒーの普及奨励に関する事業を客観的に捉え、
   コーヒーのサプライチェーン並びにこれと接点を有する自然環境、
   社会及び経済のサスティナビリティ(持続可能性)の維持及び
   向上に寄与することの行く末を見極めることも目的とする。
   (「日本サステイナブルコーヒー協会」会則を参考にした)


 [主宰の鳥目散 帰山人に聞く!]

 Q:どうして「日本珈琲狂会」を創設したのですか?
 A:何となく。たぶん齢を重ねて自己顕示欲が溢れたのかも・・・

 Q:もう少し積極的な説明ができませんか?
 A:あー、既存のコーヒー関係の有名団体はだね、
   「素人を見下す」とか「知ったかぶりのクセにすぐ逃げる」とか
   「文化を唱えて本意は営利」とか「事勿れ主義や事大主義」とか
   「反対意見を煙たがる」とか・・・
   えっ?もうイイの?だって説明しろって言ったじゃん!

 Q:チャランポランな割に理屈っぽいって言われませんか?
 A:否定できないなぁ。性分だからって開き直らせてよ。

 Q:どうして2月6日に創設宣言したのですか?
 A:あ、それは私の誕生日であり婚姻記念日でもあるから。

 Q:ずいぶん個人的かつ身勝手な話ですね?
 A:だって、私的な発足だもの。いいじゃん!覚えやすくて・・・

 Q:入会規約や会則はあるんですか?
 A:ありません。珈琲狂なら誰でもOK。珈琲狂じゃなくてもOK。

 Q:他にキマリ事は作らないんですか?
 A:うーん、その都度作っていくわ。
   強いて言えば、狂会を「商い」の場にするのはご遠慮願おうかと
   ・・・私が得する場合はそれも除外するかもしれませんが。

 Q:どんな活動を考えてますか?
 A:何も・・・。珈琲狂対談とかしてみたいねぇ。
   他にも企画やアイディアを募ってます。

 Q:主宰から一言どうぞ?
 A:目下は大坊勝次氏が入会を希望されました。
   えー、入りたい人コメントください。
   それから、新しい主宰をやりたい方は申し出てください・・・
   
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走に刮眼せよ

ジャンル:スポーツ / テーマ:ランニング / カテゴリ:走の記:日常編 [2010年02月01日 06時00分]
2010年1月31日にはカツガンすべき2つの走大会が行われた。


「2010大阪国際女子マラソン大会」

野尻あずさ、コーヒー生豆をハンドピックしながらのんびりTV観戦
していた私が思わず手を止めて見入った選手である。

野尻選手のフォームは肩ごと上半身が左右前後の全てに大きく揺れ、
前半のトップ集団の中でも異様な走り方で独り目立っていた。
後半は気持ちに足がついてこない状態で失速し、フラフラで8位ゴール、
フィニッシュ直後は雨濡れのトラックに仰向けに転がり込み、そのまま
車椅子に乗せられて医務室行きになったらしいが、ナイスファイト!

途中の中継解説で有森裕子氏が「もう少し真ん中に足を着地すれば」と
言っていたが、現在の野尻選手の走り方は完全な二軸走法である。
肩や胸が脚部の振出し側とは逆に大きく回旋して前進力を減衰させて
いることは間違いないが、よく観察すると腰から下は綺麗に動いている。
足を後ろへ蹴り出すタイプではないので、いわば「下だけナンバ」状態。
クロカンスキーから転向したそうで、加速すると二軸間が離れるわけだ。

これは山走りトレラン向きだなぁ、と思いながら観戦後に戦歴を確認、
2003年から「富士登山競争」女子の部を3連覇!恐れ入りました。
メチャクチャなフォームのようでも野性味溢れる二軸走法まで矯正(?)
しないで、豪快なナンバ快走に進化してほしい、と勝手に願っている。


「Tough Guy 2010 」

毎年1月最終日曜日にイングランドのウルヴァーハンプトン近くで
行われる「精神でも肉体(的苦痛)でも最も危ない耐久走」第24回大会。
12.9Kmのコースには泥沼・燃えさかる大地・有刺鉄線・凍結した池・
綱渡り・吊渡りなど21種類の障害が待ち構え、身体一つで走り進む。
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今回も約4600人が参加し、600人が低体温・骨折・脱臼などで脱落。
毎年あきれ果てるべき「おバカ走大会」としてニュースになっているが、
その徹底と気骨の振りがいかにもイングランドらしくて面白いし趣深い。
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あぁ出場できたらいいなぁ、私が挑戦したい海外大会の一つである。
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荒んだ演芸

ジャンル:スポーツ / テーマ:大相撲 / カテゴリ:あ・論廻 [2010年01月31日 07時00分]
私はそもそも好角家ではない。また相撲の中でも「大相撲」は、
神事に由来して日本相撲協会が主催する演芸興行であり、
およそ「スポーツ」でも「国技」でも無いと考えているので、
秩序や清浄を強く求める巷の改革論に違和感を感じてもいる。

だが史上最悪の横審委員「内舘牧子」が、2010年1月25日を
もって委員を退任したことは、角界に関して待ちに待った朗報。
横綱審議委員会とは日本相撲協会理事長の諮問機関で、文字通り
「理事長からの諮問により力士の横綱昇進を審議すること」が役務で、
この役務を曲解し越権した言動を繰り返した内舘牧子は最悪の存在。
内舘は横審委員に就任後、東北大学大学院の人間科学専攻修士課程に
入学し「神事としてみた相撲」を研究テーマに宗教学を修めている。
当然に宗教的儀式としての相撲の歴史と伝統に造詣があるはずで、
「大相撲には相撲道の精神がある。それを無視した朝青龍とビシッと
した態度を取らない師匠がいるから…」という意見はもっともである。
しかし「私は鬼のように怒らなきゃならなかった」という発言は、
内舘の無知蒙昧ぶりを超えてバカ丸出しとしか言いようが無い。

内舘は最後の横審出席後に記者会見で「これだけ狼藉をはたらいて
いるのだから、もう引退しているのよ。一般社会ならとっくにクビ」
と朝青龍を批判したようだが、狼藉をはたらいていたのは自分で
とっくにクビになるべき存在が自身であるという自覚が無いらしい。
日本のマスコミも宗教的儀式としての相撲の歴史と伝統に則り、
内舘の「大相撲」に関する罪を徹底追究するべきところなのだが、
この程度の道理が補正できぬ状況では演芸興行に口を出す資格無し。

加えて言えば、朝青龍の泥酔暴行問題に関しても、あくまでも
「演芸興行団体所属のプロ芸人の行為として」是非を問うという
見地が世間に見られない。「相撲に勝って勝負に負ける」どころか
「相撲も荒(すさ)み道理も荒(すさ)ぶ」内舘的白痴化には痛恨の思い。
まあ、原論無き荒んだ浮世話は、基地移設もJAL再建も雇用対策も
全て同様の課題を抱えているので、相撲なぞ元来語る価値も無いか?
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タイムパラドックス

ジャンル:グルメ / テーマ:コーヒー / カテゴリ:珈琲の記:2010 [2010年01月28日 00時30分]
『珈琲時間』
TAISEI MOOK(大誠社)
Vol.01 2008年11月発行
Vol.02 2009年4月発行
Vol.03 2009年12月発行

この雑誌(ムック)を発行する大誠社は誠晃印刷の子会社・出版部門に相当、
コーヒー関係の雑誌を世に出す出版社としてはかなり毛色が変っている。
そのためか、雑誌の中身や仕立ても一風変った感じで、洗練や高踏と離れ
野暮ったさが臭う、けれど何となく憎めない温かみがある、今のところは。

Vol.01からして唸らされた。珈琲の鉄人と称して鈴木誉志男(サザ)・
宮越陽一(宮越屋)・堀口俊英(HORIGUCHI)の3人を巻頭に並べた気合、
後段にコーヒーを語る著名人として藤岡弘、・工藤夕貴を持ってくる感覚、
間にはスイーツ番長こと清水好夫まで登場させる、この熱気と掟破り感。

Vol.02の発刊は前巻での予告2009年1月中旬がずれて春4月。
で、著名人シリーズは(柴田や旭屋ではあり得ない)大西賢示=はるな愛!
早くもかなり怪しい雰囲気になってきたところで、次号予告は「癒しの空間で
珈琲と戯れる」特集に夏を意識したカフェ記事満載で6月下旬発売である。

Vol.03がなかなか出ない、夏が過ぎ秋が過ぎ冬が来て…やっと出た。
巻頭特集「焙煎師という名の仕事」って予告と全然違う!当然夏カフェ無し!
著名人シリーズも無くなっている!大丈夫かっ?大丈夫なのである。当初の
掟破り感は失われない証拠に、次号特集は春を意識したアウトドアコーヒー、
2010年3月下旬発売予定だ!大丈夫かっ?大丈夫…だと思う、思いたい。

昨今はコーヒー関係のムックが濫発されているが、この『珈琲時間』ほど
誌名に反して時間に横着かつ雑把なモノは無い。コーヒーカップを片手に
ゆっくり時間を過ごすどころか、ハラハラドキドキの珈琲サスペンス雑誌だ。


『珈琲時間』
豊田徹也 アフタヌーンKC(講談社)

新刊コミックを読まなくなってかなり久しいので、当然この漫画家も未見。
「コーヒーをモチーフにした芳醇な短編集」という謳いに乗って入手した。

扉を開いて読み始めた瞬間に「これは少なくともハズレじゃ無い」確信、
吉田秋生と谷口ジローという好みの漫画家を足して割った感じの画だから、
ちょっと大友克洋を意識したような構図もあるし…みんな古いところだが。
いかにも現代的な淡白さがあるストーリー展開だが、物語としての局所的な
仕掛けは昭和世代の臭いがする…肝心の「コーヒー」の扱いも保守的だし。

第13話「田中ブックカフェ」の「あちゃー もう粉おしまいだったか……」
に続く「ポールニューマンも深町丈太郎もこうやった」は俗だが泣けてくる。
『動く標的』のニューマン(ルー・ハーパー)から43年、『新事件屋稼業・2』
「愛は世界をほろぼす」の深町丈太郎から24年、ここで出がらしを出すか!
作中で「セカンドドリップ」と弁明させるあたりが今風の軟派な感じである。

これだけ作為的に語りも描写も自作他作に繋いでおきながら、陳腐にならない
力量は、なかなかのものである。コーヒーカップを片手にゆっくり時間を
過ごすどころか、ハラハラドキドキの珈琲ノスタルジアコミックだった。
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トラの寒中見舞

ジャンル:グルメ / テーマ:コーヒー / カテゴリ:珈琲の記:2010 [2010年01月26日 01時00分]
私の妄想がまた頭の中から飛び出して寒中見舞いを申し上げる。

 みたびコンニチハ、僕はスマトラ虎(トラ)です。
 「トラの暑中見舞」 http://kisanjin.blog73.fc2.com/blog-entry-140.html
 「トラの新春賀詞」 http://kisanjin.blog73.fc2.com/blog-entry-192.html
 寅年だからスマ「トラ」とか「トラ」ジャとかクダラナイ駄洒落を使うのは
 帰山人だけと思いきや、日本のスターバックスまで「エイジド スマトラ」を
 特別販売して新年を祝ったようで、僕としては嬉しい様な悲しい様な…
 スタバ エイジドスマトラ   スタバ スマトラ
 スタバ寅年仕様では売り豆の袋やそれを容れたゴールド缶にも使われた
 「エイジド スマトラ」を示す虎顔マーク、僕はなかなか気に入ってます。
 僕たちスマトラ虎は、他の亜種トラよりも頬毛が毛深くて長く伸びています。
 スタバのマークは僕たちの特徴をよく捉えていてなかなかヨロシイ感じです。
 さらに寅年記念のタンブラーにある虎縞ですが、こちらも縞が2本ずつ束に
 なっているスマトラ虎特有の形質をうまく掴んでいてなかなかヨロシイです。

 もっとも帰山人は「エイジドのマークは立派だが、通常のスマトラのマークも
 顔のデフォルメは許すとしても縞の特徴はまるでダメだな」なんて、相も
 変わらぬ酷い評を吐いていましたがね。さらにこの「エイジド スマトラ」、
 スタバは「熟成に適した熱帯気候の中で保管し5年かけて熟成させた」と
 謳って都度に高価格で販売してますが、帰山人は「熟成させたとは聞こえが
 良いが、買い付け残りのオールドクロップなんじゃないの」と(意地の悪い)
 疑いの独り言をつぶやいていましたがね。

 えっ?肝心の味はどうなんだって?虎の僕としてはノーコメントですよ。
 縞模様の数が多くて明瞭に黒々と幅広いスマトラ虎の特徴のように、
 リントン地区のスマトラコーヒーは複雑だけどしっかりしたコクが持ち味。
 でも販売する度に巷の「コク無しサッパリ」評が増えていくのには、
 帰山人の底意地の悪い疑いに対しても一概に否定できない僕なのです。

 野生スマトラ虎の親子   野生スマトラ虎の子供
 話は変わりますが、昨年スマトラ島の森林で絶滅が危惧されている僕の仲間、
 野生スマトラ虎の母子の撮影に成功した、と世界自然保護基金(WWF)が
 今年1月7日に発表しました。WWFジャパンは僕たちの生息地森林の
 保護を改めて訴え、保護活動に必要な寄付を呼びかけているそうです。

 でも金持ちの人間の中には、僕たちを闇取引でも手に入れ富の証しにする者が
 けっこういるようですね。こうした状況に対して1月21日には、僕の国の
 林業省が保護施設で生まれたスマトラ虎を高額な保証金と引き換えに飼育する
 貸与制度を年内にも実施したい、と発表しました。これって、絶滅危惧種の
 里親制度?それとも身勝手な人間のペットになれってこと?…何だかなぁ。

妄想とはいえスマトラ虎が「何だかなぁ」というのもわかる気がしている。
闇取引を減らすために苦肉の策を打ち出したインドネシア政府、
これに反発して生息環境の保護優先を訴える動物保護団体、
しかしスマトラ虎はどちらのものでもないのである。

先般1月6日のマスコミ報道によれば、メキシコ政府がUSAスターバックスに、
同社のコーヒーマグカップに使われているアステカ模様を知的財産権の侵害とし、
著作権使用料の支払いを求めた、とのこと。しかし問題となった意匠、
アステカ族のカレンダーストーンやテオティワカン遺跡にある月のピラミッドは、
当然にスターバックスのものではないが、メキシコ政府のものでもないのでは?
いずこもお寒い話で…何だかなぁ。
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kisanjin

Author:kisanjin
鳥目散 帰山人
(とりめちる きさんじん)

無類の珈琲狂にて
名もカフェインより号す。
沈黙を破り
漫々と世を語らん。
ご笑読あれ。

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